不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
良からぬ金利上昇がチラつくも、焦点と状況に変わりなし
こんばんはです。

冬季五輪に負けじと投機五輪と化している投機用(東京)市場ですが、
本日はラージだけにラージヒルのスキージャンプかの如く、
後場からジャンプ台を一気に滑り降り、
ちょうど踏み切った(飛び立った)直後のような状態で引けた日本株・・

お察しの通り、五輪ネタをねじ込んで言いたかっただけ感も強いですが、
スキージャンプはジャンプと言いながらも下へ飛んでいくものであり、
本日の日本株だけでなく昨夜の米国の動きを見ている限り、
残念ながら下へ飛んで行きそうな動きでおます。

ちなみに昨夜の親分米国はダウが大幅安だったのに対して、
ナスダックがほぼ横ばいというマチマチだったからなのか、
我が国も子分肌を発揮して親分米国に忖度したかのように、
日経平均は小幅高、TOPIXは小幅安のマチマチで終えてますが、
無法者の外国人が屁こいて寝ている朝方だけは、
相変わらずの薄商いながらも忖度せずに反抗的な反発を見せたものの、
外国人が屁こいて目覚めた午後からは、
鉄槌を喰らわすかのようにダウ先が下げ始めると共に、
日本株は一気に商いを膨らませながら冒頭で書いたように滑り降り、
本日の空売り比率も19日連続(過去最長)の40%超の42.8%となり
まだまだ売りのパワーが強い(売りが続いている)と言わざるを得ず、
足元のリバウンドについても買戻しに過ぎないと言わざるを得ず、
(足元では米国だけでなく欧州も英国も薄商いでおます)
震源地の米国次第と言う状況も継続中と言わざるを得ないです・・・

従って昨日も含め連日のように書いているので聞き飽きたでしょうけど、
シンプルに市場の動きとしての焦点は以下の通りです。

・米長期金利上昇に米株は耐えられるのか(原油も)?
・米長期金利上昇にドル高が加わっても米株は耐えられるのか(原油も)?

そして昨夜の米国市場では、米長期金利上昇だけでなく、
米2年債入札の不振で米2年債利回りと短期金利も上昇し、
さらにドル高も進んでいたことで、米株はウォルマートの重石はあれど
下げを加速するきっかけにはなったので(VIXも上昇)、
残念ながら米株は米金利上昇とドル高に悲鳴を上げている状況は変わらず
むしろ昨夜の不調だった米2年債入札によって、
株式市場での金利動向に対する感応度がさらに増しており、
今夜の5年債と明日の7年債入札への注目度(警戒度)も増しております。

これらの入札が昨夜に続き不調な結果となれば、
それをきっかけにさらなる金利上昇となり、
株式市場の悲鳴も大きくなるでしょうから、
今夜発表される前回開催分のFOMC議事要旨にて、
トランプ政策効果を含む力強い米景気による物価上昇圧力があるからこそ、、
FRBが金融引締めに動いて金利が上昇しようとも、
米景気は十分に耐えられる強さなんやで!というメッセージ(解釈)が
市場に拡がると共に市場が納得すれば、足元の金利上昇だけでなく
入札をきっかけに更なる金利上昇になろうとも、ドル高になろうとも、
株式市場も米景気も悲鳴を上げずに済むのですが・・・

そろそろお気づきでしょうけど、可能性は薄いでしょう。
むしろ市場はFRBがハト姿勢になることを期待している感があるので、
先に述べたような下手に強気なスタンスを示すようだと、
悪い意味での金利上昇シナリオ(米トリプル安)の火消しは出来たとしても
現在の金利上昇アレルギー相場には火に油となる可能性すらあります。

そして火に油となれば、今夜と明日の米債入札も重要ですが、
28日に控えるパウエルおじさん(FRB議長)の議会証言が、
俄然注目度を増すことになります。

イエレンおばさんの就任直後の議会証言のように余計なことを言ったり
市場自体も意地悪な反応をしなければいいのですが、
パウエルおじさんは得体が知れないだけでなく、
市場対話力も未知数なだけにどうなるのやら・・・

さらに米景気の先行き期待を担保しているとも言える政策面についても、
何やら昨日はケンタッキー州の下院補選で共和党が敗れており、
下院の議席数は、同じく議席数減となった上院ほどの心配がないとは言え
議会運営が困難になったことは事実であり(支持率も低迷したまま)、
市場が期待している(織り込んでいる?)インフラ投資法案が、
議会で成立しないのではという懸念が増す可能性もあり、
米金利動向にも直結する債務上限引き上げを含む予算案についても、
暗雲が立ち込めるようだと、悪い金利上昇シナリオになる可能性も・・・

そんな状況を打破するためとは言いませんが、
延期も検討されていた五輪後の米韓合同軍事演習をやるぞアピールなのか
カリアゲにすり寄っている韓国をほったらかしで、
単独でもやるぞとのアピールなのかわかりませんが、
久し振りに日本海で米空母大集合祭が開催されており、
これが強いトランプマンアピールでの政策期待へと繋がり、
米株買いとなることで日本海ならぬ日本買いとなればいいのですが
カリアゲ相場リターンズとなる可能性も無きにしも非ずな地合いでおます。

ただし地政学リスクの緊迫化に市場が反応するのであれば、
債券売り(金利上昇)ではなく債券買い(金利低下)株売り
というベタなリスクオフになるでしょうから、
悪い金利上昇相場とか金利上昇アレルギー相場よりはマシですけどね

ということで、こういった小難しい背景を気にするのかどうかは自由ですが
市場の動きで判断するならば、先に述べたことが焦点であり、
想定されるシナリオとしては昨日書いた6つのパターンなので、
現状がどの動きなのかを判断して動きましょう。

ちなみに私の現状判断は変わっておらず、
まだまだ本格反発ではなくリバウンドに過ぎないと見ており、
最悪のトリプル安とか金利上昇アレルギー相場となるよりも、
再び5日の様な需給の巻き戻しを含むリスクオフ
となる可能性が最も強いと見ております。

明日のスタンスについても、新興市場を含め昨日書いた通り変わりなしです

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