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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
ダチョウ倶楽部モード
こんばんはです。

本日はTOPIXのリバランスによる最後っ屁があったものの、
商いを伴った大幅安となり、ありがちな日本だけの騒ぎではなく、
米株先物やアジアを含む海の向こうもザワ付いていたので、
久し振りにアドレナリンがジワリと出る一日でおました。

国内に何かきっかけ材料があったのかと言えば、
円高による需給の巻き戻しが続いているだけとも言えますし、
それが黒田薬局のお薬減らし懸念の燻りが続いているからとも言えますが、
海の向こうの主役である米国において、リンゴが木から落ちたことに加え
米金利が約3年9カ月ぶりの水準まで上昇したことで、
ついに高温だ!アチチッ!というダチョウ倶楽部相場になっております。

3年9カ月ぶりの水準自体は、特に意味はないですけど
これまでは金利上昇による高温の差し水としてドル安が続いておりましたが
足元ではドルも下げ止まっており、むしろやや上昇しており、
同じく差し水だった原油も足元ではやや下げたことで、
米株はダイレクトに温度を感じることになっていると言えます。

しかも昨夜発表された米12月消費支出を見ると、
消費支出自体はそれなりに堅調だったものの、
FRBが物価の目安としているコアPCEデフレーターは、
相変わらず物価目標原理主義の2%には達していないので、
じゃあなんで金融引締めに動いとるんや?というそもそも論は置いといて、
マクロ的にも物価が伸びない中で金利ばかりが上昇するというのは、
当然ながらよろしくはないですから、株売りの口実にはなります。
足元の需給環境としても、米債券売り、ドル買い(ユーロ売り)、
米株売り、原油売りとなる余地が大きい状態です。

そして繰り返し書いている通り、
現在の市場では空気を決めているのは実質的に米株と原油なので
両者が下げることになると、市場の空気は悪化することになり、
円はドル高ながらもお得意のリスク回避な円高圧力が加わり(円最強高)、
日本株も売られる・・・という足元の国内の需給環境、
高水準な円売りポジに則した巻き戻しが続くことになります。
(本日の空売り比率は44.2%と高水準ではありますけどね)

従ってこういった国内外の流れを止めるには、
大人の都合である需給のガス抜きが終わることがわかりやすいですし、
米金利上昇&ドル安もしくは米金利低下・ドル高
という米金利かドルが差し水して温度を下げる都合の良すぎる展開となれば
(米金利低下、ドル安の場合は素直にリスクオフとなるでしょう)
流れは止まるかも知れませんが、真っ当な材料を裏付けとするならば、
発表が本格化している国内外の決算が、
足元の堅調ぶりだけでなく先行き期待も高まる結果となり、
月初恒例のテンコ盛りな米経済指標が堅調な結果となり、
さらに今夜のトランプマンの一般教書演説にて、
税制改革に続く目玉政策であるインフラ投資への期待が高まれば、
米金利上昇&ドル高になろうとも高温だと悲鳴を上げず、
熱い湯にも屈しない米経済ということで低インフレ懸念も和らぎ、
需給にも屈しない商いを伴った米株高となれば、
結果的にFRBの金融引締め姿勢も正当化されることになります。
そうなれば国内では、円最強高モードにはならず対ドルで円安となり、
円高による企業業績懸念も和らぎ、日本株を押し上げることになります。

ただし裏付け材料を伴った米金利上昇・ドル高・米株高については、
あくまで理想?欲張った?シナリオですし、
地合いが悪ければ、裏付け材料がポジティブな結果になろうとも、
出尽くしとか織り込み済みとの解釈にもなりますので、
今は市場の動きで判断することを優先して、
裏付け材料は後押し(付け)材料くらいに見ておいた方がいいでしょう。

ちなみに今夜というか日本時間では明日の11時から、
トランプマンが一般教書演説を行いますので、
インフラ投資期待へと繋がればいいのですが・・・
先日のつなぎ予算を巡るドタバタコントを見ていると、
米上院で共和党の議席数が減ったことで、
議会運営が困難になっているのは明らかであり、
しかもロシアゲート疑惑やスキャンダル等で支持率が低迷していることで、
野党も反トランプマン派の共和党議員も世論を気にせず反対してくるので、
果たしてインフラ投資法案は可決成立するのかという疑念があります・・

そもそも大盤振る舞いな税制改革に加え、
更なる積み増しをした巨額のインフラ投資によって財政悪化懸念を招けば、
米金利上昇(米債券安)が加速してもおかしくないですし、
ドル高となればまだ健全とも言えますが、ドル安となって米株安となれば
ベタな財政リスクでのトリプル安だと言われ兼ねないです・・・
来週が期限の米つなぎ予算への懸念まで高まると火に油です・・・

だけに・・・一般教書演説では、かつてのブッシュのように、
強い大統領アピール&国民の目を外部に逸らせることで支持率上昇
という常套手段を使い、過度にどっかの国を口撃や挑発するようだと、
地合いが悪ければ地政学リスクも騒がれ兼ねないです・・・

これまたあくまで最悪の負の連想ゲーム拡大シナリオですから、
それが無ければ明日の一般教書演説は何事もなく通過し、
流れを止めるほどのイベントにはならないでしょうけど、
インフラ投資への期待が高まるのかどうかだけが注目です。

それ以外の注目イベントとしては、今夜のユーロ圏GDP、独消費者物価、
米ケースシラー住宅価格、米消費者信頼感指数、米企業決算、
満月&皆既月食&スーパームーン&月末でもある明日は、
黒田薬局の金融政策決定会合における主な意見(22-23日分)
鉱工業生産、住宅指標、岩谷銀副総裁講演、
任天堂を始め国内企業決算の1発目のピーク、
中国PMI、ユーロ圏消費者物価、米ADP雇用リポート、
米雇用コスト指数、原油在庫、FOMC結果発表、
ボーイング、FB、MS等の米企業決算
明後日はマザーズETF上場、10年債入札、新車販売、
2017年度補正予算採決・成立予定、キーエンス等の国内企業決算、
中国財新製造業PMI、米雇用関連指標、米ISM製造業、米新車販売、
アップル、アマゾン、アリババ、グーグル等の米企業決算、
週末はユニクロ月次、ドニー、ホンダ等の国内企業決算、米雇用統計、
節分の3日(土)はイエレンおばさんのFRB議長退任、
4日(日)パウエルおじさんのFRB議長就任、
今夜から週末まではカタルーニャ議会のドタバタもありそうですから、
週末までずっとヤマ場が続くとも言えますが
まずは日本時間で明日11時のトランプマンの一般教書演説から
明後日のアップル等の米企業決算までがヤマ場と言えそうです。
(今夜から週末までカタルーニャ議会のドタバタもあります)

以上の通りなので、目先としては米金利上昇、米株安(原油安)、
国内では円高・株安の流れが続くと見ており、
さらにドル高(円最強高)も加わることになると、
来期業績見通しが判明する5月あたりまで長引きそうですが、
とりあえず日本株と円を含む現在の市場は、
最も重要なのは米金利動向ながらも、動きとしてのシンプルな判断材料は、
米株と原油次第という状況なのも事実ですから、
米株と原油が商いを伴っての反発が継続し、
日本株も商いを伴う反発が継続するまでは、
流れが止まってないと判断して構えておきましょう。
同時に先に述べた裏付け材料の動向(結果)も注視しておきましょう。

新興市場については、本日のマザは続落となったものの、
昨日も含め商いはイマイチであり、JQは商いを伴った下げだったものの
まだ本日だけの下げであり、新興市場からの資金流出とまでは言えないので
シンプルに明日が商いを伴った下げとなるようであれば、
警戒モードに切り替えるべきですが、先にも述べた通り、
主力大型株は商いを伴った下げが続いており、
海の向こうも動きとしては高温を嫌気する巻き戻しが続いており、
明日からは目先のヤマ場を迎え、現状の動きが加速することになれば、
新興市場も無視は出来ないので、くれぐれも御注意ください。
そして新興市場とも密接と言えるキナ臭い仮想通貨も注視しておきましょう

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