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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
無風通過とも思えない今夜のパウエルナイト
こんばんはです。

今夜のパウエルナイトはすかしっ屁程度か無風通過との声も多いですが、
果たしてそうなんでしょうか・・・

来週には前回発表時に強すぎるが故に波乱を呼んだ雇用統計もありますし、
国内目線では来週は9月安値の裏であり、MSQも控えているので、
今夜の証言内容が先日発表された金融政策報告書に沿ったもので終わり、
質疑応答でもパウエルおじさんが余計なことを言わなければ、
新味のある内容も無く、退屈で無風な可能性も否定は出来ませんが・・・

そもそも足元で物価が数値上では低迷しているのを含め、
これまで低迷が続いていた事や騒動前まで長期金利が低迷していた事に対し
FRBだけでなく各国中銀、賢い人たちは声を揃えて、
「謎」だと言って放置してたのに、謎は解明されぬまま今では声を揃えて、
景気も堅調やから物価上昇期待やで!って言われても、
後出しじゃんけんというか、どうしたもんかと思うばかりです。

ただしFRB自体が物価目標2%達成原理主義を無視して、
すでに利上げを含む引き締めに動いているわけですから、
実質的には物価上昇を蚊帳の外に置いており、
表向きだけの原理主義ではあるのでしょうけど、
だからこそ市場が混乱というか悪乗りしている感も否めないだけに・・・
産業構造も変わり、グローバル化も進んでいるので、
そう簡単に物価なんか上がるか!ボケナス!
くらいのことをさっさと言うか、
物価目標自体を1%とかに引き下げればいいのにと思うばかりです。
そうすると長期金利上昇に対する悲鳴も和らぎそうですけど・・・

まぁ私は経済学部出身ながら、作文を1枚書いただけで、
スポーツ推薦で入っただけの脳みそ筋肉ゴリラですから、
私が言ったところで、そんなことをすでに想定しとるわい!
そんな簡単な話やないねん!と言われるでしょうから、
物価云々にの小難しい話は置いとくとして・・

市場の動きや水準の目線で無風通過となるのかを見ると・・・

2-5日に起きた暴落の震源地となったメリケン市場を見ると、
ダウとSP500は5日の高値、ナスダックは2日の高値を超えており、
ついでに原油は5日の水準よりもやや原油安、金は5日の水準近辺、
暴落の火に油となったVIX指数は5日の水準よりも下回っております。

そして肝心の株式市場の暴落が起きる最初のきっかけとなった米長期金利は
騒ぎが起きる直前の水準近辺(2年債利回りは2日の水準を超えている)、
米長期金利に次ぐ騒ぎのきっかけとなったドルは、
ドル指数、ユーロ・ドル共に5日の水準よりもわずかにドル高でおます。

以上の通り、ちょうどタイミングよくと言うか、不気味と言うか、
パウエルおじさんのしゃべくりナイトを今夜に控える現時点において、
米株、米長期金利、ドル、原油、金、VIXが、
騒動が無かったかのような水準(分水嶺)まで戻しているので、
タカ派的な発言をすれば、素直に悲鳴を上げるのでは?
かと言ってハト派的な発言をすれば、悲鳴を上げるのかどうかはともかく、
5日のように需給の巻き戻しも含めたリスクオフの動きになるのでは?
いずれにせよ無風通過になるとは思えないのですが・・・(笑)

そしてハトなのかタカなのかはともかくとして、
シンプルに判断すれば、今夜のパウエルナイトをきっかけに、
いつも書いている通り、以下のどのパターンになるのかということです。

①米長期金利上昇(イールドカーブが立つ)ドル高、米株高(原油堅調)
 という健全で理想的なグレートローテーション(日本は円安、株高)
②米長期金利低下(短期金利上昇)、ドル安、米株高(原油高)
 という昨年9月以降のようなエセ適温相場(日本は円最弱安、株高)
③米長期金利低下、ドル安、原油高、いずれかでの米株高
 という現在版のエセ適温相場(日本は円高による上値の重い株高)
④米長短期金利上昇、ドル安、米株安、原油安
 という米財政悪化懸念による米トリプル安相場(日本は円高、株安)
⑤米長短期金利上昇、ドル高、米株安、原油安
 という米金利上昇アレルギー相場(日本は円最強高、株安)
⑥米長短期金利低下、ドル安、米株安、原油安
 という5日のようなベタなリスクオフ相場(日本は円高、株安)

5日の再現とまでは言わなくとも、足元の需給環境も加味すれば、
ハトであろうとタカであろうと⑥になると見ておりますが、
④と⑤になったとしても、それはかなり厄介ではあります・・・

そんなネガティブシナリオではなく、昨日も書いた通り、
足元の物価以外の米マクロ環境と企業業績は堅調やで!
トランプマンの税制改革とインフラ投資効果で先行きも堅調になるで!
足元ではイマイチな物価も上がりまっせ!
だからFRBの金融引き締め姿勢も正当化されるんやから、
長期金利上昇とドル高は真っ当な動きやで!
市場(株式市場と原油(商品)市場)も悲鳴を上げる必要はないんやで!
と力強いパウエルおじさんの叱咤激励が炸裂し!
それに勇気づけられるように?同意するように?市場も反応し、
理想的なポジティブシナリオの①となれば、
あれこれ考えず、素直に波乗りすればいいです。

①ではなく、昨年9月以降のような②、現状の継続である③ならば、
先日と昨日にも書いた通り、外国人が買い越しに転じたのかどうかを、
空売り比率等の需給データや商い、物色等で確認する必要はありますが、
米長期金利上昇とドル高で悲鳴を上げるリスクだけは覚悟の上で
割り切って波に乗ればいいでしょう。
(物価にも影響が大きい原油動向も注視しながら)

ということなので、明日については、今夜のパウエルナイトを経て
①-⑥のどの動きで帰って来るのかに合わせて動いてください。
(新興市場も同様のスタンスでいいです)

ちなみに昨夜のメリケン市場は薄商いでの不気味なトリプル高、
本日の日本株はそれなりの商いと共に上昇で終えたとも言えますが、
朝方に薄商いでヒョロ上がり、その後はそれなりの商いを伴って垂れ、
ほぼブレーンバスター(往って来い)ですから、
外国人が買いに来たとは言えない動きでした(マザも商いを伴った下落)
空売り比率も減ったとは言え、39.9%と高水準を維持しております。

まぁとにかく、今夜のパウエルナイト後の動き次第ということです。

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