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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
湯加減判断ウィーク
おはようございます。

コインチェック騒動は自前補償が決まったことで、
称賛モードへと激変しておりますが、何より被害者が助かり、
納得するのであれば、ヨシということなのでしょう。
それにしてもここぞとばかり叩くとかではなく、
会見で「返せないかも」と言ってたのは何だったの・・・
すぐに返金できる自前の資金力とかぼろ儲けであるならば、
被害額が580億円で補償は460億円というのは・・・
返金価格が88円で今は・・・日本円で返金して税金は・・・
といった疑問も含め他にもそもそもな疑問が増えるばかりですし
まさかとは思いますけど、グレーなオイニーも感じますけど、
未来の可能性のためにも称賛ということにしておきましょう(笑)

さて、コインチェック騒動はこれくらいにして、
市場では相変わらず口は災いの元かのように、
要人達の軽口が相場を動かしております。

ムニューチンのドルフニャチン発言に始まり、
ドラギえもんのフニャチン野郎のせいでユーロ高になっとるがな発言、
トランプマンのまさかのドラギえもんを援護するかのような、
強いドルが見たいぞ発言、泡食って火消しにあたるフニャチンおじさん、
さらにダボス会議でトランプマンの軽口かと思いきや、
今度は我らが黒ちゃんマンの軽口が火を噴いており、
自らのお薬減らし疑惑を蒸し返すことに・・・

ついこの前までは、謎の低インフレと長期金利の低迷と言ってましたが、
足元のマクロ環境と企業業績が堅調で原油も長期金利も上昇しているので、
謎は解明されないまま好き勝手なことを言い始めているのか?
泡食って口先で牽制しているのか?すっきりしないところはありますけど、
低インフレが解決されるのであれば、結果オーライかもしれませんが・・

足元で発表されている物価指標は、世界的に低調であり、
週末に発表されたFRBが物価の目安としているコアPCEデフレータは
相変わらず物価目標原理主義の2%には届いておらず、
同じく週末に発表された我が国の消費者物価も相変わらず、
総合は前年比で上昇したものの、肝心のコアやコアコアは横ばいであり、
目標の2%には遠く及ばないので、週末の黒ちゃんマンが発した、
物価目標2%が近いという軽口も説得力に欠けますし、
今のところ世界的にも結果オーライな状況とも言えないですけどね。

そんな結果オーライとも言えない状況はともかく、
そもそも黒田薬局のお薬減らし(オペ減額)が、
日本を含む世界的な金利上昇と共に足元の円高を加速させたので、
軽口リレーが元に戻っただけとも言えますが、おかげで週末は円高が進行し
企業想定為替レートの1ドル110円とか109円台どころか、
108円台半ばまで進行しております・・・

ただし週末は英欧株高、米株が大幅高で終えたこともあり(原油高も)、
シカゴ日経平均先物も小幅高で帰って来ているので、
週末に発表されたファナック等の国内企業決算によって、
日本株は円高耐久力を見せ始めているのか?とも言えますが、
国内企業決算の本格化は今週から来月半ばまで続きますし、
さらなる円高進行となれば、さすがに日本株の重石になるでしょうから、
円高(円の巻き戻し)が止まり、米株と原油の堅調ぶりも継続、
国内企業決算が円高を跳ね返す堅調な結果とならない限り、
日本株の上値は厳しく、むしろ株安方向と見ておいた方がいいでしょう。

ちなみに足元の需給環境を見ても、23日時点ではありますが、
投機筋の円売りポジは昨年来最高水準近辺に変わりはなく、
裁定買い残は約2.8兆円に減ったという見方も出来ますが、
巻き戻し余地は十分にありますし(信用買い残は3.1兆円と高水準)、
足元では外国人も売りが続いているので、
円の巻き戻しが加速するようだと、恒例の先物売りもセットになりますし、
足元ではユーロの買いポジは過去最高水準、
ドルの売り越しとポンドの買い越しは継続、原油の買いポジは過去最高水準
米債券は売り越しに転じており、米株はややガスが抜けているものの、
米株以外はいつ巻き戻しが起きてもおかしくない状況であり、
これらの巻き戻しが始まると米株も巻き戻されるでしょうから、
日本株は円や国内要因だけの巻き戻し圧力だけでなく、
当然ながら海の向こうからも圧力が掛かることになります。

そんな海の向こうの主役である米国市場は、
この前まではマクロ・ミクロ堅調で金融引締めに動いているにも関わらず
米長期金利低下、ドル安というダブルの都合が良すぎる状態を作り、
適温相場とこじ付けて米株は上昇して来たとも言えますし、
足元では米長期金利が上昇しようとも、まだドル安が続いているから、
高温じゃないとばかりに米株の堅調ぶりも続いていると言えますので、
ドルとユーロの巻き戻しでドル高ユーロ安となった場合、
一昨年末の様なムテキングなトランプラリーで米株高や!
と言えるのかは疑問であり、ついに都合の良すぎるダブルな条件が消え、
低インフレが解決されないまま高温相場になってしもた・・・
と言って米株安となる可能性が高いでしょうから、
米金利上昇と共にドル高へ転じた場合に米株が耐えられるのかが焦点です。

まさかとは思いますけど、ドル高へ転じる代わりに今度は米金利を下げ、
まだ高温じゃないでと米株高になる可能性も否定は出来ない国ですけど、
まずは巻き戻しのドル高ユーロ安になるのかが順序としては注目です。

そして米国が焦点通りのトランプラリーになるか、
トランプラリーやなくて高温やからアカンラリーとなるか、
米金利低下、ドル高バージョンの高温じゃないでラリーになるか、
いずれにせよ米株の裏付け(口実)になるものとしては、
今週も続く米企業決算(31日と1日が注目決算のテンコ盛り)、
月初恒例の雇用統計を始めとするテンコ盛りな今週半ば以降の米経済指標、
インフラ投資法案等の政策が期待される30日のトランプマン一般教書演説
これらを加味して決まるイエレンおばさん最後のFOMC(退任は3日)、
といったラインナップとなります。

欧州では30日にユーロ圏GDPと独CPI、31日にユーロ圏CPI
カタルーニャ州議会で新首相信任投票、中国では31日にPMI、
国内では31日が国内企業決算の一発目のピーク、1日が補正予算成立、
31日は満月&皆既月食&スーパームーンでもありますので、
米国のラインナップも含めると、
日本時間では31日未明のトランプマンの一般教書演説から、
いつ大きく動いてもおかしくないイベントラッシュが続きます。

継続しているリスクとしても、ロシアゲート騒動やトランプマン支持率低下
上院での議席数減による米議会運営の紛糾懸念、
それによるインフラ投資法案とつなぎ予算の成立懸念、中東地政学リスク、
欧州政治情勢、カリアゲリスク、炎上中の仮想通貨動向といったものです。

ということで、焦点や小難しい背景としては以上の通りですが、
日本株目線だけでシンプルに市場の動きで判断すると、
足元では円高が重石となっているので、円高が止まることが最優先ですが、
海の向こうは長期金利上昇のままドル高に転じるかが焦点ながら、
市場の空気を決めるのは米株と原油次第なので、米株と原油が堅調であれば
長期金利やドルがどう動こうとも市場の緊張感は高まらないので、
円高も緩やかなものとなり、日本株は企業決算を口実にして、
円高の影響も限定的な動きとなりそうですが、
米株と原油が崩れると市場の緊張感が高まり、
円は得意のリスク回避の円高圧力も加わるので、先にも述べた通り、
海の向こうが動くきっかけとなりそうな日本時間31日未明からは、
イベント的なヤマ場として身構えておきましょう。

私としては、現在の円高を伴う巻き戻しの動きが継続すると見ており、
もし海の向こうが崩れることになると、何チャラショックにはならずとも、
巻き戻しも相まっての円高・日本株売りも加速するでしょうから、
来期見通しが判明する5月あたりまで調整局面が長引く可能性も・・・
という心構えも必要かなと見ております。

新興市場については、週末時点でも資金流入が続いていると言えるので、
シンプルに足元の上昇局面を上回る商いを伴った下落が継続するまでは、
資金流入が続いていると判断して立ち回ればいいのですが・・・、
先にも述べた通り、主力大型株や海の向こうは31日未明からヤマ場を迎え
リスクオフでの巻き戻しが加速するようだと新興市場も無視はできないので
海の向こうの動向も含めて注視しておきましょう。
何やらチェックコイン騒動が一夜にして謎の称賛の嵐に変わっているので、
仮想通貨関連やセキュリティ関連が賑わいそうな勢いではあります(笑)

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