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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
6つの好悪シナリオを見据えながら
こんばんはです。

先週から国内外共に本気買いとは思えない薄商いでのリバウンドが続き、
本日の日本株も相変わらず高水準な空売り比率は続いているものの、
本気売りとも言えない今年最低の薄商いでの株安・・・
(新興市場は薄商いでの高値引け、昨夜の欧州市場は薄商いでの株安)

昨夜のジャイアン米国と本日はガキデカ(習近平)中国が休みであり、
言っても直近の暴落を招いた震源地は米国ですから、
今夜の米国市場が動かないことには始まらないのも仕方ないですけど、
それにしても我が国は自主性の欠片も感じられない一日でおました。

ということなので、繰り返し書いている通り、

株式市場は(原油も)米長期金利が上昇しても悲鳴を上げないのか・・・
ドル高が加わっても大丈夫なのか・・・
というのが焦点であることに変わりはないので、
そんな焦点に対する解答を含めた市場の動きがどうなるのかと言えば、
以下の通り、理想(健全)シナリオ、2つの御都合解釈ポジティブシナリオ
3つのネガティブシナリオのどれかになります。

①理想(健全)シナリオ

 足元で国内外の物価を除くマクロ環境と企業業績が堅調、
 トランプマンの税制改革&インフラ投資を含む政策期待によって、
 先行きの物価を含むマクロ環境と企業業績に対する堅調期待へと繋がり、
 米金融引締めも正当化されるという解釈となり(英欧の金融引締めも)、
 米長期金利上昇(英欧も)、ドル高、米株高、原油堅調、
 という健全なグレートローテーション(トランラリー)。
 (日本は素直に円安、株高)

②御都合解釈ポジティブシナリオ1(エセ適温相場バージョン)

 昨年9月から先日の暴落前まで続いた動きである
 米短期&2年債利回り上昇にも関わらず米長期金利低下とドル安となり、
 これを温度差相場だとケチを付けずに謎の適温相場と称する株高(油高)
 (日本は円最弱安、株高)

③御都合解釈ポジティブシナリオ2(ドル安でのエセ適温相場バージョン)

 足元で続いている米長期金利上昇(短期債&2年債利回り上昇も)
 にも関わらずドル安という違う形での温度差相場なのに、
 長期金利上昇に慣れて来たという謎の解釈での株高(油高)
 (日本は株高、あわよくば円最弱安)

④最悪のネガティブなシナリオ(米財政悪化懸念による米トリプル安)

 最もネガティブなのは、トランプマンの税制改革やインフラ投資といった
 大盤振る舞いな財政出動を伴う政策、債務上限引き上げによる借金肥大、
 これらによる格下げリスクを含む米財政悪化懸念を招き、
 米長短金利上昇(米債券全面安)ドル安、米株安(原油安も?)
 という最悪の米トリプル安シナリオ
 (日本は円最強高、株安)

⑤厄介なネガティブなシナリオ(金融引締め(金利上昇)アレルギー)

 米景気は置き去りで物価ばかりが上昇するスタグフレーション懸念、
 FRBが引き締めせざるを得ない状況に追い込まれ、
 米長短金利上昇(米債券全面安)、ドル高、米株安(原油安も?)
 という金融引締め(金利上昇)アレルギーシナリオでもあり、
 債券バブル崩壊(金融緩和副作用)シナリオ

⑥ベタなリスクオフシナリオ

 米景気はピークアウトもしくは織り込み済みとか
 地政学リスク等が台頭するとか、金利上昇で債券の魅力増大とか、
 何らかのリスクを口実にして、足元の需給の都合とも相まって、
 米長短金利低下(米債券全面高)ドル安、米株安(原油安も?)
 というベタな債券買い・株売り(リスクオフ)シナリオ
 (日本は円最強高、株安)

以上の通りですが、じゃあどれになるんだ?と言われそうですが、
繰り返し書いている足元の需給環境も加味すると、
⑥のリスクオフシナリオがもう一度やって来る可能性が高いと見てますが、
それによって2番底にならなかったとしても①のシナリオにはならず、
②-⑥のシナリオを繰り返しながらの調整が続くと見ており、
早ければ月末のパウエルおじさんの議会証言(可能性薄と見てます)、
遅ければ日米欧の業績見通しが判明する5月頃、
これらを通過してから①のシナリオになると見ております。

ちなみに昨年9月以降は②の動きが続き、
2日の雇用統計をきっかけに米金利急騰して③に近い動きとなり
5日にドル高まで加わったことで⑥の動きとなり、
昨日までのリバウンドは③の動き、本日は⑤の動きという感じです。

ということなので、震源地である米国市場が、
どのシナリオ(動き)になるか次第の状況であり、
④-⑥ならば大人しくしておくしかないのですが、
可能性は極めて低いながらも健全である①が商いを伴って継続すれば、
あれこれ考えずに素直に乗ればいいですが、
昨日までの③であったり、エセ適温相場リターンズの②ならば、
これらはあくまで健全とは言えない御都合解釈シナリオであり、
②は長期金利上昇、③はドル高となれば株式市場が悲鳴を上げる
というリスクがあることを覚悟の上で割り切って波に乗るしかないです。
(②と③は日本だけが円高・株安となる可能性も無きにしも非ずです)

新興市場については、昨日に続き本日もリバウンドが続いておりますが、
相変わらず商いを伴っていないので、
シンプルに商いの伴った上昇が継続するまで慎重に構えるのもいいですが
現状は海の向こうや国内主力大型株が④-⑥シナリオで悲鳴が大きくなれば
代わりに新興市場へ資金が流入するとかではなく、
それ以上に悲鳴を上げる状況から脱したとは言えないので、
(本来ならば新興市場には長期金利上昇が特に重石となるだけに)
海の向こうや国内主力大型株がせめて②か③のシナリオになるまでは、
資金の集中しているテーマ株や政策銘柄以外は慎重に動きましょう。

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