不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
海の向こうのサジ加減次第が継続中
こんばんはです。

マスコミや野党がお猿の籠屋(池)がホイサッサとばかりに、
森友学園問題を担ぎ上げる一方で、市場では株価がポイサッサとはならず
平和にホイサッサと上昇しており、昨日に陰険な陰線祭を終えたトピに続き
日経平均も本日で終えており、空売り比率も僅かながら減少しているので、
閑散(本日も薄商い)に売りなしと言えばそれまでですけど、
昨日に続き、下落局面と商いが膨らまないことや後場売りが無いのを含め、
露骨な外国人売りや戻り売りの圧力が軽減しているとも言えます。

ただし薄商いであることには変わりなく、空売り比率も高水準なので
外国人が本気で日本株を買っているとは言えず、
まさにホイサッサと担ぎ上げの買い戻しがメインでしょうけど、
こういった現象が日本だけで起きているならば、
真相がどうであろうともお猿の籠屋問題が原因と言えるのですが、
足元では米英欧市場でも同様の薄商いが続いているので、
少なくとも現状は国内独自のお猿の籠屋問題は大した材料ではなく、
相変わらず親分米国を始めとする海の向こう次第という状況が継続中です。

そんな海の向こうですが、欧州では根強いECBのテーパリング観測、
伊、英、独の政治リスクが燻っているものの、現在は落ち着いております。

中国では通年リスクとも言えるバブル崩壊懸念が根強いものの、
独裁という人民の生命や財産を無視した強権発動と隠蔽が可能であり、
金融市場も未だ自由化されておらず、御上の介入もやりたい放題であり、
しかも開催中の全人代では、経済対策と独裁の強化が進んでいることで、
バブルの真相は誰にもわかりませんが、すっかり落ち着いております。
(他の新興国もドル高が加速してないこともあり、落ち着いております)

そして主役である米国では、米国内のリスクが世界のリスクでもあるので、
世界的な貿易戦争に繋がり兼ねないパワハラ輸入制限措置リスク、
パワハラ軍事圧力とも言えるカリアゲや中東の地政学リスク、
ロシアゲート疑惑、パワハラに耐え兼ねた側近の辞任ドミノリスク、
これらによって支持率が低下すれば、議会運営での影響力も低下し、
税制改革に続く目玉政策のインフラ投資法案の不成立懸念も台頭することで
物価を含む米景気の先行き期待が削がれることになり、
FRBの強気な金融引締め姿勢も正当化されなくなります。

ただし現時点においては、これらのリスクは全て落ち着いていることもあり
昨夜の米国市場では、米長短金利低下(債券買い)ドル安となったものの、
リスクオフの債券買い・株売りというネガティブ解釈とはならず、
米株は薄商いのマチマチながら崩れず(ナス上昇、ダウとSP500下落)
米金利低下とドル安は米株(米景気)にとって追い風やで!適温相場やで!
という昨年9月以降の様な御都合ポジティブ解釈となっておりますが・・
(VIX上昇、原油安という危うい動きも見られますが・・・)

繰り返し書いている通り、米金利上昇(イールドカーブ拡大)ドル高、
商いを伴う米株高(VIX低下)、原油高という形で、
金利上昇アレルギーによって悲鳴を上げた2月の分水嶺を超えなければ、
アレルギーを克服した健全なグレートローテーションとは言えないですし、
昨夜のようなエセ適温相場の動きは、アレルギー抱えたままなので、
2月の分水嶺に達するとアレルギー反応で悲鳴を上げる可能性が高く、
米金利上昇、ドル高が米株の重石になる構図も変わらないので(原油安も)
現状のエセ適温相場については、米金利上昇、ドル高が加速したり、
米株が2月の分水嶺を超えるようだと、くれぐれも御注意ください。
(分水嶺を超えたナスとSOXではなく、ダウとSP500が注意)

そして先に述べた米国のリスクは、現状では落ち着いておりますが、
物価については足元で低迷しているにも関わらず、
現在の市場では先行きの物価上昇期待&急騰懸念と言われているので、
今夜発表される米2月消費者物価は注目ですが、
堅調過ぎると米金利が急騰する可能性があり(ドル高も)、
それに屈せず米株高となれば健全なのですが、
2月のようにアレルギー反応を起こして悲鳴を上げるリスクもあります。
逆に低調過ぎるようだと、シンプルに米金利が低下し(債券買い)
リスクオフとなる可能性があるので、程よく低調というか、
市場予想通りくらいであれば、エセ適温相場が継続しそうなのですが・・

今夜はペンシルバニア州の下院補選も控えており、
補選を意識したトランプマンの輸入制限措置も空しく敗退するようだと、
ポジティブに解釈すれば、輸入制限措置の効果が薄かったことになり、
輸入制限措置が緩むという期待も高まる可能性もありますが、
昨年のアラバマ州補選に続き敗れるだけでなく、
議席数がさらに減ることで議会運営の困難化が増すことになるので、
今後のインフラ投資政策等の実現性への疑念が増すことにもなります。

逆に勝利すれば、政策期待も含めたポジティブ解釈となればいいのですが、
トランプマンが輸入制限措置の選挙効果に味を占め、
今秋の中間選挙に向けて、共和党が不利な選挙区の主要産業に配慮し、
新たな輸入制限措置をぶち上げるとの懸念に繋がる可能性もあります。

何やら現時点での世論調査では、輸入制限措置もむなしく、
共和党候補が不利とのことなので、ちと要注意かも・・・

ということで、先にも述べた通り、
我が国はお猿の籠屋騒動や黒いステルステーパリング観測が再燃しなければ
米国を始め海の向こう次第という状況に変わりはないので、
今夜の米消費者物価、ベンシルバニア州補選(米30年債入札も)経て、
米金利急騰やドル高が加速したりせず、かといってリスクオフにもならず、
エセ適温相場モードで落ち着いているならば、
米株が2月の分水嶺に達するまでは、円安・日本株高も続くでしょうから、
米金利上昇、ドル高、原油安の加速や突発的なリスクは覚悟の上で、
割り切って波に乗るのはアリです。

ただし現時点では、繰り返し書いている通り、
海の向こうはガスの溜まった需給環境であり、
なにより国内は外国人が買いに転じたとは言えない状況ですから、
せめて空売り比率の40%割れが継続するなり、
需給もテクニカルへったくれもない大商いでの上昇が継続するまでは、
慎重に構えておくのが無難ではあります。

新興市場も同様の見方で立ち回ってください。

ちなみに私としては、米国市場が2月の分水嶺を超えるとは思ってないので
日本株は来期予想が出てくる4月下旬あたりまでは(米企業決算も同時期)
2月の悲鳴水準にまで戻ることなく、調整モードが続く、
という見方に変わりは無いですけどね。
(ヘタすれば2番底があることも視野には入れております)

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