こんばんはです。
株式市場ではやっとこさ金利の動向に敏感となっており、
健全?まとも?なことだなとは思うばかりです。
先週までは長短金利がチグハグな動きであろうとも
株式市場では謎の適温相場と称して金利動向がすっかり無視されていたので
我らが黒田薬局の一回キリのお薬減らし(オペ減額)であろうとも
それがきっかけとなって世界的に長期金利が上昇したことは、
良からぬバブルへと暴走しないためのブレーキほどではないものの、
気付きにはなったとも言えます。
だからなのか、本日の黒田薬局の処方箋(オペ)は、
えらいこっちゃ!ステルスのつもりがバレバレになってもうた!
火消しせなあかん!とばかりに、まさかのお薬増量(増額)とはせず、
かといって火に油を注ぐようなお薬減らしの追撃をするわけでもなく、
通常通りの処方箋でおました。
とりあえずしばらくは黒田薬局の処方箋次第ではありますが、
これからも金利動向が意識されるのであれば・・・という話なので
再び適温と称する相場に戻るようだと、バブルへ向かうことになりますし、
もしくは金融引締めの先頭を走る米国において、
短期金利ばかりが上昇せず、長期金利が上昇し(イールドカーブが立ち)、
ドルも上昇することになり、それに屈することなく米株が堅調・・・
という最も健全な動きとなればいいのですが、足元の動きを見る限り、
米長期金利上昇&ドル高に対して米株は屈するような動きが見られ、
特にハイテク・半導体株に見られます。
足元では米国だけでなく世界的にマクロ・ミクロ環境は堅調であり、
トランプマンの税制改革やインフラ投資法案が
先行きへの期待に繋がる材料となっているのであれば、
金融政策の引締めの裏付にもなるので、
米長期金利上昇&ドル高にも屈しない株高となってもおかしくないのですが
残念ながらそうではないという状況です。
ただし原油が堅調に推移していることが、
市場の空気悪化の歯止めにはなっているとも言えますし、
そもそもこれらの裏付け材料が物足りないというわけではなく、
実際に長い目では明るい材料であるとは思いますが、
目先については、足元で需給環境が過熱している上に、
世界的に低インフレ状況から脱したとは言えないだけに、
これらの裏付け材料がすでに織り込まれているとか、
先行きは物足りないとの解釈にもなっているのでしょう。
従って、明日に発表される米GDPの7割を占める消費の指標であり、
好調だったと言われていたクリスマス商戦を含む米12月小売売上高、
世界的な低インフレと言われる中で注目の米12月消費者物価が、
どちらも堅調な結果であれば、米長期金利上昇&ドル高にも屈しない米株高
という健全なトランプラリー(グレートローテーション)
となってもおかしくはないですが・・・
すでに巻き戻し(ガス抜き)が始まっているだけに
よほどの堅調な結果になるか、インフラ投資法案への期待が高まらなければ
足元では来週が期限の米つなぎ予算を巡る米国債の格下げ観測があったり
真偽はともかく中国の米国債離れ疑惑?とかもあるので、
巻き戻し(ガス抜き)相場が続きそうですけどね・・・
そして巻き戻し(ガス抜き)相場となったとしても、
昨夜の米国の動きである財政悪化懸念のようなトリプル安とか、
米金利上昇&ドル高に屈する米株安
という金融引締め(金利上昇)を嫌気するような動きとか、
トッピングされる解釈次第では、
単なる需給的な巻き戻し(ガス抜き)ではなく、
厄介な解釈での巻き戻しにもなり兼ねないです。
そう言う意味では、米長短金利低下・ドル安・米株安
というリスクオフとなることが最もわかりやすい動きなので、
明日の2つの米経済指標が低調な結果となれば、
長期金利上昇とかドル高とか言うとる場合か!ダメだこりゃ・・・
ということにはなりますけど、恐らく堅調でしょうから、
リスクオフパターンになる可能性は薄そうです。
そして繰り返しになりますが、黒田薬局のお薬減らしがきっかけで、
日本株も円も巻き戻しが始まっており、本日も継続しているので、
明日の国内の需給イベントであるSQを通過し
(本日のユニクロ決算は堅調でした)
明晩の米国での2つの経済指標をきっかけに、
始まっている巻き戻しが止まるのか・・継続するのか・・・
恐らく継続すると見ているだけでなく、
昨日も書いたロジックで、さらに加速する可能性もありますので、
明日が目先のヤマ場であると共に備えあれば憂いなしで構えておきましょう
ちなみに明日はNY連銀総裁講演(日本時間今夜未明)、中国貿易収支、
米企業決算シーズンの幕開けとなるJPモルガンとWファーゴ等の金融決算
米国は三連休前の週末ではあります。
新興市場については、本日はまだ元気が残っておりますが、
明日は海の向こうと主力大型株が目先のヤマ場であり、
健全なトランプラリーになるとか、平和な巻き戻しならばいいですけど、
巻き戻しの加速やリスクオフとなれば新興市場も無視は出来ないので、
明日は引き続き、備えあれば憂いなしモードで構えておきましょう。
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株式市場ではやっとこさ金利の動向に敏感となっており、
健全?まとも?なことだなとは思うばかりです。
先週までは長短金利がチグハグな動きであろうとも
株式市場では謎の適温相場と称して金利動向がすっかり無視されていたので
我らが黒田薬局の一回キリのお薬減らし(オペ減額)であろうとも
それがきっかけとなって世界的に長期金利が上昇したことは、
良からぬバブルへと暴走しないためのブレーキほどではないものの、
気付きにはなったとも言えます。
だからなのか、本日の黒田薬局の処方箋(オペ)は、
えらいこっちゃ!ステルスのつもりがバレバレになってもうた!
火消しせなあかん!とばかりに、まさかのお薬増量(増額)とはせず、
かといって火に油を注ぐようなお薬減らしの追撃をするわけでもなく、
通常通りの処方箋でおました。
とりあえずしばらくは黒田薬局の処方箋次第ではありますが、
これからも金利動向が意識されるのであれば・・・という話なので
再び適温と称する相場に戻るようだと、バブルへ向かうことになりますし、
もしくは金融引締めの先頭を走る米国において、
短期金利ばかりが上昇せず、長期金利が上昇し(イールドカーブが立ち)、
ドルも上昇することになり、それに屈することなく米株が堅調・・・
という最も健全な動きとなればいいのですが、足元の動きを見る限り、
米長期金利上昇&ドル高に対して米株は屈するような動きが見られ、
特にハイテク・半導体株に見られます。
足元では米国だけでなく世界的にマクロ・ミクロ環境は堅調であり、
トランプマンの税制改革やインフラ投資法案が
先行きへの期待に繋がる材料となっているのであれば、
金融政策の引締めの裏付にもなるので、
米長期金利上昇&ドル高にも屈しない株高となってもおかしくないのですが
残念ながらそうではないという状況です。
ただし原油が堅調に推移していることが、
市場の空気悪化の歯止めにはなっているとも言えますし、
そもそもこれらの裏付け材料が物足りないというわけではなく、
実際に長い目では明るい材料であるとは思いますが、
目先については、足元で需給環境が過熱している上に、
世界的に低インフレ状況から脱したとは言えないだけに、
これらの裏付け材料がすでに織り込まれているとか、
先行きは物足りないとの解釈にもなっているのでしょう。
従って、明日に発表される米GDPの7割を占める消費の指標であり、
好調だったと言われていたクリスマス商戦を含む米12月小売売上高、
世界的な低インフレと言われる中で注目の米12月消費者物価が、
どちらも堅調な結果であれば、米長期金利上昇&ドル高にも屈しない米株高
という健全なトランプラリー(グレートローテーション)
となってもおかしくはないですが・・・
すでに巻き戻し(ガス抜き)が始まっているだけに
よほどの堅調な結果になるか、インフラ投資法案への期待が高まらなければ
足元では来週が期限の米つなぎ予算を巡る米国債の格下げ観測があったり
真偽はともかく中国の米国債離れ疑惑?とかもあるので、
巻き戻し(ガス抜き)相場が続きそうですけどね・・・
そして巻き戻し(ガス抜き)相場となったとしても、
昨夜の米国の動きである財政悪化懸念のようなトリプル安とか、
米金利上昇&ドル高に屈する米株安
という金融引締め(金利上昇)を嫌気するような動きとか、
トッピングされる解釈次第では、
単なる需給的な巻き戻し(ガス抜き)ではなく、
厄介な解釈での巻き戻しにもなり兼ねないです。
そう言う意味では、米長短金利低下・ドル安・米株安
というリスクオフとなることが最もわかりやすい動きなので、
明日の2つの米経済指標が低調な結果となれば、
長期金利上昇とかドル高とか言うとる場合か!ダメだこりゃ・・・
ということにはなりますけど、恐らく堅調でしょうから、
リスクオフパターンになる可能性は薄そうです。
そして繰り返しになりますが、黒田薬局のお薬減らしがきっかけで、
日本株も円も巻き戻しが始まっており、本日も継続しているので、
明日の国内の需給イベントであるSQを通過し
(本日のユニクロ決算は堅調でした)
明晩の米国での2つの経済指標をきっかけに、
始まっている巻き戻しが止まるのか・・継続するのか・・・
恐らく継続すると見ているだけでなく、
昨日も書いたロジックで、さらに加速する可能性もありますので、
明日が目先のヤマ場であると共に備えあれば憂いなしで構えておきましょう
ちなみに明日はNY連銀総裁講演(日本時間今夜未明)、中国貿易収支、
米企業決算シーズンの幕開けとなるJPモルガンとWファーゴ等の金融決算
米国は三連休前の週末ではあります。
新興市場については、本日はまだ元気が残っておりますが、
明日は海の向こうと主力大型株が目先のヤマ場であり、
健全なトランプラリーになるとか、平和な巻き戻しならばいいですけど、
巻き戻しの加速やリスクオフとなれば新興市場も無視は出来ないので、
明日は引き続き、備えあれば憂いなしモードで構えておきましょう。
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