不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
ジワジワとトドメの一撃圧力が・・・
こんばんはです。

市場が悲鳴を上げた長期金利上昇の要因の一つが、
米英のフンドシ引き締めな金玉政策ですが(欧州も引き締め観測)、
そんな中、我が国はデフレと言う奇病を患っていることもあり、
黒ダヌキさんの金玉ぶらぶらユルフン(金融緩和)政策を続けており、
我れらが安倍ちゃんマンは、任期が迫る黒ダヌキさんを再任するとも・・

もちろん賛否両論あるでしょうし、このままユルフンを続けるようだと、
間違いなく恐ろしい未来が訪れるとしか思えませんが、
ユルフンのままトンズラするのではなく、
自らの手でフンドシを締め直すことを前提にした再任であるならば、
現状を把握している?黒ダヌキさんに任せた方がいいとは思いますけどね。

もしかすると、現在の市場は長期金利上昇に悲鳴を上げているので、
黒ダヌキさんの金玉ぶらぶらユルフンが正しかったんや!
ということになるかも知れませんからね(可能性薄)

その代わり正しかったと言う事態になれば、
我が国だけが金融政策で対処する余地が限られているので、
最悪の手詰まりという恐ろしいことにもなり得ますけど・・・

さて、そんな黒ダヌキの再任報道(リーク)もありましたが、
残念ながら我が国の長期金利も為替も含め市場はシカトしており、
震源地(主役)である米国が落ち着かないことには、
子分肌全開の我が国も落ち着かないどころか、
世界の景気敏感株としての本領も発揮して、
親分以上に派手に動く危うさも秘めております・・・

昨夜の親分(米国市場)は、米長期金利が小幅に上昇したものの、
ドル安と小幅ながら反発した原油が温度を下げたのか、
そもそも米株はすでに大きく下げた分だけ耐久力があるということなのか
米株は反発となりましたが、随分と商いは減少しており、
心許ない反発と言わざるを得ないです・・・

そして三連休明けとなった本日の我が国ですが、
朝方の日本株は親分を追随するように上昇して始まったものの、
場中には米長期金利が低下しているにも関わらず米株先物が下げに転じ、
黒ダヌキ再任効果もなく業績懸念も意識される水準まで円高も進んだことで
終わって見れば商いも伴っての株安で終えております・・・

現在も円ゴリラモードでドル円は117円台に突入しているので、
業績懸念が高まると共に割安感も剥げ落ちております。
(そもそもこの時期に今期EPSで割安と言うのもね・・・)

さらに本日の空売り比率はSQ日を除くと過去最高の45.9%となり、
13日連続で40%超となっており、規制アリや金額はともかく、
数値としてはこれまでにない異常とも言える状況が続いております。

ただし裁定買い残は減少しているので(9月水準には程遠いですが)
普通に考えれば、買戻しも含めたリバウンド期待にもなるのですが・・

昨日の記事でも書いた通り、為替は円売りポジを始め、
ガス抜きがほとんどされておらず、原油の買いポジは過去最高水準、
国内外共に株式市場の信用買い残は高水準、
そして話題の中心である米長期債(米長期金利)の売りポジは、
昨年末水準まで積み上がる(長期金利上昇)余地もあり、
そうなると米株がアレルギー反応を起こし、
さらにドル高が加わると米株のアレルギー反応が大きくなり、
原油も売られて市場の空気が一気に悪化することで、
お得意のリスク回避な円買い(円最強高)日本株安となります・・・

かといって米長期債が巻き戻し(長期金利低下)となれば、
5日のようにベタな債券買いのリスクオフということになり、
これまたお得意のリスク回避な円買いを含む為替の巻き戻しと共に、
日米株を含む株式市場は、さらなる株安圧力が掛かることになります・・
(18時時点では米長期金利低下、米株先物安となっております)

つまり八方塞がりな状態が続いているとも言えますので、
少なくとも大荒れの発端となった米長期金利の動向に対して、
株式市場、為替、原油(商品)がどのように答えを出す(反応する)のか、
見極めないことには、需給的な買戻しやリバウンド期待は抱かず、
素直に売り圧力の強い状態が続いているとか、
巻き戻しが続いているだけと見ておいた方がいいでしょう。

むしろガスの溜まっている為替や原油の巻き戻しが起きると、
昨日も書いた通り、株式市場にはトドメの一撃になる可能性もあり、
さらに長期金利上昇にばかり神経質になっていたら、
5日のような債券の巻き戻し(長期金利低下)が、
火に油を注ぐことになることも有り得る・・・
というくらいに身構えておいた方がいいでしょう。

いかんせん未だに何ショックなのかハッキリしておらず、
きっかけが長期金利の上昇、火に油がVIX絡みの損失という状況であり、
(テザーを含む仮想通貨の影響は未知数ですけど)
バブル崩壊やリーマンショックのように火元すらも判明しておらず、
長期金利上昇によって火が点いたという順序になっているだけに、
さっさと火元を明確にして火消ししないと、
これまでにも書いて来た通り、金融引締めアレルギーとか、
金利上昇で良からぬ債務が爆発とか、連想ゲームの拡大放題となるので
ほんまに厄介なことになります・・・

そう言う意味では悲鳴が始まった5日のように、
いっそのこと米長期金利が低下してリスクオフとなれば、
厄介ではなくわかりやすい展開とも言えますけどね・・・

ということなので、明日については先に述べた通り、
米長期金利の動向とそれに対する市場の反応が明確になるまでは、
おとなしくしておきましょう(新興市場も同様です)。

出来ればトランプマンのインフラ投資を含む予算教書への期待が高まるとか
(今のところ地合いのせいか、市場の評判はよろしくないですw)
14日の米消費者物価と米小売売上高が堅調な結果となり、
ムニューチン財務長官の議会での予算教書に対する証言によって、
米金利上昇アレルギーが収まり、米長期金利上昇、ドル高、米株高、原油高
となることが理想なのですが(我が国は円安、株高)、
そうではなくとも、45日前ルールの該当日でもある15日、
米SQの16日(米三連休前)といった需給の節目までに、
ガス抜きが終わるといいのですが・・・
(明日の我が国のGDPは良くても悪くても八方塞がりになるかも)

今のところは残念ながら、トドメの一撃を喰らいそうな状況であり、
そうなると国内の来期業期見通しと次回の米企業決算、
これらが判明する5月あたりまで調整が長引くことになりそうです。

お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。


スポンサーサイト

コメント

 管理者にだけ表示を許可する
下げ止まるかな?
セクシー | URL | 2018-02-14-Wed 15:55 [編集]
ナイスな情報ありがとうございました。いつも大変お世話になっております。
セクシーさんへ
マーケット番長 | URL | 2018-02-14-Wed 20:31 [編集]
> ナイスな情報ありがとうございました。いつも大変お世話になっております。

下げ止まるといいですが、まだ厳しそうです。

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2018 不沈艦日記. all rights reserved.