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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
今夜で答えが出るか・・・
こんばんはです。

アラバマ州上院補欠選は共和党候補のセクハラ変態おじさんが敗退・・
ゴリゴリの保守地域であり共和党の鉄板選挙区とも言われてましたが、
そもそもセクハラと言うより性犯罪疑惑が晴れないままの候補者では、
そりゃ勝てんやろと・・・むしろ健闘したとも言うべきなのか・・・

その結果を受けて市場もネガティブに反応はしたものの限定的・・・
何やら勝利した民主党候補者が上院議員に就任するのは1月なので、
年内の可決成立を目指している税制改革には影響ないんだそうで(笑)

ほんまにそうなんでしょうか・・・

トランプマンがどんな破天荒な政策や法案等を掲げようとも、
世論にさえ支持されていれば(支持率さえ高ければ)、
米議会では身内の共和党議員たちも来年の中間選挙を見据え、
造反や強硬な態度は控えるでしょうけど、
鉄板地域であるアラバマ州の補欠選で負けたとなると、
セクハラ疑惑だけではなく、トランプマンの支持率が低いことや、
共和党そのものの支持率までが低下しているとも言えますし、
それこそトランプ丸に乗ったまま来年の中間選挙を戦うことになれば、
ヤバイと考え始めるのが妥当な気もするのですが・・・

そうなると単純にトランプマンと共和党の支持率を上げるか、
もしくは民主党の支持率を下げるか、
まさかのトランプマンおろしも考えるのでは・・・

いずれにせよ予定通りの減税が含まれる税制改革が実現することで、
トランプマンと共和党の支持率が上がればいいのですが、
上院案と下院案の擦り合わせは残っているものの、
すでに税制改革の内容自体は概ね明らかになっているにも関わらず、
支持率は低迷したままであり、それを裏付ける様な今回の補選敗退なので
果たして税制改革を急いで年内に可決成立したところで、
支持率上昇の起爆剤になるのかが疑問です・・・

まさか歴代米大統領の伝統芸でもある軍事行動による
強いアメリカ(大統領)アピールでの支持率上昇というベタな手段を選び
カリアゲマンに鉄拳制裁を喰らわしたりしないことを願うばかりです。

まぁカリアゲマンへの鉄拳制裁は、ホワイトハウスに電話するか、
カリアゲマンの頭上にある電話にかけて聞くしかないので置いといて
税制改革によって財政悪化を招かずに米景気が拡大するのであれば、
長期的にはいずれ支持率も回復するでしょうけど、
目先としては延長された債務上限の引き上げ期限も来週末に迫っており、
トランプマン自らにはロシアゲート疑惑だけでなく、
旬のセクハラ訴訟も抱え、エルサレム首都認定問題も炎上気味だけに、
すんなりと年内に税制改革が可決成立するのか怪しい気もしますが・・・
もしくは妥協した中身になる可能性もありそうですが・・・

何やら今夜はトランプマン自らが税制改革に関する演説をするようなので
以上に書いた懸念のような展開とはならず、
すんなりと可決成立の方向へと進むかもしれませんけどね。

さらに今夜は追加利上げが見込まれているFOMCも開催され、
イエレンおばさんには最後のFOMC&会見となり、
投票権を有するメンバーも年明けから交代するので、
このメンバーで金融政策を決める(投票する)のも最後となります。

今夜はFOMCの結果発表と会見の前に、米消費者物価の発表もあり、
足元で鈍化の続いている物価が、FRBの金融引き締めの足枷となっており
米長期金利低迷を含む景気の先行き懸念の要因にもなっているので、
昨日発表された堅調な米生産者物価と共に米消費者物価も堅調な結果ならば
FOMCとイエレンおばさん会見で強気な引き締め姿勢が維持されても、
十分に説得力を感じることになり、米長期金利とドルが上昇に転じ、
トランプラリーとなる可能性もありますが、足元の需給環境を見ると
特に米株は出尽くしになってもおかしくはない状況です(原油も)

それ以外の「米消費者物価が堅調にもかかわらず弱気な引き締め姿勢」
「米消費者物価が低調にもかかわらず強気な引き締め姿勢」
といった説得力に欠けるチグハグな結果となったり、
「米消費者物価が低調な上に弱気な引き締め姿勢」
というネガティブな意味で一致した結果となれば、
いつも書いているリスクオフかマネーの逆流となる可能性は高いです。

そしてイエレンおばさんの最後の会見についても、
有終の美を飾りたいでしょうから、最後に掌を返すように、
金融引き締め姿勢や物価に対して必要以上に弱気になったり、
マーケットに対してかつてのように「割高じゃないのか?」
といった余計なことは言わないと思いますが、
トランプマンに対しては腹に一物ありげな上に、
そもそも米財政状況を懸念していることもあるので、
税制改革や債務上限引き上げに対して最後っ屁をかますようだと、
市場がザワつく可能性はあります。

あっ、まさかとは思いますけど、現在のビットコイン熱狂に対して、
「バブルやがな」とか「規制が必要や」とか、
「ビットコインのせいで金融政策が効かんがな!
 長期金利と物価の低迷はビットコインのせいちゃうか!」
 カリアゲのニセ札刷り刷り攻撃が原因やったらゴメンやけど・・・」
といった口撃を喰らわしたりしてね・・・

以上の通り、アラバマ州上院補欠選(結果は敗退)、
今夜の米消費者物価とFOMC、OPEC月報、トランプマン演説
という目先のヤマ場を経て・・・

不気味な米長期金利とドルの低迷が正解だったということになり、
米株と米短期債・2年債利回りが低下に転じるリスクオフとなるのか・・
(欧州は債券高・株安、日本は債券高、円高・株安、原油安)

米株と米短期債・2年債利回りの上昇が正解だったということになり、
米長期金利とドルが上昇に転じるトランプラリーとなるのか・・・
(欧州は債券安・株高、日本は債券はともかく円安・株高、原油高)

それとも米短期債・2年債利回りの上昇が維持されると共に
米長期金利とドルが上昇に転じたにもかかわらず、
米株は売られる(原油も)という厄介なマネーの逆流となるのか・・・
(欧州は債券安・株安、日本は債券はともかく円最強高・株安、原油安)
最も最悪は米財政悪化懸念による米長短金利上昇(米債券全面安)、
ドル安、米株安というトリプル安ですけどね。

とにかく、どれになるのか答えを出して頂きたいものですが、
(私としては遅かれ早かれリスクオフになると見てますけどね)
答えが出なければ、米長期金利とドルが低迷したまま
というエセ適温相場(温度差相場)が
明日以降も続く可能性が高くなりますので、、
税制改革や債務上限引き上げ問題が決着するまで、
割り切って波に乗ると言うのもアリです。

一応、明日は我が国の18年度税制改正大綱とりまとめ、
中国の経済統計、IEA石油市場月報、欧州PMI、英中銀会合、
ドラギナイト(ECB理事会)、EU首脳会議、米小売売上高、
週末は日銀短観、EU首脳会議、国連安保理、米MSQ、
といったイベントもあり、継続しているリスクとしては、
カリアゲや中東の地政学リスク、欧州政治動向、ビットコイン動向、
不穏な中国リスク(来週に中央経済工作会議はあります)
といったリスクがあり、これらをきっかけに動く可能性もありますが
今夜のヤマ場以外での本命イベントは米税制改革でしょう。

ちなみに昨夜の米国市場の動きを見ていると、
米長期金利が節目の2.4%まで上昇すると共にドルも上昇し、
米株はそれなりの商いを伴ってダウとSP500が上昇したのですが・・
ナスと半導体とハイテク株が売られているので(原油安も)
やはり米長期金利上昇とドル高にも屈しない米株高となるには、
税制改革の成立、強気な金融引き締め姿勢、物価と賃金の回復、
これらが必要やで!と言わんばかりの動きではあります。

本日の日本株は商いを伴った株安というよろしくない動きだったのですが、
現状は国内独自の政策期待はあるものの海の向こう次第なので、
海の向こうに合わせて動くしかないです。

ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、先にも述べた今夜のヤマ場を経て、
主役である米国市場の答えが米長期金利上昇・ドル高・米株高・原油高
というトランプラリーとなるか、
答えが出ずに米長期金利とドルが低迷したままのエセ適温相場が続こうとも
米株高・原油高が継続しているのであれば、
米税制改革や債務上限引き上げ問題が決着するまで、
割り切って波に乗ると言うのもアリです。
当然ながらリスクオフもしくはマネーの逆流となっていれば、
逆に米税制改革や債務上限引き上げ問題が決着するまでは、
その日限りの勝負に留めておきましょう。

腰を据えて構えている方については、
企業想定為替レートの1ドル109-111円圏内の円高、
商いの伴った日本株安が継続するまでは王者の風格で構えておく
というシンプルな姿勢でもいいのですが、
先にも述べた通り、今夜のヤマ場をきっかけに動く可能性があり、
そうでなくとも税制改革や債務上限引き上げで動く可能性もあり、
いつリスクオフやマネーの逆流となってもおかしくない現状ではあるので
機敏に動ける心構えと準備だけは怠らずに構えておきましょう、

新たに腰を据えて参戦する方については、
今夜のヤマ場を経て、答えの出ないエセ適温相場の継続ではなく、
トランプラリーにでもならない限り、
年単位で参戦する方や割安・中小型に参戦する方以外は、
今が新たに腰を据えて参戦するタイミングだとは言えないです。

新興市場については、本日はJQが小幅反落となったり
商いも減少というマチマチの状況ではありましたが、
安倍ちゃんマン政策の発表が今週だけでなく来週も続くので、
主力大型株や海の向こうに代わり、国策・テーマ株・IPOを中心に、
新興市場への資金流入が継続しそうではありますので、
シンプルに商いを伴った下落に転じるか(下落が継続するか)、
ヤマ場を迎える主力大型株や海の向こうがリスクオフやマネーの逆流、
まさかの米トリプル安という新興市場も無視できない展開とならなければ
引き続き、勝負姿勢で挑めばいいでしょう。

ただし主力大型株や海の向こうは今夜のヤマ場以降も、
本命材料の米税制改革や債務上限引き上げ協議も控えている上に、
先にも述べたカリアゲマン等の燻ったリスクも多い状況なので、
新興市場と連動しがちなFANGを始め日米欧のハイテク株、
任天堂とハゲバンク、これらの重石となる長期金利動向(特に金利上昇)
新興市場にも影響しそうなビットコインを始めとする仮想通貨、
HY債や中国市場(銅も)、これらの動向は横睨みしておきましょう

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