ア~ア~♪アアアアア~ア~♪ウ~ウ~・・・
父さん、ドル安がシカトされたまま、
米金利上昇やのに米株が上げとるで!という声と共に、
株式市場はマッハの如く楽観モードと化しているわけで・・・
(米株の連日の薄商いもシカトされてるわけで・・・)
しつこいようですが、大荒れとなった5日を振り返ると、
米金利上昇に加えてドル高もカチ込んで来たことが、
米株のバンジージャンプと原油安のきっかけになったわけで・・・
だからこそ現在の米金利上昇やけど米株高やでパーティーに、
ドル高が乱入しても米株と原油は大丈夫なのか?と思うわけで・・・
わけで・・・わけで・・・改めまして、こんばんはです。
いやはや、北の国のカリアゲマンが騒いだわけでもないのに、
私の頭の中では「北の国から」のナレーションと共に、
さだまさしの歌声が流れておりますが、
市場ではそんな静かな歌声もかき消すような「USAコール」と共に、
疑問もシカトされたままパーティーが続いております。
そんなシカト状態を後押しするきっかけとなったのは、
昨夜発表された米1月消費者物価と米1月小売売上高だったと言えますが、
米消費者物価は前年比では伸びてないものの、
市場予想を上回ったことと前月比で伸びたことが、
物価上昇期待とFRBの金融引締めが正当化されるとの解釈だそうで・・
米GDPの7割を占める消費の指標である米小売売上高は、
前月比では11カ月ぶりの大幅減となるマイナス0.3%、
クリスマス商戦のあった12月分は横ばいに下方修正されたものの
消費者物価とは逆に前年比では大幅増だから大丈夫と解釈されたのか・・
こういったポジティブ解釈となったのかも知れませんが、
見方によっては消費が鈍化して物価だけが上昇とも言えるので、
「スタッグゥゥーー、スタッグゥゥーー」という狩野英孝の声と共に
スタグフレーションの兆しじゃないのかと言えなくもない・・・
さすがにこれは言い過ぎかもしれませんが、
消費がイマイチ伸びず、物価は肝心の前年比で伸びてないのですから、
FRBの金融引締め姿勢を正当化できるほどのものでもなく、
物価上昇と堅調なマクロ環境を伴った真っ当な金利上昇とも言えないので
トランプマンの大盤振る舞いな政策による財政悪化懸念へと繋がり、
良からぬ金利上昇(債券安)と共にドル安が起きている感も・・・
そうなるとドル高で悲鳴をあげるのではなく、
金利上昇(債券安)ドル安のまま米株安
という最悪のトリプル安になりそう兆しを感じなくもないですが・・・。
(それがまさにスタッグゥゥーー!とも言えますけどね)
とりあえずトリプル安とかスタッグゥゥーー!はともかくとしても、
ポジティブ解釈するのであれば、
米金利上昇、ドル高、米株高(原油高も)となるのが真っ当な動きなので、
現在の都合の良すぎる米金利上昇&米株高(原油高)パーティーは、
ドル高が参戦して来ても大丈夫なのか・・・
そもそも米長期金利が3%にタッチしても大丈夫なのか・・・
さらにガス抜きが不十分な需給面からも巻き戻しが再燃するのでは・・・
(本日は45日前ルールの該当日、明日は米国が三連休前の週末&SQ)
という疑問は残ったままということです。
ただし昨年9月以降の相場まで遡って振り返ると、
短期金利ばかりが上昇する一方で長期金利とドルが低迷しようとも、
それを適温相場と称する謎の解釈によって株高が続いたのも事実なので、
現在の動きに対して、ドル安でっせ!とケチを付けたり、
ドル高になっても大丈夫でっか?という疑問があろうとも、
現在のドル安と原油高が米長期金利上昇による高温相場を冷ましとるんや!
と解釈して、アホになって株価のリバウンドの波に乗るのもアリですけど、
ドル高と米長期金利上昇が足並みを揃えた場合は、
原油の動きも含めてくれぐれもお気を付けください。
巻き戻し圧力についても、商いを伴わないことには呑み込めませんので。
ちなみに株式市場にとって気を付ける目安としては、商いはもちろんのこと
動き自体はドル高、米長期金利上昇、原油安が株価の重石になりますが、
目安としてはドル指数が5日の水準に戻すこと、
米長期金利が3%に達することで、
株式市場が悲鳴を上げるのかどうか・・・ということです。
悲鳴を上げなければ、ポジティブ解釈通りに、
市場は理想的で真っ当な動きになったということです。
ということなので私としては、まだまだ理想的な動きになるとは思えず、
ドル高か米金利のさらなる上昇で悲鳴を上げると見ており、
さすがにトリプル安は無くとも、5日の様に債券買い(金利低下)株売り
というベタなリスクオフになると見ているので(日本は円高株安)、
(長期的には調整相場が5月まで続くと見ております)
せめて動きが明確になるまでは、大人しくしておくのが無難ですが、
先にも述べた通り、御都合解釈パーティーであろうとも続いている限り、
割り切ってリバウンドの波に乗るのは自由でおます。
(今はボラも大きいので、くれぐれも御注意ください。)
新興市場については、そもそも金利上昇は重石ですし、
目先としては海の向こうや国内の主力大型株が落ち着かないことには、
新興市場も落ち着かない状況なので(揺れも大きくなる)
政策やテーマ株、好決算銘柄と言った資金の集まっている個別で
サーフィンするのは自由ですが、くれぐれも御注意ください。
お手数ですが記事が参考になりましたら、
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父さん、ドル安がシカトされたまま、
米金利上昇やのに米株が上げとるで!という声と共に、
株式市場はマッハの如く楽観モードと化しているわけで・・・
(米株の連日の薄商いもシカトされてるわけで・・・)
しつこいようですが、大荒れとなった5日を振り返ると、
米金利上昇に加えてドル高もカチ込んで来たことが、
米株のバンジージャンプと原油安のきっかけになったわけで・・・
だからこそ現在の米金利上昇やけど米株高やでパーティーに、
ドル高が乱入しても米株と原油は大丈夫なのか?と思うわけで・・・
わけで・・・わけで・・・改めまして、こんばんはです。
いやはや、北の国のカリアゲマンが騒いだわけでもないのに、
私の頭の中では「北の国から」のナレーションと共に、
さだまさしの歌声が流れておりますが、
市場ではそんな静かな歌声もかき消すような「USAコール」と共に、
疑問もシカトされたままパーティーが続いております。
そんなシカト状態を後押しするきっかけとなったのは、
昨夜発表された米1月消費者物価と米1月小売売上高だったと言えますが、
米消費者物価は前年比では伸びてないものの、
市場予想を上回ったことと前月比で伸びたことが、
物価上昇期待とFRBの金融引締めが正当化されるとの解釈だそうで・・
米GDPの7割を占める消費の指標である米小売売上高は、
前月比では11カ月ぶりの大幅減となるマイナス0.3%、
クリスマス商戦のあった12月分は横ばいに下方修正されたものの
消費者物価とは逆に前年比では大幅増だから大丈夫と解釈されたのか・・
こういったポジティブ解釈となったのかも知れませんが、
見方によっては消費が鈍化して物価だけが上昇とも言えるので、
「スタッグゥゥーー、スタッグゥゥーー」という狩野英孝の声と共に
スタグフレーションの兆しじゃないのかと言えなくもない・・・
さすがにこれは言い過ぎかもしれませんが、
消費がイマイチ伸びず、物価は肝心の前年比で伸びてないのですから、
FRBの金融引締め姿勢を正当化できるほどのものでもなく、
物価上昇と堅調なマクロ環境を伴った真っ当な金利上昇とも言えないので
トランプマンの大盤振る舞いな政策による財政悪化懸念へと繋がり、
良からぬ金利上昇(債券安)と共にドル安が起きている感も・・・
そうなるとドル高で悲鳴をあげるのではなく、
金利上昇(債券安)ドル安のまま米株安
という最悪のトリプル安になりそう兆しを感じなくもないですが・・・。
(それがまさにスタッグゥゥーー!とも言えますけどね)
とりあえずトリプル安とかスタッグゥゥーー!はともかくとしても、
ポジティブ解釈するのであれば、
米金利上昇、ドル高、米株高(原油高も)となるのが真っ当な動きなので、
現在の都合の良すぎる米金利上昇&米株高(原油高)パーティーは、
ドル高が参戦して来ても大丈夫なのか・・・
そもそも米長期金利が3%にタッチしても大丈夫なのか・・・
さらにガス抜きが不十分な需給面からも巻き戻しが再燃するのでは・・・
(本日は45日前ルールの該当日、明日は米国が三連休前の週末&SQ)
という疑問は残ったままということです。
ただし昨年9月以降の相場まで遡って振り返ると、
短期金利ばかりが上昇する一方で長期金利とドルが低迷しようとも、
それを適温相場と称する謎の解釈によって株高が続いたのも事実なので、
現在の動きに対して、ドル安でっせ!とケチを付けたり、
ドル高になっても大丈夫でっか?という疑問があろうとも、
現在のドル安と原油高が米長期金利上昇による高温相場を冷ましとるんや!
と解釈して、アホになって株価のリバウンドの波に乗るのもアリですけど、
ドル高と米長期金利上昇が足並みを揃えた場合は、
原油の動きも含めてくれぐれもお気を付けください。
巻き戻し圧力についても、商いを伴わないことには呑み込めませんので。
ちなみに株式市場にとって気を付ける目安としては、商いはもちろんのこと
動き自体はドル高、米長期金利上昇、原油安が株価の重石になりますが、
目安としてはドル指数が5日の水準に戻すこと、
米長期金利が3%に達することで、
株式市場が悲鳴を上げるのかどうか・・・ということです。
悲鳴を上げなければ、ポジティブ解釈通りに、
市場は理想的で真っ当な動きになったということです。
ということなので私としては、まだまだ理想的な動きになるとは思えず、
ドル高か米金利のさらなる上昇で悲鳴を上げると見ており、
さすがにトリプル安は無くとも、5日の様に債券買い(金利低下)株売り
というベタなリスクオフになると見ているので(日本は円高株安)、
(長期的には調整相場が5月まで続くと見ております)
せめて動きが明確になるまでは、大人しくしておくのが無難ですが、
先にも述べた通り、御都合解釈パーティーであろうとも続いている限り、
割り切ってリバウンドの波に乗るのは自由でおます。
(今はボラも大きいので、くれぐれも御注意ください。)
新興市場については、そもそも金利上昇は重石ですし、
目先としては海の向こうや国内の主力大型株が落ち着かないことには、
新興市場も落ち着かない状況なので(揺れも大きくなる)
政策やテーマ株、好決算銘柄と言った資金の集まっている個別で
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コメント
イナカモン | URL | 2018-02-16-Fri 17:06 [編集]
狩野英考いいですねぇ。最近は「王者」の決め台詞とタイガージェットの出番が少なくて寂しく感じております。
私もスタッグゥは普通にあるシナリオと漠然と感じます。
発表のCPIなんかよりもインフレ体感ありますし(全然具体的じゃないですが)
私もスタッグゥは普通にあるシナリオと漠然と感じます。
発表のCPIなんかよりもインフレ体感ありますし(全然具体的じゃないですが)
イナカモンさんへ
マーケット番長 | URL | 2018-02-16-Fri 18:36 [編集]
マーケット番長 | URL | 2018-02-16-Fri 18:36 [編集]
> 狩野英考いいですねぇ。
> 最近は「王者」の決め台詞とタイガージェットの出番が少なくて寂しく感じております。
確かに決め台詞(一発ギャグ)はすっかり書いてませんでしたねw
なかなか王者の風格で構えるという相場でもないので。
> 私もスタッグゥは普通にあるシナリオと漠然と感じます。
> 発表のCPIなんかよりもインフレ体感ありますし(全然具体的じゃないですが)
現時点と今だけを見えれば、スタッグゥと考えるのは悲観的過ぎるのかも知れませんが、
米英だけでなく欧州と我が国の金融政策の出口を想像すると、有り得そうですもんね。
> 最近は「王者」の決め台詞とタイガージェットの出番が少なくて寂しく感じております。
確かに決め台詞(一発ギャグ)はすっかり書いてませんでしたねw
なかなか王者の風格で構えるという相場でもないので。
> 私もスタッグゥは普通にあるシナリオと漠然と感じます。
> 発表のCPIなんかよりもインフレ体感ありますし(全然具体的じゃないですが)
現時点と今だけを見えれば、スタッグゥと考えるのは悲観的過ぎるのかも知れませんが、
米英だけでなく欧州と我が国の金融政策の出口を想像すると、有り得そうですもんね。
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