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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
雇用統計と2月の分水嶺を見据え
こんばんはです。

庇頭とカリアゲという頭頂部に個性のある両人が、
ついに頂上決戦ならぬ頭頂決戦で相まみえる(会談する)との話が・・

実現するのかどうかはともかく、来週には韓国の訪朝団が報告の為に来日、
日米韓の外相会談、4-5月頃には安倍ちゃんマンが訪米するそうなので、
当面はカリアゲマンリスクが和らぐことにり、
ポジティブ材料ではありますが、本日の市場においては、
発表直後はカリーアゲアゲ状態でしたが、
ほんの一時間半ほどでカリーサゲサゲとなりましたので、
頭頂決戦(カリアゲマンリスク)よりも、
金利上昇アレルギーや貿易戦争や政治リスク、
といった他のリスクの方が重要だということでしょう。

そして昨日の日本株は上昇したものの寄り天唐竹割り、
本日も続伸したものの長い上髭で終えたことで、
両日共に上げた感は無く、むしろ下げた感が強く残った週末でおました。

商いについても、昨日は薄商いながらも下げ局面では商いが膨らみ、
本日はMSQとカリーアゲアゲがあった割に薄商いやなと思いきや、
キレイな弧を描いたカリーサゲサゲ局面では商いが膨らむ展開に・・・

空売り比率についても、昨日の過去4番目タイの46.6%に続き、
本日も44.3%の高水準が続いており、外国人が買いに転じるどころか、
果敢に立ち向かってくる個人と国内勢の心を折ってぶん投げさせるために
未だ外国人の売りが継続しているとしか思えないのですが・・・

とりあえずカリアゲマンリスクよりも意識されている他のリスクに関わる
イベントラッシュが昨夜から始まったのですが、
幕開けイベントとなった昨夜のドラギナイトでは、
必要に応じてユルフン(金融緩和)の規模拡大という文言が削除され、
ドラギえもんの会見でも継続はしても拡大はしまへんと言い、
景気見通しも上方修正、それによってインフレ圧力も高まると言いながら、
物価見通しは下方修正・・・はぁ?どういうこと?
脳味噌筋肉ゴリラにはよくわからないですし、
どっちつかずというか甘辛というか曖昧としか思えないのですが、
そのおかげで懸念されていた過度な出口観測を招くこともなく、
欧州金利上昇、ユーロ高も加速することなく終えております。

そして本日引け後に行われた黒田薬局会合においても、
先日のお薬減らし(オペ減額)をきっかけに高まった出口観測について、
黒ちゃんマンは「何度も言うけど、物価目標が達成しない限り、
異次元なユルフン(金融緩和)を続けることに変わりはないんやけど、
イールドカーブを立てんとアカンから減額しただけやがな!
何回言わせるねん、アホンダラ」と言わんばかりに答えておりましたが、
口実の欲しい市場では、ネガティブな地合いでは、
黒ちゃんがうんざりしながら何度言おうとも、
出口観測や!ステルステーパリングや!と言われ続けそうであり、
ポジティブな地合いでは、出口やなかった!と言うのでしょう(笑)

っつうか、ドラギえもん率いるECBと同様、
相変わらず物価見通しは低調であり、2%原理主義の達成は遠く、
日米欧共に足元の物価指標(数値)も低調というのが現実であり
しかもこれを「謎」と言って放置したままな上に、
物価見通しも低調なままにも関わらず、
完全雇用を含め景気は堅調やで!だから物価の先行きも明るいで!
と言われても・・・せめて、せめて、「謎」のままにせず、
無理くりにでも理由をこじ付ければいいのにと思うのですが、
ほんとによくわからないというか素朴な疑問です。

賢い人たちや評論家による物価低迷要因の諸説は入り混じっておりますが
物価の舵取が本業の日米英欧の中銀が揃って「謎」のまま放置するのは
なぜなのか理由を知りたいのですが・・・

しかも米英は物価目標を達成しないまま引き締めに動き、
日欧も出口を視野に入れ、日米英欧共に物価の先行きは明るいと・・・

結局、こういった「謎」を放置しているから、
金利上昇アレルギーを引き起こしているとしか思えないのですが・・・

あっ、もしかして引き締めに動く過程で、
債券バブル崩壊と金利急騰による景気の腰折れを起こさないために、
あえて謎にしているのか・・・

なんて穿った見方もしたくなりますが、
とりあえず金利上昇アレルギーが治らないまま、
昨夜から始まった今週の大一番な重要イベントラッシュにおける
大トリとなる今夜の雇用統計を迎えると、結果がどちらになろうとも、
リスクオフになりそうなのですが・・・

つまり雇用統計が堅調だったとしても(特に賃金)、
2月2日のように米金利が急騰すれば、米株がアレルギー反応を起こし、
さらに2月5日や27日のようにドル高も加わると、
アレルギー反応から悲鳴に代わり、
債券買い(ドル安)株売りのリスクオフとなる可能性がありますし、
かといって、雇用統計が低調な結果になると、
金融引締めしとる場合やないで!だから物価も上がらんのやで!
と言うことで、ダイレクトにリスクオフとなる可能性があり、
どっちに転んでもリスクオフになるのでは・・・ということです。

そうではなくトランプマンの輸入制限措置は意外と大丈夫やで!
来週の下院補選も大丈夫や!だから議会での法案不成立懸念もないで!
だから米景気は足元だけでなく先行きも政策期待で堅調やで!
物価も先行きは堅調やで!それによって金融引締めにも耐えられるで!
アレルギーも起きへんで!日米欧の政治リスクも大丈夫やで!
というポジティブ解釈祭にでもなれば、
どちらに転んでもリスクオフとなる2月の悪夢再来とはならず、
雇用統計が堅調ならば、米金利上昇、ドル高にも屈しない米株高(油堅調)
という理想的グレートローテーションになる可能性もあり、
雇用統計が低調だったとしても、米金利低下とドル安は、
米経済(米株)にとっては追い風や!
という御都合解釈なエセ適温相場になる可能性はありますので、
そうなると米長期金利、ドル、米株、原油は、
アレルギー反応を起こした2月2-5日の水準から27日の水準が、
分水嶺となり、それを揃い踏みで超えられるのかどうかが焦点です。

ちなみに現在の米2年債利回りは27日の水準近辺、
米長期金利、ドル、ナスダックは2-5日から27日の水準の範囲内、
ダウ、SP500、原油は、2-5日の水達にも達しておりません。

ということで、今夜の雇用統計を受けて、
アレルギー反応の再発を含むリスクオフモードとなるのか、
ポジティブなグレートローテーションとなるのか、
ちょいポジティブなエセ適温相場となるのか、
そしていずれかのポジティブシナリオになったとしても、
2月の分水嶺でアレルギー反応を起こさず超えられるのか?
というのが焦点であり、日本株もそれ次第ということです。
(国内政治がドタバタしていたり、来週の米消費者物価も注目ですけどね)

以上の結果を踏まえて、来週の見通しは改めて週末に書きます。

良い週末をお過ごしください。

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