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不沈艦日記
マーケット展望などなど。
正解となるか、難解となるか・・・目先のヤマ場入り
こんばんはです。

清水寺が発表した今年の漢字は「北」、ちなみに昨年は「金」なので、
2年に渡りカリアゲ男にまつわる漢字って・・・
まさか来年は「正」とか「恩」になったら呆れるしかないですけど、
カリアゲ男とは関係なく一文字の漢字としては十分に有り得るだけに
今から来年が心配になります・・・(笑)
もしかすると来年は「正」となって、再来年は「恩」とみせかけて、
「男」ってなったら、それもまたひっくり返りそうですけど・・・

ちなみにマーケットでの今年の漢字としては、
CNBCでも言ってましたが、確かに「煽」かも知れないですね。
煽っている人も、それに乗っている人達もある意味では、
「北」ではなく「キターーーー!!!」と叫んでいたでしょうから・・・
おあとがよろしいようで。

さて、「漢字」よりもマーケットの「感じ」ですが、
昨夜の米国市場は米金利上昇(長短金利上昇)ドル高、米株高、原油高
という動きとしてはトランプラリー(リスクオン)でしたが、
景気の先行きやリスクを反映する長期金利は小幅に上昇したものの、
節目の2.4%すらも超えておらず、不気味な低水準が続いているので、
昨年末のようなトランプラリーには程遠く、
未だエセ適温相場の範疇ではありますが、
楽観的な米短期金利&米株と長期金利の間に温度差がありすぎるので、
エセ適温相場と言うよりは温度差相場と言った方が妥当かも・・・
あっ、風呂の湯は上の表面が熱くて下が冷たいので風呂相場・・・
なんでしょう・・・妥当なはずなのにスベッた感もあるので
やっぱり温度差相場もしくはエセ適温相場ということにしておきます。

とにかく楽観的な米株と米短期・2年債金利の上昇が正解なのか、
悲観的な米長期金利とドルの低迷が正解なのか・・・が焦点であり、
いずれは正解が出るでしょうけど、
それが今夜のアラバマ州上院補欠選なのか、
明日はFOMC、米消費者物価、OPEC月報だけでなく、
トランプマンが税制改革についての演説も行うようなので、
これら一連のイベントで正解を出して頂きたいものです。

そして正解が米株と米短期・2年債金利の上昇ということになり
米長期金利とドルも上昇に転じてトランプラリーとなるのであれば、
他の燻ったままのリスクが火を噴く可能性も覚悟の上で
ひとまず年内は割り切って波に乗るのもアリと言えます。

逆に正解が米長期金利とドルの低迷ということになり、
米株と米短期・2年債金利が下げに転じてリスクオフとなれば、
ひとまず年内、もしくは税制改革法案が可決成立するまでは、
おとなしくしておくのが無難と言えます。

一応、国内では安倍ちゃんマンの政策期待があり、
足元では国内外共にマクロ・ミクロ共に堅調ではありますが、
物価と賃金の伸びはイマイチではありますし、
米税制改革や債務上限協議の行方(アラバマ州補選の結果も影響)、
ゲートなのに出口の見えないロシアゲート疑惑動向、
2年に渡る今年の漢字男なのに感じの悪いカリアゲマンリスク、
エルサレム首都認定騒動、それによる昨夜も起こったテロの激化懸念、
サウジのお家騒動、欧州のズンドコ政治動向、ビットコイン動向、
中国の胡散臭い動き(本日の中国市場は荒れ気味で終えております)、
といった燻ったリスクもありますので、これらが火を噴くことになれば、
国内外共に足元の需給環境がいつ巻き戻してもおかしくない状況なので、
リスクオフモードを加速させることになります。

ちなみに上記の正解ではなく難解なのが、
FRBの金融引締めが重石になると解釈されたり、
税制改革や債務上限引き上げが米財政悪化も招くと解釈され、
米短期・2年債金利の上昇だけでなく、
米長期金利とドルが上昇に転じたにもかかわらず・・・
株安になるというマネーの逆流モードになることです。

こうなると金融市場だけでなく実体経済にもダイレクトに重石となり、
突然降って湧いたように金融危機や財政問題、企業破綻が発生したり、
どっかでバブルが弾けたり、影響がどこまで拡がるのかわからなくなり
市場が最も嫌う信用不安を生む可能性の高い厄介なことにはなります。

恐らくこういった難解なマネーの逆流モードは、
起きる可能性としては低いと思いますけど、
先週の雇用統計発表後には今さらな税制改革不要論が一部では出て来ており
少しずつではありますが、米財政悪化懸念も意識されつつあります。

だからこそ、昨日になってチーム・トランプマンが突然の如く、
税制改革によって税収自体が増えるから財政悪化を招くことはないで!
と半ピラの紙一枚だけで、詳細な根拠不明のまま叫んでおり、
(債務上限引き上げに合意できなかったシナリオも発表)
さらに明日には税制改革についてトランプマンが演説をするということは、
穿った見方をすれば、税制改革法案の協議が難航しているから?
もしかして共和党の鉄板選挙区であるアラバマ州の上院補欠選が、
敗色濃厚だと知ったからこそ(負けると米上院での可決が難しくなる)、
半ピラ紙と演説なのか?と言いたくもなります。

まぁとにかく明朝に結果の判明するアラバマ州上院補欠選、
13日のOPEC月報、米消費者物価、FOMC、トランプマン演説
これらの結果はともかく市場の動きとしての正解が出るかどうかです。
(13日にはイスラム協力機構(OIC)臨時会合もあります)

これで正解が出なければ、明後日の我が国では18年度の税制改正大綱、
中国の経済統計、IEA石油市場月報、欧州PMI、英中銀会合
ドラギナイト(ECB理事会)、EU首脳会議、米小売売上高、
週末の我が国の日銀短観、EU首脳会議、国連安保理、
米MSQ、米議会会期末といったイベントをきっかけに、
正解が出るのかどうかが持ち越されることになります。

くれぐれも難解なマネーの逆流だけはカンベン願いたいものです。

ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、先にも述べた通り、
明朝に判明するアラバマ州上院補欠選、13日夜のOPEC月報、
米消費者物価、FOMC、トランプマン演説が目先のヤマ場なので、
明日はその日限りの勝負に留めておきましょう。

腰を据えて構えている方については、
先に述べた通り、明朝から13日夜までが目先のヤマ場であり、
もはや明日にどうこうしても仕方ないので、
明日は王者の風格で構えておけばいいですが、慎重に対応するのであれば
明日の時点でシンプルに1ドル111円割れの円高
商いの伴った株安となった時点で、一旦は撤退するのもアリです。

新たに腰を据えて参戦する方については、
先に述べた通り、明朝から13日夜までが目先のヤマ場なので、
年単位で参戦する方や割安・中小型に参戦する方以外は、
わざわざ明日に新たに腰を据えて参戦する必要はなく、
ヤマ場以降の動きを見極めてから動けばいいでしょう。

新興市場については、IPO祭も開幕していたり、
安倍ちゃんマン政策の発表が続きそうなだけに、
主力大型株や海の向こうに代わり、国策・テーマ株・IPOを中心に、
た新興市場への資金流入が継続しそうではありますし、
薄商いながらも続伸ではありましたので
シンプルに商いを伴った下落に転じるか、
主力大型株や海の向こうがリスクオフやマネーの逆流、
まさかの米トリプル安という新興市場も無視できない展開とならなければ
勝負姿勢で挑めばいいでしょう。

ただし主力大型株や海の向こうは明朝から13日夜までがヤマ場なので、
新興市場と連動しがちなFANGを始め日米欧のハイテク株、
任天堂とハゲバンク、これらの重石となる長期金利動向(特に金利上昇)
新興市場にも影響しそうなビットコインを始めとする仮想通貨、
HY債や中国市場(銅も)、これらの動向は横睨みしておきましょう

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