不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
きっかけはともかく、未だ犯人はわからぬままの大事件
こんばんはです。

親分のハンバーガー合衆国が屁をこくと、子分の我が国はウ●コ・・・
じゃなくて、咳をすれば風邪を引くのですが、
子分肌全開で忖度したのか、世界の景気敏感株としての本領を発揮したのか
日経屁均は一時的に1603円安(7.07%安)となる場面もあったりと
親分以上の豪快な下げを見せ、終値では1072円安、
下落率では4.73%安でしたが、ブレグジットの7.92%、
トランプマンが当選した米大統領選直後の5.35%安、
といった下落率にはなんとか及ばずに終えております。
(TOPIXは4.4%安、マザは9.17%安、JQは7.16%安)

そして東証一部の売買代金については、米大統領選とブレグジットを超え、
ドビンチャビンハゲチャビン・ベンジャミン・バーナンキショック以来の
5.65兆円というゴリゴリの商いとなっているので、
本日だけでなく、1月23日高値からの下落率(約10.4%)も含めると
セリクラ感もなくはないのですが、・・・

そもそも今回の暴落は何ショックなのでしょうか・・・

一部で囁かれている菊地亜美ショックは冗談として、
きっかけとしては米金利びんびん物語で市場が高温になったことで、
ダチョウ倶楽部のような過剰に熱がるリアクションとなったわけですから、
米金利びんびん物語ショックとも言えるのですが、
先んじてリアクションしていたのは仮想通貨であり、
本日も冬季五輪を前にした投機五輪のつもりなのか、
滑走通貨と化しているので、仮想通貨ショックとも言えますし・・・

いずれにせよ、米長期金利が上昇したことで(日英欧も)、
それを熱いと思ったのかどうかはともかく、
リスク資産が売られるベタな動きとなり、
最もハイリスクだった仮想通貨が真っ先に売られ、
さらに割高と背中合わせなグロース株も売られて株式市場全体に及び、
米株と同様に堅調だった原油も売られるのは、自然な流れではありますが、
今のところは事件(動き)の時系列だけが明確なだけで、
真犯人(原因)が金利や仮想通貨なのか、米財政悪化懸念なのか、
米政策期待の剥げ落ちなのか、もしくは低インフレなのか、
低インフレを無視した金融引締めによるマネーの逆流なのか、
それ以外のリスクなのか、単なる需給の巻き戻しなのか・・・
真犯人がどれなのか明確にはなってないだけに
明確にならないまま崩落が続くようだと疑心暗鬼ばかりが募り、
いわゆるベタな信用不安に発展する可能性もあるだけに、
現時点ではセリクラとも言えないところです。

何やら昨夜は米金利低下(米債券高)となったので、
適温相場に戻ったという恐ろしい意見もありますが、
長短期利共にこのまま低下し、ドル安(円最弱安)にでもなるのであれば、
確かに適温に戻ったと言えなくもないですが、
現在の金利水準はまだまだ適温と言うには程遠い水準なので、
単なる債券買い(金利低下)株買いのベタなリスクオフと見ておきましょう

かといって再び金利が上昇(債券安)しても真犯人が不明なままでは、
金利上昇が悲鳴のきっかけになったという現実に変わりはないので
再び株式市場を含むリスク資産が悲鳴を上げる動きも再燃するでしょうから
株式市場のリバウンドを狙うにしても、
悲鳴を上げた金利水準に到達したら終わりという程度に見ておきましょう。

そして小難しい金利動向や背景を除く株式市場目線だけで見ても、
バンジージャンプと同様、飛び降りてしまうと、
最初の揺れは大きいものであり、
重すぎる(売り圧力が大きすぎる)とゴムも切れたりするので、
引き上げるにしてもまずは揺れが収まってからであり、。
焦らずに構えておきましょう。

何より今回のバンジージャンプ(暴落)によって、
少なからず追証も発生しているでしょうから、
週末までは追証売り圧力があると見ておいた方がいいでしょう。

(最近は参加者が達者になったのか、行動が潔く?早く?なったのか、
 意外と追証売りのような動きが見られなくなりつつありますけどね)

とにかく昨日も書いた通り、現状は堅調なマクロ指標、堅調な企業決算では
市場が無視している状況であることに加え、
(現在の円高水準だと業績懸念に繋がり、割安感も剥げ落ちます)
主役でもある金利動向についても、上げようとも下げようとも、
八方塞がりな反応が続いているので、今の流れを止めるのは・・・
バンジーの揺れが収まって冷静な目線に戻ることも重要ですが
金融政策や財政政策に絡む要人発言によって期待や市場心理を改善させるか
需給的なガス抜きが終わるしかないという状況です。

ちなみにこれらに関わる目先の重要イベントとしては・・・

 6日 GMとディズニー決算、米3年債入札、
 7日 毎月勤労統計、黒ちゃんのオペ、
    NY連銀総裁講演、米10年債入札、テスラ決算
 8日 景気ウォッチャー調査、30年債入札
    朝鮮人民軍創建日、中国貿易収支、英中銀会合
    米連邦政府つなぎ予算期限、フィラデルフィア連銀総裁講演
    エヌビディア、ツイッター決算
 9日 オプションSQ、日本は三連休前の週末、黒ちゃんオペ
    2回目の国内企業決算発表ピーク
    中国の消費者物価と生産者物価、平昌五輪開幕と日韓首脳会談
 来週 来週末は米英欧SQ&45日前ルール該当日

といったところなので、先にも述べた通り、
マクロ指標と企業決算は堅調であろうとも反応は薄いでしょうから、
それ以外のイベントを見る限り、8-9日が目先のヤマ場と言えます。

もしかしたら明日の黒ちゃんのオッペケペーにて、
ブラックマンデーやなくてブラックマンやでー(黒田やでー)とばかりに
過剰な薬物投与となれば、ラリパッパ・リバウンドの可能性も・・・

ブラックマンやでーにはならず、ヤマ場がきっかけになったとしても、
せいぜい悲鳴の上がった金利水準までリバウンドする程度であり、
本格反発には転じないと見ており、
言っても市場は大きな傷を負ったので(崩れたので)、
傷が癒えるのは来期の業績見通しも判明する5月頃かなと見ております。

水準的にも・・・エセ適温相場の始まったのが9月であり、
現状の円高水準による企業業績懸念で割安感も剥落しつつあるので
9月水準まで戻して然るべきとも思うのですが、
個人的に9月以降は乗り切れなかったという私的な感情論の要素も強いので
水準目線よりも先に述べた動きや需給、心理面で判断するのが妥当でしょう

以上の通りなので、明日のスタンスについては変わりはなく、
昨日の繰り返しになりますが、今の動きが落ち着く(揺れが収まる)まで、
もしくは金利と株価の方向感や相関性が明確になり、
金利動向が八方塞がりと解釈される状況から脱するまでは、
新興市場も含めおとなしくしておいた方がいいでしょう。
短期のリバウンド狙いは御自由にどうぞ(くれぐれも御注意を)。

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