FC2ブログ
不沈艦日記
マーケット展望などなど。
湯加減は変わらぬままのゴリラ反発
こんばんはです。

仮想通貨騒動のせいもあり、すっかり忘れておりましたが、
何やら中国では理財商品が火を噴き始めているとの報道も・・・

かつては次のサブプライム候補筆頭は中国の理財商品と言われながら、
政治体制が国民の生命も財産も人権も無視して強権発動できる上に、
金融市場は神(御上)の手を使い放題であり、
情報も隠し放題の習隠蔽(近平)率いる変態独裁国家ですから、
どうにかなるんじゃないのか?表面化しないのではないか?ということで、
心配していたらキリがなく、表面化した際はシャレにならん時だと
割り切って見ておくしかなかったので、今回も同様と言えるのですが
足元の中国市場の動きを見ると、人民元の上昇と共に、
金利は世界の流れとも同様に上昇していたのですが、
22日をピークに下げており、上海株は24ー29日をピークに下げており
本日も同様の流れが継続しております。

ただし日米英欧の金利上昇とドル安は現在も続いている一方、
株価のピークは日欧株が23日、英株は12日、米株は26日なので、
中国だけが際立っておかしいとも言い切れないですけど、
中国は必死のパッチで金利を抑えに掛かっている感もあるので
このまま力技で封じ込めようとしているのか、、
少なくとも春節までは火を噴かせないようにしている感もあります。

とりあえず金利が上昇してくると、この手の話が出てくるのは必然ですし、
金利が上昇するからこそ火を噴くことにもなるので、
世界的な金利上昇が止まらない限り、中国の理財商品だけでなく、
旬の仮想通貨騒動(テザーという仮想通貨もキナ臭いとか)、
米国の学生ローンや自動車サブプライムローン、地方債
といった次のサブプライム候補達の騒ぎも、
拡大や火を噴く可能性があるということは頭の片隅に置いておきましょう。

さて、昨夜はイエレンおばちゃま最後のFOMCが開催され、
金融政策に変更はなかったものの、物価見通しが強気だったことで、
強めな利上げ姿勢も継続していると言えます。

ただし先日も書きましたけど、ついこの前まで続いていた長期金利の低迷、
未だに続いている低インフレに対して、ミステリーだと言ってたのに
原因を究明することもなく、物価見通しが強気になっているのは、
どうしたもんか・・・とツッコミたくもなりますが、
足元では御存知の通り、金利上昇が加速しており、
悠長に究明している場合でもないのでしょうし、
利上げを正当化するためにも物価見通しを強めざるを得ないのでしょうけど
そもそもAIやロボット等の技術革新も著しいのですから、
物価目標2%原理主義は今の時代に合ってないといって、
放棄すればいいのにと思うばかりです・・・
しかも現状は物価目標を達成しないまま引き締めに動いており、
実質的に原理主義を放棄しているのですからね・・・

まぁでも賢い人たちの考えでは、放棄すれば問題もあるのでしょうけど、
週初に発表されたFRBが物価の目安とする12月コアPCEデフレータは
低調なままだったわけですから、どうも説得力に欠ける物価見通しです。
足元ではマクロミクロ共に堅調であり、原油(商品)堅調ですから、
1月以降、もしくは先行きは堅調という確信があるのか・・・
じゃあなんでこれまで低迷していたのか・・・ま、いっか(笑)

とにかく昨夜のFOMCを通過しても金利の上昇は続いているので、
市場の焦点としては、金利上昇(温度上昇)に対して、
株式市場(原油も)は耐えられるのか・・・
さらにドル高までが加わっても耐えられるのか・・・
ということですが、昨夜はドル安基調が継続していたことに加え、
米企業決算とマクロ指標が堅調だったこともあり、
米株はそれなりに商いを伴って反発しております。

結局は足元のマクロ環境と企業業績が堅調であり、
トランプマンの税制改革&インフラ投資等の政策で先行き期待も高まれば、
米株は金利上昇にもドル高にも耐えられるのですが、政策については、
いつも書いている通り、米議会運営が困難になっており、
野党民主党は9日が期限のつなぎ予算に合意する条件として、
移民法の譲歩を求めているのですが、昨日のトランプマンの演説を聞く限り
譲歩する姿勢は微塵も無さそうですから、つなぎ予算だけでなく、
目玉のインフラ投資も大丈夫かいな・・・という状況です。

従って政策による先行き期待という目線では、
金利上昇に耐えられそうにないので、
足元目線では企業業績とマクロ指標が堅調であること、
ドル安であることが、金利上昇に耐えるための条件と言えます。
(原油が崩れないことも)

そして日本株ですが、発表が本格している企業決算、マクロ指標が共に、
堅調であること、安倍ちゃんマンの政策期待。これらが土台となり、
黒ちゃんマンの金融政策が舵取りとなりますが、
市場の動き目線では、為替(円)次第でもあり、
為替は米株と原油次第でもあるので、
結局はイベントを含め米国次第と言えます。

本日の日本株についても、国内企業決算が堅調という土台はありますが、
昨夜の米株が商い伴って反発したことが大きいでしょう。
そして本日は商いを伴った反発となったことからも、
買戻しとか月初恒例の買いだけとも言えないので、
今夜の米国を含め明日以降も商いを伴った上昇が続くようであれば
腰の入った買いだとも言えますが・・・。

ただし足元では需給面でのガス抜きが終わったとは言えないですし、
一応、先週までは外国人の売りが続いているのも事実であり、
米国では今夜にISM製造業景況指数と米新車販売台数の発表、
警戒感もあるアップルを始めアマゾンやグーグル等の決算(決算ピーク)
明晩には雇用統計の発表、週末でイエレンおばちゃま退任も控えているので、
明日の日本株の動きだけでは判断できないところもありますが、
シンプルに市場の動きだけで判断するのであれば、
米金利、ドルがどうのように動こうとも(最も重要ですけどね)
米株が堅調で原油も大きく崩れなければ、
目先は反発基調が続くと割り切って立ち回るのもアリです。
(くれぐれも御注意ください・・・ですけどね)

ちなみに私の目線としては、あくまで一時的な反発に過ぎず、
巻き戻しが続くと見ており、円高が再燃・加速するようだと、
来期見通しの出揃う5月あたりまで調整が長引くことも視野に入れてます。

新興市場については、本日は大幅反発だったものの商いはイマイチ・・・
決算シーズンを迎えた主力大型株へ資金が流入しているだけとも言えますし
(新興市場決算は来週から本格化)
主力大型株や海の向こうがリスクオフとならなければ、
新興市場の反発も継続すると言えますが、
現時点ではシンプルに商いを伴った上げが継続するまでは、
慎重姿勢で構えておいた方がいいでしょう。
海の向こうだけでなく国内の長期金利も上昇しており、
金利上昇は新興市場にとって重石ではありますからね。
そして新興市場とも密接な仮想通貨動向も注視しておきましょう

お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。


スポンサーサイト




コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2021 不沈艦日記. all rights reserved.