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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
パウエルのリベンジマッチ(答え合わせ)となるか・・・
こんばんはです。

さあ!今宵は山中慎介選手のリベンジマッチも注目ですが、
パウエルおじさんのリベンジマッチ(答え合わせ)でもあります。

先日のリング上(下院議会)でパウエルおじさんが絶賛していたように、
これまで発表された米経済指標は堅調だったのですが、
昨夜の米GDPを始め直近の経済指標には低調なものが散見され、
特に住宅指標の低調な結果が続いていることからも、
米金利上昇の影響のような気もするばかり(在庫不足説もあります)・・

そして今宵はパウエルおじさんのリベンジマッチだけでなく、
米1月消費支出、米2月ISM製造業、米2月新車販売、
といった重要指標の発表がテンコ盛りであり、
パウエルおじさんの絶賛通りの堅調な結果となるのか・・・、
それとも金融引締めによる米金利上昇の悪影響では?
と言わざるを得ない低調な結果となるのか(寒波の影響も)・・・

最も注目のマインド指標&景気の先行指標である米2月ISM製造業は、
昨日に発表された中国2月PMIが低調な結果となり、
しかも環境汚染対策による一時的要因に過ぎないとも言われているだけに、
まさかとは思いますけど、米国までが追随するような低調な結果になると、
ちとインパクトは大きくなります。
(本日は米2月マークイット製造業PMI改定値も発表されます)

米1月消費支出については、昨日発表の米10-12月期GDP改定値では
個人消費だけは堅調だっただけに、1月の個人消費支出はどうなのか・・
さらにFRBが物価の目安としているコアPCEデフレーターが、
パウエルおじさんの言う通り、回復しているのかどうか・・・
昨夜発表されたユーロ圏の「2月」消費者物価・速報値は低調だっただけに
米国の物価は大丈夫なのかと心配ではあります。

米1月新車販売は、すでにこれまで低調な結果が続いているので、
今さら感もありますが、金利上昇による高額消費への影響確認として、
注目ではあります(自動車サブプライムローンの影響確認という点でも)

以上の経済指標が堅調ならば、パウエルおじさんの言う通り、
やはり米経済は堅調やで!ということで再び金利が上昇し(ドルも)、
株式市場も悲鳴を上げず、グレートローテーションとなるのが理想ですが、
2月2日の雇用統計発表後の金利上昇のように、
株式市場が悲鳴を上げる可能性は大いに有り得ます(原油も)
(5日はドル高も加わって暴落に)

かといって、これらの経済指標が低調な結果となり、
金利低下バンザーイ!というエセ適温相場となるのはマシな方ですけど、
パウエルおじさんが12月以降は堅調だと絶賛していた舌の根の乾かぬ内に
金融政策に直結するような重要な経済指標が低調な結果となれば、
パウエルおじさんの目は節穴というか、あの鼻メガネは見えとるんか?
と烙印を押されかねず、市場からの信認が低下する恐れもあります。
ただでさえ市場のザワ付きを気にせず金融政策を遂行するとも言ってたり、
市場対話力には疑問を感じるだけに・・・

そんな状況の中、今宵はパウエルおじさんが上院のリングに上がるのですが
一昨日に続く2回目なので、過去の例から言えば、
証言原稿は1回目と大して変わり映えもせず、
注目度が低いものなのですが、22時30分に証言原稿が公表され、
24時から議会証言と質疑応答が始まり、
それと前後するように重要な米経済指標が発表されるだけに、
否が応でも答え合わせされることになるので、
パウエルおじさんの証言内容と経済指標に温度差があり過ぎると、
さすがに何を言うとんやこのおっさんは・・・ってことになります。

そして強気なパウエルおじさんvs弱気な経済指標
という構図になれば、米金利上昇、ドル高、米株安
という厄介な金利上昇アレルギー相場となる可能性もありますので、
できれば昨夜からの米債券買い(米金利低下)米株売り
というベタなリスクオフが続いた方がわかりやすいのですが・・・
(5日も金利上昇に悲鳴を上げた以降はリスクオフとなりました)

ちなみに昨夜から債券買い・株売りのリスクオフとなっておりますが
5日のような米金利低下、ドル安(円高)、米株安(原油安)ではなく、
米金利低下、ドル高(円最強高)、米株安となっているので、
足元の投機筋のドル売り越し状態と高水準な円売りポジの巻き戻しが
同時に起きているとも言えるのですが、ドル高になっている分だけ、
5日よりも市場の悲鳴が大きくなる可能性はあるということです。

いやはや・・・どうなるにせよ、今宵で答え合わせとなればいいのですが
来週の海の向こうではECB理事会、米雇用統計(全人代や中国指標も)、
国内では9月安値の裏、MSQ、黒田薬局会合を控えているので
答え合わせが持ち越される可能性もありますが、
持ち越されたとしても現時点での市場の動きとしては、
金利上昇アレルギー相場ではなく、
米債券買い(金利低下)ドル高、米株安(VIX上昇)、原油安
日本は円最強高・株安というドル高版のベタなリスクオフモードなので、

今宵をきっかけに理想としては、
米金利上昇(イールドカーブ拡大)ドル高、米株高、原油崩れず、
日本は円安、株高というグレートローテーションとなることですが、
せめて米長期金利低下、ドル安、原油高のいずれかによっての米株高
日本は円最弱安もしくは円高歯止め、株高
というエセ適温相場になることです。
(但し長期金利とドルの上昇で悲鳴を上げる相場だということは忘れずに)

そして小難しい海の向こうの背景や海の向こうの市場の動きを省き、
日本株目線だけで判断するにしても、
足元では投資主体別売買動向の先週までの動向を見ると、
7週連続で外国人の売り越しが継続していると共に
歩調を合わせるように高水準な空売り比率も続いており、
裁定買い残の減少も継続しているので、
通常の様な高水準な空売り比率によるショートカバー期待とか、
裁定買い残減少で過熱状態が冷めたと解釈するのではなく、
外国人が売りが続いているだけと判断しておきましょう。

しかも一方では、信用買い残はさらに高水準となっており(3.45兆円)
投機筋の円売りポジは昨年来の最高水準近辺のまま、
ドルも売り越し状態、ユーロ買いポジは過去最高水準近辺、
原油買いポジは過去最高水準という巻き戻し余地の大きい状態なので、
せめて空売り比率の低下が続くか、ゴリ商いでの株高が続かない限り、
外国人売りは継続しているということは忘れず、
理想的グレートローテーション相場、エセ適温相場、
金利上昇アレルギー相場、リスクオフ相場
どの相場になっているのかに合わせて立ち回ってください。
(しつこいようですが、私はリスクオフ相場と見ております)

新興市場については、本日は一部で旺盛な動きも見られましたが、
全体としては相変わらず下げ局面で商いが膨らんでおり、
主力大型株に代わって新興市場が買われるとも言えない地合いなので、
せめて商いを伴った上昇でも続かない限り、
主力大型株と同様のスタンスで構えておきましょう。

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