FC2ブログ
不沈艦日記
マーケット展望などなど。
背景と市場の動きを見ながらも・・・
こんばんはです。

お強ぉございます、岸朝子です状態の株式市場ですが、
昨夜の米株は米議会で綱渡りならぬつなぎ予算の可決後に上げ幅を拡大し、
商いは昨日よりも減ったものの3指数共に史上最高値を更新し、
動きとしても高値引けしております。

それを受けた本日の日本株は、昼前後に発表された黒田薬局会合が、
無難に通過したこともあり、米国と違って商いを伴いながら高値引けとなり
日経平均、TOPIX共に26年ぶりの高値を更新しております。

引け後に行われた黒田薬剤師の会見では
市場で出口論が燻る要因となった先日のお薬減らし(オペ減額)についても
やはりと言うかイールドカーブいじくり倒しのためだけであり、
薬を減らしとるわけやないで!何度も言っている通り、
物価目標2%達成するまでは薬を減らさない原理主義は変わらんで!
と終始ご機嫌な様子で会見を終えておりましたので、
出口論に対する誤解を招くことはなく、火消し出来たと言えます。

ただ・・・気になったのは、
お薬減らしをきっかけに円高が進行していることに対して、
ユーロ高が加速していることを持ち出していたので、
見方によっては円高を容認している感もあり、
足元の円売りポジの積み上がりを考えると、
円の巻き戻しが加速しそうな気がしなくもないですが・・・(笑)

しかも本日の安川電機決算を皮切りに本格化する国内企業決算を前に、
円高が継続したままだと企業は上方修正を発表しづらくなり、
決算発表と据置予想をきっかけに売られるパターンが定着すると、
日本株にとってはちと気がかりではあります。

ちなみに本日決算を発表した安川電機の3Q業績は、
市場予想通りの着地となりましたが、通期予想は据置となり、
4Qの想定為替レートは1ドル110円、1ユーロ130円なので、
円高が加速して1ドル110円を割ると業績懸念が台頭しますし、
割らなくとも安川電機の株価自体が高値なので、
明日が出尽くしで売られるのか、そもそもすでに今期はどうでもよく、
来期目線ではありますので、来期への期待でさらに上昇となるのか・・・
今後の本格化する国内企業決算の目安としても、
明日の安川電機の動きは注目でおます。

以上の通り、国内環境としては、安倍ちゃんの政策期待もありますが、
これから発表が本格化する国内企業決算については、
もはや来期目線なので、今期はどうでもいいとは思うのですが、
3Qの着地自体は概ね堅調な結果となるでしょうから、
通期予想が上方修正されるのかどうかは為替次第とも言えるので、
黒田薬剤師の地味な円高容認疑惑が気掛かりではありますし、
高値圏での決算発表後の値動きもやや気掛かりではあります。

足元の需給環境についても、裁定買い残はやや減ったものの高水準であり、
円売りポジは昨年来最高水準、信用買い残も3.14兆円と3兆円超え、
(外国人も今週はともかく、先週は大きく売り越し)
という巻き戻しが起きてもおかしくない状況です。

そして冒頭でも書いた海の向こうの主役である米国については、
足元では発表が本格している米企業決算が堅調であり、
昨夜発表されたIMFの世界経済見通しを始めマクロ指標も堅調であり、
政策面ではすでに成立した税制改革効果、
今月中に発表されるインフラ投資法案への期待、
というこれら土台となるものを裏付けとして、低インフレ懸念が和らぎ、
米金融引締めと米金利上昇にも耐えられるとの見方になっており、
現状は燻ったままの地政学リスク等も落ち着いているので、
足枷となっていたつなぎ予算成立&政府機関閉鎖解除をきっかけに、
米株が動いていると言えます。

ただし米長短金利が上昇しているにも関わらず、
都合の良すぎるドル安が続いていたり、原油の堅調ぶりも続いており、
足元の需給環境は株、債券、為替、原油共に、
いつ巻き戻しが起きてもおかしくない状況であることに変わりはないので
何かをきっかけに巻き戻しが起きることは十分に有る・・・
ということは頭の片隅に置いておきましょう。

そして成立したつなぎ予算は2月8日までの綱渡りであり、
近いうちに予算を巡るズンドコ劇場が懲りずに開演するでしょうし、
今回は移民政策で野党民主党に妥協した上で成立していることからも、
8日が期限のつなぎ予算を巡る協議の際には、
30日のトランプマンの一般教書演説までに発表されるインフラ投資法案が
今回の移民政策のように野党民主党が人質に取る可能性もある・・・
ということも頭の片隅に置いておきましょう。
さらに予想は不可能なので気にしてもキリはなく、
負うべきリスクではありますが、格下げリスクもあります。

他にもペンスおじさんの物議を醸すイスラエルツアー、
すっかり風化している感はあるものの、
キナ臭さに変わりない仮想通貨の動向も気掛かりです。

とうことなので、以上の小難しい背景やリスクを承知した上で、
立ち回ることが好ましいとは思いますが・・・
つなぎ予算が成立したものの先延ばしという変わり映えしない状況なので、
小難しいことには囚われず、市場の声(動き)だけで判断するならば
海の向こうで市場の空気を決める米株と原油が揃い踏みで崩れず、
為替市場で企業想定為替レートの1ドル110円を割らなければ、
日本株も崩れないという判断基準を継続して立ち回りましょう。

新興市場については、本日はマザ、JQ共に高値を更新し、
昨日に続く商いを伴った続伸となりましたので、
シンプルに商いを伴った下落が継続するまでは、
割り切って勝負姿勢で挑めばいいでしょう。

お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングに参加しております。


スポンサーサイト




コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2021 不沈艦日記. all rights reserved.