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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今夜の大ヤマ場と23日の大クセヤマ場を見据え
こんにちはです。

昨夜も米国市場は我が国と同様、薄商いの貧弱相場が続いておりましたが
動きとしては米長短金利上昇、ドル高、原油高、金玉安、
米株高、VIX低下となり、金利上昇アレルギーを克服したかのように、
健全なグレートローテーション(トランプラリー)な動きで終えており、
欧州市場も英欧長期金利上昇、南欧長期金利低下、ユーロ安、
薄商いながら英欧株高と健全&都合の良い動きで終えております。

そして国内の政治リスクさえ警戒(材料視)されなければ、
米国(特に米株)と海の向こう次第の円と日本株は、
以上の通り、昨夜の米国と海の向こうの動きが健全&落ち着いていたことで
対ユーロ以外では円安となり、シカゴ日経平均先物も堅調に終え、
現在も同様の動きを維持して推移しております(海の向こうも)。

以上の通り、薄商いでアテにならないだけでなく、
今夜はFOMCを控えてることからも、ノイズ程度に見ておくべきですが、
動きだけを見れば、現在燻っているあれやこれやのリスクは、
感じさせない動きではあります。

ちなみにあれやこれやのリスクと言うのは以下の通りです。
(「足元」の国内外の物価以外の景気と企業業績は堅調です)

 ①今夜のFOMCを前にそもそもの騒ぎの発端である金利上昇アレルギー
  (米国を追随するような英欧日の金融引締めリスクも)
 ②23日に発動予定の米輸入関税措置による世界的な貿易戦争激化懸念
 ③すっかり忘れられている?23日期限の米つなぎ予算協議紛糾懸念
 ④③次第でもあるインフラ投資を含むトランプマン政策の実現困難懸念
 ⑤①-④次第で台頭する物価を含む米景気と企業業績の「先行き」懸念
 ⑥トランプ学園内の露ゲート疑惑を始め学級崩壊懸念(支持率は上昇中)
 ⑦FBショックの影響懸念(主役のFBを始めSNS関連株は続落中)
 ⑧中東地政学リスク(足元の原油高の口実にはなっている)、
 ⑨欧州政治リスク(22-23日EU首脳会議、23日は伊議会招集)
 ⑩中国リスク(全人代閉幕を経て落ち着いている)
 ⑪カリアゲマンリスク(落ち着いている)
 ⑫国内政治リスク、①-⑩も含めた国内景気と企業業績の「先行き」懸念
 ⑬継続している外国人による日本株売り、
  海の向こうの巻き戻し余地が大きい需給環境

といったところなので、まずは①のリスクに関わる今夜のFOMCを経て
昨夜のような金利上昇アレルギーを克服したような動きが加速し、
米金利、ドル、米株(VIXも)、原油共に、
アレルギー反応で悲鳴を上げた2月の水準を商いを伴って超え、
健全なグレートローテーション(トランプラリー)へと移行するのか?
それともFOMCきっかけに米長期金利が低下し(ドル安、円最弱安)
昨年9月以降のような適温相場と称した株高(日米欧)が再燃するのか?
というのがポジティブシナリオでの焦点です。

現時点ではダウとSP500は2月の水準には届いておらず、
ナスダックと原油、米長期金利とドルはほぼ2月の水準近辺、
米短期&2年金利は2月の水準を超えております。
今夜のFOMCの結果(FRBの姿勢)次第では、
当然ながら分水嶺が2月の水準よりも上がる可能性はありますが
ひとまず2月の水準が目先の分水嶺ということです。

ネガティブシナリオの焦点は、2月のようにアレルギー反応が再発し、
悲鳴と共に米長期金利だけでなく短期金利も低下に転じ(債券買い)、
それを好感した米株高ではなく、ベタなリスクオフである
債券買い(金利低下)株売り(油売り)となり、
ドルについては、本来ならばドル安(円高)となりますが、
需給的な巻き戻し要素が強くなるならばドル高(円最強高)となることです

最悪のネガティブシナリオとしては、
現状を顧みないドSなムチ打ち金融引締め姿勢だと捉えられ、
米短期金利急騰(長期金利も上昇)ドル高が加速する一方で、
米株が悲鳴を上げることになり(原油も新興国も)
FRBの舵取り失敗や!債券(中銀)バブル崩壊や!と言われることです。
さらに貿易戦争懸念に米財政悪化懸念までがトッピングされ、
米長短金利上昇(債券安)ドル安、米株安(原油安も)
というトリプル安に陥ることです。

ちなみに日本は、いずれのポジティブシナリオになっても円安・株高、
いずれのネガティブシナリオになっても円高・株安ですが、
国内政治リスクにより、まさかのアベノミクス終焉となれば、
海の向こうもへったくれも無く、日本だけが沈没するでしょうし、
可能性は極めて薄いですがまさかのトリプル安も有り得ます。

以上の通り、そもそもの金利上昇アレルギーに直結する大ヤマ場である
今夜のFOMCをきっかけに、
いずれかのポジティブシナリオになったとしても、
現在も燻っているあれやこれやのリスクがテンコ盛りであり、
現在進行中のFBショック、それ次第では再燃しそうなロシアゲート疑惑、
そして米輸入関税発動日とつなぎ予算の期限、ついでにEU首脳会議、
伊議会招集というクセのある政治イベントが23日に控えているので、
これらのリスクが解決もしくは織り込みとならない限り、
海の向こうは遅かれ(23日以降)早かれ(今夜以降)
需給の巻き戻し要素も加わったドル高版のリスクオフになると見ております

国内は政治リスクが拡大しなければ(27日の証人喚問まで?)、
海の向こう次第ですが、何より外国人次第というのも現実なので、
問答無用なゴリラ商いでの日本株高が続くような事態にならない限り、
まずが外国人が日本買いに転じたと確認できるまでは・・・
かといって週に一度の主体別売買動向を確認していたら遅いとも言えるので
(最新は23日に発表されます)
せめて高水準が続いている空売り比率が40%を下回る状況が続くか、
裁定買い残の増加が続くか、外国人大好物銘柄の物色が続くまでは、
少なくとも23日までは、慎重に構えておくのが無難でおます。

結果的に外国人売りは7.8兆円で一巡やった!彼岸底やった!
期末配当物色や!トリプルボトムやった!200日線で反発やった!
という展開になったしても御縁が無かったというくらいで見ておきましょう

なにやら輸入制限措置は限定的なものになりそうなオイニーも漂っていたり
身内(共和党)から伝家の宝刀である司法を通した差止請求も出ており、
入国制限措置と同様の顛末になるオイニーも漂っていたりするので、
他のリスクが大きくならなければ、ポジティブシナリオも有り得ますが、
とりあえず国内目線では外国人買いと商いでおます。

新興市場については、繰り返し書いている通り、
現在は主力大型株の代わりとして資金流入という地合いではなく、
そもそも金利上昇となれば、米IT、ハイテクと同様、重石になりますので
新興市場は以上の様な国内外の環境を無視するわけにもいかないです。
従って国内外の環境が落ち着くまでは、
資金が集中・継続しているテーマ銘柄等以外は、慎重に構えておきましょう

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