不沈艦日記
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米金利びんびん敏感物語が継続中だけに・・・
こんばんはです。

米金利びんびん敏感物語が続いており、単なる節目に過ぎないですが、
米長期金利が米株の急落を招いた5日の水準を超えると、
米株がアレルギー反応を起こすという物語でおます。

昨夜も米株は長期金利上昇にアレルギーを起こし、
ダウはゴリ商いでの大幅安(1033ドル安、4.15%安)でしたが
昨夜の終値時点では、今週だけで1660.5ドル(6.5%)、
直近高値1月26日からは2756.3ドル(10.4%)下げているので
当然ながら下げた分だけ、長期金利上昇のアレルギー反応も和らぎ、
長期金利上昇という高温状態を冷ますことになるドル安と原油高が加われば
さらにアレルギー反応も和らぐことになるでしょうけど・・・

米金利上昇にも耐えられるほど、足元の米マクロと企業業績は堅調やで!
トランプマンの政策期待で先行きも堅調やで!
だから物価上昇(謎の期待)も大丈夫やで!
米財政悪化懸念を含む良からぬ金利上昇でもないで!
FRB新議長のパウエルオヤジの舵取りも大丈夫やで!
今回の急落によってVIX絡みで損をこいた連中の悪影響は大丈夫やで!
という認識が市場に拡がらないことには、
結局のところ米長期金利が節目の2.85%以上である限り、
米株は反発しても頭を抑えられることになるでしょう。

そもそも現時点において、米株の米長期金利上昇アレルギーが、
まだまだ和らいでまへんで!ということであれば、
米長期金利自体が低下しないことには米株安も止まりませんが、
そうなると急落初日の5日のように、
ベタなリスクオフでの債券買い(金利低下)、株売りとなる可能性もあり
以前の様に短期金利だけが上昇して長期金利が低下するエセ適温となっても
賞味期限は短いでしょうから、八方塞がり感も漂っております・・・

だからこそ、息の長い力強い相場となるためには、
先に述べた米金利上昇にもドンと構えて耐えられる環境だと認識され
米金利上昇(米債券安)ドル高、米株高(出来れば原油高も)
という真っ当な動きになることが理想でおます。

そのためにもズンドコ劇場となっている米予算案が可決され、
週明けの12日にインフラ投資計画を含む予算教書が提出され、
可決成立期待も高まることになれば、
米国は真っ当な動きでの反発も期待できますし、
我が国は足元で継続中の高水準な空売り比率(本日は過去2番目)
裁定買い残も約2兆円まで減少しているので、
週明けにはこれら需給要因を含む反発も期待できますが・・・

米つなぎ予算可決とインフラ投資とすでに成立している税制改革は、
ヘタをすれば放漫財政で財政悪化を招くと言われ兼ねず(格下げも)、
悪い米金利上昇となれば、米金利びんびん敏感物語が続き、
国内では足元で続いている外国人売りを裏付けるように、
高水準な空売り比率が続いているだけと言われ、
裁定買い残が減ったのも巻き戻している最中なだけと解釈され、
(信用買い残は3,4兆円の高水準、円売りポジは昨年来最高水準近辺)
来週14日発表の足元の期待ではなく数値確認となる米消費者物価、
米GDPの7割を占める消費指標である米小売売上高、
そして市場の需給に絡む節目イベントである45日前ルール(15日)、
米国は三連休前の週末である16日の米SQ、
これらが無事に通過するまで、米金利びんびん敏感物語が続く可能性もあり
さらにパウエルおじさんの議会証言がある28日まで・・・

っつうか、私としては来期業績見通しが判明する5月頃までは、
これ以上のショック安にならなかったとしても、
調整自体は続くと見てますけどね。

国内では堅調な企業決算の発表が続いていると共にEPSも上昇し、
数値としての割安感があるのは事実ですが、
米国の金利びんびん敏感物語が続くことでリスクオフムードが高まれば、
リスク回避の円買いと共に円売りポジの巻き戻しとも相まって、
円高が加速することで業績懸念を招き、割安感も吹っ飛ぶことになるので、
結局は来期業績見通しを確認するまで・・・ってことになりますからね。
(次回の米企業決算シーズンも同時期)
そもそも3Q決算のこの時期は、すでに来期目線なので、
今期のEPS自体がね・・・

ということなので、まずは今夜の米国で予算案が可決され、
我が国が休場となる週明けの月曜日に発表されるインフラ投資案の発表で
米長期金と米株が織りなす現在の金利びんびん敏感物語が終わる・・・
ことがなくとも、せめてアレルギー反応だけでも和らぎ、
落ち着いた連休明けとなるかどうかでおます。

とりあえずせっかくの三連休なので、休み中は投機五輪を忘れて、
冬季五輪でも楽しみながら、良い週末をお過ごしください。

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