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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
サジ投げに続き、賽も投げんとばかり・・・
こんばんはです。

昨夜は騒ぎの発端となった金利上昇アレルギーに関わるFOMCが開催され
FRB議長就任後初となるパウエルナイト(会見)も開催されましたが、
相変わらずキャラの薄い退屈なおじさん・・・というのは置いといて、
FOMCでは予定通りに追加利上げへと動き、
親分トランプマンの減税効果もあるということで経済見通しも引き上げ、
米景気は堅調でっせ!と言いながら、
親分トランプマンの輸入関税措置(貿易戦争)の影響については、
加味してまへん・・・わかりまへん・・・と言っており、
さらに足元で物価が低迷していた原因や物価目標2%の無視については
相変わらず語られないまま、物価見通しとFOMCメンバーの金利見通しは
シレっと僅かながら引き上げております・・・

脳みそ筋肉ゴリラな私は理解不能ですが、現時点で簡単に言うのであれば、
トランプマンのパワハラ貿易戦争の悪影響さえ無ければ、
物価を含む米景気は、足元だけでなく先行きも堅調やから、
シレっと引き上げた利上げ姿勢(金利見通し)も正しいんやで!
だから金利が上昇してもアレルギーは起きまへん!
と言っているのでしょうけど、市場では旬のネタである貿易戦争について
影響は加味してないとか、わからんとは言われると、
昨夜のFOMCだけでは消化難にならざるを得ないといったところです。

そんな脳みそ筋肉ゴリラの見方はともかく、市場の動きが正解であるならば
昨夜の米国市場では、パウエルFRBの見通しに反するかのように?
織り込み済みかのように?米長短金利は低下(債券買い)、ドル安となり、
それに対して米株式市場が株売り・債券買いのベタなリスクオフとはならず
昨年9月以降のような適温相場とも言える株高となりましたが、
ペラペラの薄商いの小幅高で終えているので、
少なくとも金利上昇アレルギーを克服したとも言える米長短金利上昇、
ドル高、米株高という健全なグレートローテーションの動きではなく、
かと言って適温相場リターンズ!とまでも言えず、
これでドル高へ転じたりするとリスクオフが加速しそうなオイニーですが、
昨夜と現時点の動きでは消化難と言わざるを得ず、
中東リスクとドル安による原油高が下支えしている程度でおました。
(昨夜は英欧株も薄商いでおました)

とにかく金利をサジ加減で決めるパウエルおじさんが、
無責任にも影響はわかりまへんとサジを投げた旬ネタの輸入関税については
賽は投げられたかのように今夜の25時30分にトランプマンが、
本丸の中国に対する措置の大統領覚書に署名し、
明日はそもそもの輸入制限措置が発動されますので、
対抗措置を用意していると言われる中国と欧州の応戦も含め、
せめてこれらの内容が明確にならないことには消化難のままであり、
現時点では貿易戦争が激化するのではという懸念が燻ったままでおます。

何やら先ほど、中国は内容を明確にしてないものの、
目には目をとばかりに受けて立つぞ!との姿勢を表明したようで、
市場は少々荒れ気味にはなっております。
今夜と明日にはEU首脳会議も開催され、ブレグジット協議がメインながら
恐らく貿易戦争も議題になるでしょうから、中国に続いて欧州からも
トランプマン関税に対する報復措置が出てくる可能性はあります。
(明日は再選挙リスクもある伊議会の招集日でもあります)

そしてすっかり忘れられておりますが、明日には米つなぎ予算の期限を迎え
合意しなければ再び政府閉鎖へと陥り、債務上限引き上げも危うくなり、
格下げ懸念とまさかのデフォルト懸念も台頭する可能性があるだけでなく
(足元でLIBORが上昇しているのも不気味ではあります)
合意できないことで議会運営困難化懸念までが台頭すれば、
景気の先行きの裏付けとなるインフラ投資政策の不成立懸念も台頭し、
業績見通しにも影響することになるので、
景気の先行きへの影響懸念としては、貿易戦争の激化だけでなく、
インフラ投資の行方も重要なだけに、つなぎ予算協議は要注意です。

さらにフェイスブック騒動は、ザッカーバーグが反省したからなのか、
昨夜はフェイスブックとSNS関連銘柄が反発となりましたが、
反省だけで騒動自体は解決しておらず、証人喚問が行われる可能性もあり、
ロシアゲート疑惑も深まる可能性もあります。
そしていかんせんFBの図体がデカイだけでなく、
ITやハイテクセクターにまで影響が拡大すると、
セクター自体の図体もデカいだけに、騒動の顛末は要注意でおます。

以上の通り、金利をサジ加減でいじくるパウエルおじさんが、
賽が投げられそうな貿易戦争の影響についてサジを投げてしまったことで、
そもそもの金利上昇アレルギーの病を克服することが出来ず、
(強めた金融引締め姿勢の説得力も欠けたまま)
まずは貿易戦争の顛末を見極めざるを得ない状況であり、
さらに米つなぎ予算動向とFB騒動の顛末への警戒感も燻ったままなので
結果的に景気と業績の先行き懸念も燻っていると言えます。

そして我が国ついては、国内政治リスクは燻ったままであり、
少なくとも27日の証人喚問までは燻りが続くでしょうし、
それまで落ち着いていたとしても国内独自の好材料は、
先行きではなく足元の景気と業績が堅調なこと以外は見当たらず、
肝心の先行きの国内景気と業績見通しや足元の需給環境についても、
米国を始め海の向こう次第という状況が続くだけです。

従って本日の動きについても、昨夜の米国を始め海の向こうが、
薄商いの消化難ながら荒れることもなかったことでの買戻し、
はたまた謎のGPIF買い観測や配当物色?とかで株高となり、
海の売向こうとは違って商いもそこそこ伴っておりましたが、
「継続は力なり」ですから、本日だけでは楽観できず、
相変わらず空売り比率は高水準であり、
肝心の外国人が買いに転じたと言うには程遠いので、
先に述べた海の向こうのリスクと市場が落ち着くだけでなく、
今夜から明日のリスクに関わるイベントを無事に通過すると共に、
外国人が日本株買いへと転じたと明確にわかるまでは、
慎重姿勢を継続しておきましょう。

私としては連日のように書いている通り、
恐らくドル高(円最強高)版のリスクオフになると見ておりますが、
脳みそ筋肉ゴリラ予想とはならず、健全なグレートローテーションとか、
適温相場リターンズといったポジティブシナリオになるにしても、
週明けから参戦するくらいのスタンスでいいでしょうから、
明日はどの動きになっていようとも、くれぐれも慎重に動きましょう。
明晩には先に述べた大クセヤマ場イベントも控えてますからね。

新興市場は現時点でも主力大型株の代替市場として、
資金流入している状況(地合い)とは言えず、
先に述べた国内外のリスクが火を噴くようだと、
新興市場は関係ないとも言ってられないですし、
金利が上昇したとしても新興市場には重石になりますので、
明日は局地的に資金の集まっているテーマ株やIPO以外は、
主力大型株と同様、くれぐれも慎重に動きましょう。

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