不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
バイアグラではなくバイクラ臭も漂うジュリアナ東証
こんばんはです。

本日は久々のジュリアナ東証でおました。

今年5番目となる3.1兆円の売買代金を伴いながら、
日経平均、TOPIX共にレンジを抜けたような年初来高値の大幅高となり
東証1部の時価総額も過去最高の613兆円に達しております。

いやはや、アベノミクスリターンズなのでしょうか・・・
先週までの日本株は海の向こう次第という状況だったのですが、
今日の商いを見ていると、解散総選挙というのは日本独自のネタだけに、
海の向こうもへったくれもなく、日本株買いと言えなくもないです・・

しかしながら国内では今回の解散観測に対して
勝てるタイミングを狙っただけで大義もなく、
ましてやカリアゲ金太郎も撃ち方を止めたわけでもなく、
選挙期間中という政治の空白期間にミサイルが飛んで来たらどうするの?
という解散に対する疑問や唐突な空気も渦巻いておりますが、
市場の主役である南蛮人にとっては、そんな国内の空気はどうでもよく
安倍ちゃんマン政権が勝利して、安倍ちゃんマンも安泰となり、
政策が前に進むという事実ではなく「期待」さえ高まり、
数値的には割安な上に業績懸念も台頭しない円安水準であれば、
国内の需給環境には過熱感はないので、
日本株買いというロジックが働くのも理解はできますけど・・・

それにしても海の向こうでは、明晩にFOMCを控えており
利上げは見送られてもバランスシートの縮小には踏み込む可能性が高く
債券、為替、株共に今の水準で織り込まられているという見方が大半
と言うのがどうにもよくわからないのですが・・・

未だ円以外の通貨に対して軟調なドルが織り込み済みというのはまだしも
米金利は足元で少しだけ上昇したに過ぎず(少しだけ米債券安)
米株に至っては3指数共に史上最高値を更新しているだけでなく、
需給面においても米株の買い越しは今年最高水準近辺まで積み上がっており
さらに割高感も増している状況ですから、
米株と肝心の米債券は織り込み済みには程遠いと思うのは私だけ?

米株の割高感については、トランプマンの減税が現実味さえ帯びれば、
マクロだけでなくダイレクトに米企業業績の嵩増しにはなるので、
割高ではないとの見方を出来なくもないですし、
織り込み済みとの飛躍した解釈もできますが、
未だ支持率低迷による困難な議会運営は続いており、
減税が実現するとは言えない状況であり、
せめて来週に発表される税制改革案の素案が発表されないことには、
トランプマン減税バンザーイとは言えないですし、
かといって米企業決算の本格化は10月上旬ですからね・・・
ああだこうだとケチを付けたところで、
それまでは「期待」ということで突っ走れ!なのでしょうか(笑)

そしてカリアゲ金太郎についても見ての通り、
挑発行為は徐々にエスカレートしているのが現実であり、
次の挑発は前回よりもエスカレートするのは目に見えており、
金太郎にとってもエスカレートさせて注目を集めてこそですからね・・・

しかも今週は各国首脳が一堂に会する国連総会の一般討論演説が開幕し
本日はトランプマン、明日が安倍ちゃんマン、
21日は韓国大統領と中露外相、22日は北朝鮮外相が登壇するので
挑発する好機としては今夜から22日と言えます・・・

金太郎がほんまにミサイルトレードで稼いでいるのならば、
本日を含め足元でたんまりと仕込んでからぶっ放せば、
儲かってしゃあないでしょうしね(笑)

そして昨日も書いたので割愛しますが、欧英政治リスクの蠢きも含めると
海の向こうが上値を追う展開になるとも思えず、
そうなると海の向こうの要素も大きい円相場も円安が加速するとは思えず
当然ながら日本株もそれを無視してアベノミクスリターンズとばかりに、
ゴリゴリと上値を追う展開になるとも思えないのですが・・・

まさか黒だるま親方が20-21日の会合にて、
あからさまな忖度バズーカでもぶっ放すのでしょうか・・・
それとも安倍ちゃんマン自らが、明日のNY市場での講演にて、
バイ・マイ・アベノミクス・リターンズ砲でもぶっ放すのでしょうか・・

アベクロバズーカはともかく、以上のような海の向こうの状況からも、
本日の商いを伴った日本株高は、アベノミクスリターンズによる、
バイアグラではなくバイクラ感が否めないです。

ただしFOMCは明晩ですから、今夜にトランプ口撃が火を噴いたり
カリアゲ金太郎ミサイルがぶっ放されたり核実験でもしない限り、
明日まではバイクラ・ジュリアナ東証は続いてもおかしくないでしょうけど
明晩以降は気を付けた方がいいでしょう。

先週末の記事でも書きましたが、
私は明日からオヤジが最期を迎えた地へ行かなければならず、
相場も見れずブログもお休みさせていただくので、
お前の願望じゃないのか?とか思われそうですけど、
FOMC以降も商いの伴った上昇が継続するならば、
米金融政策によるマネーの逆流やトランプ&カリアゲリスク
といったハシゴ外しは覚悟の上で、割り切って波に乗ればいいですが
少なくとも明日(明晩)はお気を付けくださいということです。

ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、
以上の通り、明晩はFOMCを控えているので(巻き戻しリスク)
明日は本日のようなジュリアナ東証が継続していようとも、
その日限りの勝負に留めておきましょう。
アベノミクスリターンズだと見ている方は御自由にどうぞ。

腰を据えて構えている方は、もはやどうこう言うつもりはなく、
しかも明晩はFOMCなので、FOMC以降の動きを見てから
判断すればいいですが、先にも述べた通り、
国内外共に上値追いの展開になるとは思えないので、
シンプルに明日の時点で商いの伴った株安円高となっていれば、
さっさと撤退するという姿勢で構えておくのが無難です。

新たに腰を据えて参戦する方についても同様なので、
FOMC後の動きを見てから、新たに参戦する時期を探っても遅くないので
明日は本日のようなジュリアナ東証のような動きになろうとも、
焦らずに屁こいて見ておけばいいでしょう。
従って国内企業決算の発表も一巡し、四季報も発売されたので、
新たな銘柄を探す時間に費やすのが好ましいと思うばかりです。

新興市場については、JQと2部が商いを伴う堅調ぶりが続く一方、
マザーズは本日も商いがイマイチ伴っておらず、本格反発とは言えないので
傷を負った個人が癒されるにはマザーズの戻りが必要と言えます。
従って新興市場全体としては、シンプルにマザーズの商いを伴った上昇が
継続するまでは過度なリスクは負わず、警戒モードで立ち回りましょう。

そして先にも述べた通り、海の向こうや主力大型株は、
上値を追う展開になるとは思えず、特に明晩はFOMCを控えており、
リスクオフか巻き戻しを含むマネーの逆流となる可能性も高く、
そうなると新興市場だけは別世界とは言えないので
特に明晩のFOMCを跨ぐのはお気を付けください。

さらに新興市場に影響する外部環境としても、
アップル、FANGを始め米欧日のハイテク株動向(ナスダックも)、
それらに影響する国内外の債券動向(特に債券安局面での反応)、
HY債、何かと騒がしい仮想通貨、
国内環境としては新興市場とも密接な任天堂、ハゲバンクの動向
テーマ銘柄間の資金の動きは注視しながら立ち回りましょう。

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コメント

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高値
米国人 | URL | 2017-09-20-Wed 00:03 [編集]
今日は。遠方へとお疲れ様です。今日の場中は、あからさまに高値更新を目指した動きで強かったですね。売りを結構持ってしまいました。fomcもですが、忖度バズーカーを恐れており、欧米が引き締めに動くガイダンスを出すとなぜか日銀は一身にその後の金の蛇口を開ける公道をとる傾向があるのでないとは思うのですが、バズーカーでも打たないか心配です。
米国人さんへ
マーケット番長 | URL | 2017-09-20-Wed 00:59 [編集]
> 今日は。遠方へとお疲れ様です。

> 遠方へは今日ではなく明日からですw

> 今日の場中は、あからさまに高値更新を目指した動きで強かったですね。
> 売りを結構持ってしまいました。fomcもですが、忖度バズーカーを恐れており、
> 欧米が引き締めに動くガイダンスを出すとなぜか日銀は一身に
> その後の金の蛇口を開ける公道をとる傾向があるのでないとは思うのですが、
> バズーカーでも打たないか心配です。

そうやって日銀がお薬注入することで、
いつまで経っても金融の正常化には迎えず、
デフレからも脱却できない弛緩した経済が続くのかなとも思うばかりですが、
ほんとに動くとビックリを超えて呆れそうですw

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