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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
せめて攻め手になるにしても・・・
こんばんはです。

南蛮人の売り越しと高水準な空売り比率の連動が続いております

本日発表された2月第2週の投資主体別売買動向では、
第1週までの南蛮人の鬼売りは現物、先物共に減ったものの、
相変わらず年初からの売り越しは継続中(現物は6週連続)・・・

空売り比率は1月半ばからの高水準な空売り比率が継続しており、
本日を含む直近では過去に例のない20営業日連続での40%超となり、
本日も過去3番目&今年2番目の高水準となる46.2%を記録・・・

以上の通り、投資主体別売買動向だけを見れば、
2月第2週という過去のデータに過ぎないやないか!
第3週から買い越しかも知れまへんで!とも言えるのですが、
確認できるのは来週の木曜日という遅効性があるので、
投資主体別売買動向とほぼ一致した推移だけでなく、
本日のデータを含む鮮度の高い空売り比率において、
せめて40%割れが継続しないことには、
外国人の売りが止まったとは言えないです。

ましてや先にも述べた通り、過去3番目の高水準となった本日を含め
直近では20日連続で40%超の高水準が続いており、
(過去に例のない最長記録更新中)
本日も朝方の売り局面で商いが膨らみ、そのあとは商いが薄いことからも
相変わらず売りのパワーが強い状況は変わっておらず、
外国人が2月第3週から買い越しに転じている気配も感じられないです。

さらに裁定買い残を確認すると、1月5日時点の3.43兆円をピークに、
16日時点で1.57兆円まで減少しており
19日からは僅かながらも増加して20日時点では約1.6兆円、
さらに謎の適温相場が始まった9月は1.49兆円だったので
過熱水準が過ぎ去ったのはもちろんのこと、
そろそろ外国人が先物主導で買いに来てるのではと言いたくもなりますが、
投資主体別売買動向と空売り比率の推移を見ると、
単に巻き戻しの最中と言わざるを得ないです・・・

さらにさらに為替市場においては、ごく一部のポジに過ぎないながらも、
シカゴ投機筋の円売りポジを見ると、13日時点ではありますが、
昨年来の最高水準近辺を維持しており、足元で円高が加速したとは言え、
まだまだ巻き戻す余地があると言わざるを得ず、
お馴染みの円買い・先物売りとなる余地もあると言えます。

しかも現在の市場の焦点は、昨日も書いた通り、
米長期金利上昇とドル高に対し、米株が耐えられるのか(原油も)?
ということであり、日本株と円は米国次第という状況なので、
5日のように米長期金利上昇&ドル高のツープラトン攻撃に対して
米株が悲鳴を上げることになれば、
結果的に5日のように米長期金利低下(短期金利も)ドル安、米株安
といういわゆるベタな債券買い(金利低下、ドル安)株売りとなれば、
我が国は余地のある円買い・先物売りに見舞われることになります。
(米国が最悪のトリプル安であろうと、米長期金利上昇ドル高米株安
 という金融引締めアレルギーであろうと、我が国の動きは同様です)

以上は世界の主役である米国と日本市場の主役である外国人の目線で、
足元の需給環境と現在の市場の焦点を加味した状況ですが、
そろそろお気づきかも知れませんが、こういった状況の中でも、
個人は負けじと買いで挑んでいる現実もあります・・・

投資主体別売買動向での買い越し継続だけでなく、
2市場信用買い残を見ても16日時点で約3.36兆円の高水準であり
暴落直前の2日時点でも3.43兆円ですから、
暴落にも屈しない果敢な押し目買いを挑んでおり、
無慈悲な鬼売り南蛮人vs正義の御旗を掲げた個人
という戦いの構図が繰り広げられております。

なんだかんだ言っても今回の暴落も含め、
最近は追証売りのような動きも大して見られず、
キャリアや経験も関係ないく、初心者すらも達者な感じもありますし、
実際に個人の待機資金は過去最大級のようですから、
かつてもあったように個人が南蛮人をねじ伏せる可能性も有り得ますけど、
通常ならば個人が悲鳴を上げるまで手を緩めないのが南蛮人であり、
以上の様な需給環境と市場の焦点からも、個人に悲鳴を上げさせようと、
南蛮人の悪意を感じる動きが続いていると言わざるを得ない現状です。

以上の通りなので、現在の市場の焦点である米長期金利上昇とドル高に対し、
米株が悲鳴を上げずに上昇となるのが理想の動きであり(原油も崩れない)
さらにゴリゴリの商いも伴えば以上の様な需給環境も呑み込める・・・
という市場の動きだけでシンプルに判断するのもアリです。

小難しい背景も交えて判断するのであれば、
いつも書いている通り、足元の物価以外のマクロ環境と企業業績は、
米国を始め国内外共に堅調であり、国内外の企業業績も足元では堅調
トランプマンの成立した税制改革効果と未成立ながら控えるインフラ投資が
マクロ環境と企業業績の先行き期待へと繋がり(安倍ちゃん政策も)、
足元では低調な物価も先行きは上昇するとの期待へと繋がれば、
FRBの金融引締めによる米長期金利上昇&ドル高も正当化され(英欧も)
米景気と米株も悲鳴を上げないという解釈になることが理想です。

ということで、市場の動きと小難しい背景が理想になるまで待て・・・
とは言いませんが、日本株目線だけで言ったとしても、
攻め手ならぬせめて・・・空売り比率の低下が続くなり、
問答無用なゴリラ商いでの反発が続かないことには、
南蛮人の悪意(外国人の日本株売り)が消えてないと見ておきましょう。

そして理想的な動きではなくとも、9月以降は長期金利低下&ドル安に対し
米短期金利上昇&米株高(原油高)というエセ適温が続いたのも事実なので
再びエセ適温相場での米株高を演じることにならなかったとしても、
悲鳴をあげる原因となっている米長期金利上昇とドル高のどちらかを
抑えることで悲鳴を封じ込め、米株高を演じさせる可能性もあります。

ただし、これらは理想ではなくジャイアン米国の御都合なエセ相場ですから
米長期金利上昇とドル高のツープラトン攻撃はもちろんのこと、
いずれかが加速しても米株は敏感に反応する(悲鳴を上げる)
というリスクを孕んでいることは、
くれぐれも覚悟の上で立ち回ってください。

明日のスタンスについては、以上に書いた通りの状況なので、
新興市場も含めて、特に変更はないです。

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