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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
緊張感も無く、本気の売り買いも無く
こんばんはです。

昨夜はトランプマンのツイッターでのティラー損切りが炸裂・・・
せめてDMにしてやれよと同情したくなるのは置いといて、
大統領選に当選したことをトランプマン自身と家族が最も驚き、
パニックに近い状態だったと損切りされたバノンが言ってましたが、
未だに側近の損切りラッシュが続いていることからも、
政治信念とか政策が一致した人材を入念に精査して、
事前に確保出来てなかったからこそ、蓋を開けてみたら、
政治信念も政策も一致してないとか、思ってた人材と違うとか、
求めていた能力と違うと気付き、損切りラッシュを招いているのかと・・
好意的に見てみたり(笑)

当然ながら、トランプマン自身に問題があるとか、
裸の王様の可能性も大いに有り得ますけど、市場の反応目線で見れば、
これだけでなく、ペンシルバニア州の補選でも敗れたにも関わらず、
大して悪材料視されてない状況を見ると、
結果的にトランプマンに調教されて耐性が付いているのか、
そもそもムテキングな大統領と化していると言えなくもないです(笑)

そして我が国でも、文書の改ざんよりも裁定買い残、信用買い残・・・
ほぼ言いたかっただけですが、お猿の籠屋学園騒動は、
それくらい大して悪材料視されておらず、支持率の低下も限定的なので、
ムテキングな首相と化していると言えなくもないです(笑)

そんな日米のリーダーが、結果としてムテキングと言えるのは、
なにより足元の景気が堅調なことが大きな要因ですから、
景気が失速すると急速にリーダーとしての力も衰えそうだからこそ、
くれぐれも金融引締めを含め、舵取りを誤らないことを願うばかりであり、
もし舵取りを誤った際に、それを誤魔化すために、
過度に軍事的な剛腕路線へ舵を切ることもカンベン願いたいものです。

とりあえず現在の市場では、こういった日米政治のドタバタ劇は、
大して悪材料視されていないせいで緊張感も無いのですが、
今夜以降の米国市場を見ないことには、
まだまだ安心できない状況ではあります。

ティラー損切については、ブチ切れ会見や暴露本でも出さない限り、
影響は限定的なもので終わりそうであり、
ペンシルバニア州の補選で敗退したことも、
トランプマンが輸入制限措置の選挙効果は大したことなかったと学習し、
制限を軟化させる方向に向かうとポジティブ解釈されればいいのですが、
そもそも議席数が拮抗しているのに今回の補選で更に議席を失ったことで
市場が待ち望む目玉政策の大盤振る舞いなインフラ投資を含む予算案が
身内が反対しなくとも野党民主党が反対すると成立しなくなるので、
政策懸念が台頭すると共に、先行きの物価を含む景気への懸念まで台頭し
FRBの金融引締め姿勢も正当化されなくなり、
金利上昇アレルギーの症状が深刻になるだけでなく、
市場は金融引締め姿勢の鈍化を織り込む方向へ動けば、
(米債券の売りポジは昨年初来の高水準という状況です)
適温相場と解釈するポジティブな地合いが続けばいいのですが、
ネガティブに解釈されるとリスクオフとなります。

しかも昨夜発表された米消費者物価は、市場予想通りではあるものの、
相変わらずFRBの物価目標(2%上昇)には届いておらず低調であり、
(相変わらず低調理由も謎のまま放置されるのでしょうけどw)
金融引締め姿勢を正当化できるとは言えないですから、
今夜発表される米GDPの7割を占める消費の指標である米小売売上までが
低調な結果となれば、昨夜のイマイチな米消費者物価だけでなく、
足元でや低調な結果も散見された米景気の先行指標を含め、
企業業績も含めた米景気の先行きは大丈夫なのか?
先行き堅調の裏付けとなるトランプマンの政策は議会を通るのか?
金利上昇の影響が強い住宅指標も足元でやや軟調なのは大丈夫なのか?
景気の遅行指標である雇用関連指標だけが堅調なのは大丈夫なのか?
FRBの強気な物価見通しと金融引き締め姿勢はほんまに大丈夫なのか?
金利上昇(金融引締め)が先行きの悪影響を招いているのでは?
という感じで先行きに対する懸念の連鎖が台頭する可能性があるので、
今夜の小売売上高は注目です。

かと言って、昨夜の米消費者物価がイマイチだったのに、
今夜の小売売上高が堅調過ぎる結果となれば、金利が急騰し(ドルも)、
2月のようにアレルギー反応を起こして悲鳴を上げる可能性もありますので
程よい結果(市場予想通り)となることが無難です。

そして来週の20-21日に控えるFOMCでは、
初めてのパウエルおじさんのFOMC後会見もあり
こういったトランプ政策懸念や貿易戦争懸念を含む政治のドタバタ劇、
足元と先行きの米マクロ・ミクロ環境の現状、
それによって強気のまま追加利上げに動くのか、軟化させるのか注目です。

さらに来週の23日には米つなぎ予算の期限も迎えるので、
インフラ投資を含む予算の合意・成立が重要なのはもちろんのこと、
トランプマンの議会運営も注目ではあります。
(だけに軍事的なキナ臭い事をやらかさないのか心配ではありますが)

そんな小難しい背景が入り混じる中、昨夜の米国市場の動きとしては、
米長期&2年金利低下(短期金利上昇)ドル安となり、
昨年9月以降のような適温相場やで!という御都合解釈にはならず、
米株安、油安という動きとしてはほぼリスクオフとなり、
米国と海の向こう次第の円と日本株は、素直に円高・株安となり、
本日も流れを引き継いだまま円高・株安で終えております。

しかしながら繰り返しにはなりますが、
米株は前日よりも商いは増えたものの薄商いの範疇であり(英欧株安も)
本日の我が国も今年4番目の低水準な薄商いであり、
日米英欧共に緊張感は無く、本気も感じないショボ売りパワーなので、
小難しい背景は大して悪材料視されてないと言わざるを得ないです。

さらに我が国ついては、先週までのように下落局面で商いが膨らまず、
露骨な後場売りもなく、一昨日と昨日と同様、淡々とした薄商いなので、
国内独自のリスクである森友学園騒動が嫌気されているわけでもなく、
むしろ外国人の本気売りのパワーも動きも収まっている感が続いており、
裁定買い残の僅かな増加傾向や外国人大好物銘柄の物色面から見ても、
もしかして外国人が買いに転じている気配すらも感じなくはないのですが、
空売り比率は本日を含め、高水準が続いているのも事実であり、
なにより屁みたいな薄商いが続いているので、
現時点では外国人が買いに転じたと判断するのは早計と言えます。
(明日発表の投資主体別売買動向も注目です)

従って無難に立ち回るのであれば、
外国人買いが確認出来てから参戦することですが、
国内で政治リスクも爆発せず、米国市場が落ち着いているならば、
米国次第の円も日本株も落ち着くので、昨日も書いた通り、
ひとまず米株は悲鳴を上げた2月の分水嶺までという目線で、
リスクは覚悟の上で割り切って波に乗るのはアリです。
新興市場はまだ代替的に資金流入している状況ではないので
同様の目線で立ち回りましょう。

以上は目先の立ち回り方ですが、もう少し長い目で見れば、
結局は来期業績見通しが判明する4月下旬以降まで、
外国人の日本株買いとはならず、2月悲鳴水準を超えることもなく、
レンジでの調整が続きそうですけど・・・
(リスクの再燃や需給的には、2番底の可能性は消えてないですけどね)
もしくは現状の円と日本株は米国次第という事実もありますので、
米国が先に述べた懸念を払拭して堅調な展開となることで、
我が国の業績懸念が軽減するほどの円安となれば、
前倒しで外国人の日本買いがやって来る可能性もありますけど、
米国も全ての懸念がスッキリ片付くとは思えないですし、
足元の巻き戻し余地の大きい需給環境からも(今週末は米MSQですが)、
前倒しではではなく前者が濃厚と見ております。

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