こんばんはです。
精神鑑定?検査?を受けてしまうクレイジーな大統領のいる国は、
相変わらず気味の悪い長短金利差の縮小が続いているものの、
昨夜は米金利上昇(長短金利共に)、ドル高、米株高、原油高、
という動きとしては真っ当なトランプラリー&油高となり、
米株は前日に続く大商いを伴いながら3指数共に史上最高値更新しており、
前日のバイクラ感漂う寄り天唐竹割りは何やったんやという動き・・・
ついでに言えば、昨日の仮想通貨狂騒曲は大して戻してないものの、
飽きたのか、慣れたのか、やや落ち着いていたりもします(笑)
個人的にはサブライムと同様のオイニーが漂っていたり、
ライブドアショックとも似ている感もありますけど・・・
仮想通貨はともかく、繰り返し書いている通り、
市場の空気とマネーの流動性を決めるとも言える米株と原油が堅調な上に
ドル円が111円台に戻したこともあり、
我らがシカゴ日経平均先物も堅調に帰って来たので、
本日の日本株は大幅なGUでスタートを切りましたが、
昨夜ではなく前日の米株のように大商い(約3.6兆円)を伴いながら
寄り天唐竹割りの展開となり、米株先物が軟調に推移していたこともあり
終わってみればマイナスに転じての続落で終了(新興市場も同様)・・・
週前半の薄商いでの上昇に対し、本日は前日に続く大商いでの下落ですから
シンプルに売りのパワーがゴリゴリに転じたと見るのが無難なのですが、
親分米国に従順な子分肌の我が国ですから、
前日にバイクラと見せかけて、昨夜は大幅高となった米株のように、
明日の日本株は大幅高となりそうなオイニーも漂っているのですが・・・
(本日は空売り比率も高水準。一方で先週は南蛮人売り、
足元の裁定買い残、信用買い残、円売りポジもまだ高水準です)
一応、明日は米連邦政府つなぎ予算の期限なので、
米議会で否決されることになれば、政府機関が閉鎖となります・・・
かつて政府機関が閉鎖された際は、閉鎖が決まった直後の騒ぎだけで
市場はほとんどシカト状態どころか米株は上昇していたので、
今回も閉鎖したところで・・・という楽観的な見方もあります。
そもそもトランプマン(政治)の力よりも民間(企業)が元気やからこそ
という見方もありますし、ちょうど決算シーズンではありますので、
そういった見方が強くなる時期ではありますが・・・
御存知の通り、トランプマン率いる共和党は昨年の補選で敗れたことで
今年から上院での議席数が減っており、足元ではロシアゲート疑惑、
エルサレムの首都認定問題(週末からペンス副大統領の中東歴訪も)、
DACA騒動、さらにトランプマンのセクハラ騒動や下半身スキャンダル
これらの影響もあってか支持率は相変わらず低迷しているだけに、
議席数の減った米議会で今回のつなぎ予算をまとめられなければ、
市場が待ち望んでいるインフラ投資法案は大丈夫なのか?
という連想ゲームな飛び火が起きることになり、
さらに格下げまで食らうことになると火に油となりますので、
政府機関閉鎖だけでは済まない可能性はあります。
(逆につなぎ予算が成立すれば、インフラ投資法案期待も高まります)
従って明日は良からぬ連想ゲーム拡大となるリスクもある週末なので、
今日のことが無かったような大幅高になるとは思えないのですが、
いかんせん土台の部分であるマクロ環境は国内外共に堅調であり、
ミクロ環境(企業業績)についても、決算発表が本格している米国は、
概ね堅調な決算が続いており、一部で税制改革の悪影響が見られるものの、
今のところは税制改革が追い風という見方が大勢であり、
さらに先に述べた明日のつなぎ予算協議の連想ゲーム次第ながら、
今のところインフラ投資法案への期待もあることで、
マクロ・ミクロ共に先行きへの期待感へと繋がっている上に、
物価に影響する原油(商品)が足元で堅調なこともあり、
謎と言ったまま放置されている低インフレが続いていようとも、
大して警戒されておらず、結果的に長期金利の低迷も大して警戒されず、
こんな状況を市場では適温相場と称し、
FRBの金融引締め姿勢も正当化されているという状況です。
我が国のミクロ面(企業業績)についても、
足元で黒田薬局のお薬減らし懸念が払拭されずに円高は進んでいるものの、
企業想定為替レートの1ドル110円を割ってないこともあり、
来週から本格化する決算への警戒感はなく、むしろ堅調観測が大勢であり、
政治については世界的に最も安定していることで、
増税懸念もありますが、ポジティブな政策期待もほのかに漂っております。
(そういう意味ではアベノミクスの最大の功労者は、
ことごとくポンコツぶりを発揮してくれる野党なのかも(笑))
以上の通り、国内外のマクロ・ミクロ環境が、
足元の堅調ぶりだけでなく、政策による先行きへの期待があることで、
米英欧の金融引締めや黒田薬局の薬減らしの懸念が軽減され(嫌気されず)
不気味な低インフレと長期金利低迷(ドル安も)も無視されるだけでなく
適温相場と称した楽観ムードを作り上げており、
そんなムードに水を差すような政治リスク、地政学リスク等についても、
燻りは続いているものの、現状は火を噴いていないという状況なので、
過熱気味な需給面での巻き戻しも止まったとは言えないながらも、
緩やかなものに留まっております。
従って、こういった状況が継続している限り、繰り返しになりますが、
低インフレの継続や長期金利とドルの低迷が続いていようとも、
世界的には米株と原油が揃い踏みで崩れなければ・・・
国内的には米株と原油に加えて為替市場において、
企業想定為替レートの1ドル110円を割らなければ・・・
適温相場と称する現在の状況が続くというシンプルな見方でいいでしょう。
ただし明日は米つなぎ予算の期限であり、
先に述べた良からぬ連想ゲーム拡大リスクもあるので、
シンプルな見方だけでなく、くれぐれも御注意ください。
新興市場についても、主力大型株と同様、
本日は昨日に続き、マザもJQも商いを伴って下げているので、
シンプルに判断するならば、明日が商いを伴った反発にでもならない限り
警戒モードに切り替えて構えておきましょう。
(新興市場は仮想通貨暴落の余波を最も食らいそうな気もしますけどね)
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精神鑑定?検査?を受けてしまうクレイジーな大統領のいる国は、
相変わらず気味の悪い長短金利差の縮小が続いているものの、
昨夜は米金利上昇(長短金利共に)、ドル高、米株高、原油高、
という動きとしては真っ当なトランプラリー&油高となり、
米株は前日に続く大商いを伴いながら3指数共に史上最高値更新しており、
前日のバイクラ感漂う寄り天唐竹割りは何やったんやという動き・・・
ついでに言えば、昨日の仮想通貨狂騒曲は大して戻してないものの、
飽きたのか、慣れたのか、やや落ち着いていたりもします(笑)
個人的にはサブライムと同様のオイニーが漂っていたり、
ライブドアショックとも似ている感もありますけど・・・
仮想通貨はともかく、繰り返し書いている通り、
市場の空気とマネーの流動性を決めるとも言える米株と原油が堅調な上に
ドル円が111円台に戻したこともあり、
我らがシカゴ日経平均先物も堅調に帰って来たので、
本日の日本株は大幅なGUでスタートを切りましたが、
昨夜ではなく前日の米株のように大商い(約3.6兆円)を伴いながら
寄り天唐竹割りの展開となり、米株先物が軟調に推移していたこともあり
終わってみればマイナスに転じての続落で終了(新興市場も同様)・・・
週前半の薄商いでの上昇に対し、本日は前日に続く大商いでの下落ですから
シンプルに売りのパワーがゴリゴリに転じたと見るのが無難なのですが、
親分米国に従順な子分肌の我が国ですから、
前日にバイクラと見せかけて、昨夜は大幅高となった米株のように、
明日の日本株は大幅高となりそうなオイニーも漂っているのですが・・・
(本日は空売り比率も高水準。一方で先週は南蛮人売り、
足元の裁定買い残、信用買い残、円売りポジもまだ高水準です)
一応、明日は米連邦政府つなぎ予算の期限なので、
米議会で否決されることになれば、政府機関が閉鎖となります・・・
かつて政府機関が閉鎖された際は、閉鎖が決まった直後の騒ぎだけで
市場はほとんどシカト状態どころか米株は上昇していたので、
今回も閉鎖したところで・・・という楽観的な見方もあります。
そもそもトランプマン(政治)の力よりも民間(企業)が元気やからこそ
という見方もありますし、ちょうど決算シーズンではありますので、
そういった見方が強くなる時期ではありますが・・・
御存知の通り、トランプマン率いる共和党は昨年の補選で敗れたことで
今年から上院での議席数が減っており、足元ではロシアゲート疑惑、
エルサレムの首都認定問題(週末からペンス副大統領の中東歴訪も)、
DACA騒動、さらにトランプマンのセクハラ騒動や下半身スキャンダル
これらの影響もあってか支持率は相変わらず低迷しているだけに、
議席数の減った米議会で今回のつなぎ予算をまとめられなければ、
市場が待ち望んでいるインフラ投資法案は大丈夫なのか?
という連想ゲームな飛び火が起きることになり、
さらに格下げまで食らうことになると火に油となりますので、
政府機関閉鎖だけでは済まない可能性はあります。
(逆につなぎ予算が成立すれば、インフラ投資法案期待も高まります)
従って明日は良からぬ連想ゲーム拡大となるリスクもある週末なので、
今日のことが無かったような大幅高になるとは思えないのですが、
いかんせん土台の部分であるマクロ環境は国内外共に堅調であり、
ミクロ環境(企業業績)についても、決算発表が本格している米国は、
概ね堅調な決算が続いており、一部で税制改革の悪影響が見られるものの、
今のところは税制改革が追い風という見方が大勢であり、
さらに先に述べた明日のつなぎ予算協議の連想ゲーム次第ながら、
今のところインフラ投資法案への期待もあることで、
マクロ・ミクロ共に先行きへの期待感へと繋がっている上に、
物価に影響する原油(商品)が足元で堅調なこともあり、
謎と言ったまま放置されている低インフレが続いていようとも、
大して警戒されておらず、結果的に長期金利の低迷も大して警戒されず、
こんな状況を市場では適温相場と称し、
FRBの金融引締め姿勢も正当化されているという状況です。
我が国のミクロ面(企業業績)についても、
足元で黒田薬局のお薬減らし懸念が払拭されずに円高は進んでいるものの、
企業想定為替レートの1ドル110円を割ってないこともあり、
来週から本格化する決算への警戒感はなく、むしろ堅調観測が大勢であり、
政治については世界的に最も安定していることで、
増税懸念もありますが、ポジティブな政策期待もほのかに漂っております。
(そういう意味ではアベノミクスの最大の功労者は、
ことごとくポンコツぶりを発揮してくれる野党なのかも(笑))
以上の通り、国内外のマクロ・ミクロ環境が、
足元の堅調ぶりだけでなく、政策による先行きへの期待があることで、
米英欧の金融引締めや黒田薬局の薬減らしの懸念が軽減され(嫌気されず)
不気味な低インフレと長期金利低迷(ドル安も)も無視されるだけでなく
適温相場と称した楽観ムードを作り上げており、
そんなムードに水を差すような政治リスク、地政学リスク等についても、
燻りは続いているものの、現状は火を噴いていないという状況なので、
過熱気味な需給面での巻き戻しも止まったとは言えないながらも、
緩やかなものに留まっております。
従って、こういった状況が継続している限り、繰り返しになりますが、
低インフレの継続や長期金利とドルの低迷が続いていようとも、
世界的には米株と原油が揃い踏みで崩れなければ・・・
国内的には米株と原油に加えて為替市場において、
企業想定為替レートの1ドル110円を割らなければ・・・
適温相場と称する現在の状況が続くというシンプルな見方でいいでしょう。
ただし明日は米つなぎ予算の期限であり、
先に述べた良からぬ連想ゲーム拡大リスクもあるので、
シンプルな見方だけでなく、くれぐれも御注意ください。
新興市場についても、主力大型株と同様、
本日は昨日に続き、マザもJQも商いを伴って下げているので、
シンプルに判断するならば、明日が商いを伴った反発にでもならない限り
警戒モードに切り替えて構えておきましょう。
(新興市場は仮想通貨暴落の余波を最も食らいそうな気もしますけどね)
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