不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
明日は前哨戦
こんばんはです。

債券のガスが抜けている(債券安)のは良いことではありますが、
米株のガスは溜まり続けているので、果たしてこのまま、
金融引き締め観測な米債券安(米金利上昇)ドル高にも屈せず、
割高感も払拭されてない米株は堅調な展開を続けられるのか・・・

そのためにもガスの溜まった足元の需給環境を呑み込む大商いとなるか
バリュー面での懸念を払拭するトランプマンの減税を含む税制改革、
インフラ投資等の政策、金融引締めにも耐えられる堅調な米経済指標、
そして10月から発表される米企業決算が堅調にならないことには
ガスの溜まった割高な米株の上値は限定的と言わざるを得ないです。

だからこそイエレンおばちゃまが金融政策でサポート出来ればいいのですが
今さら利下げするわけにもいかず、ほんまに利下げしたとしても、
そんなに米経済は悪いのかと解釈されかねず、
かといって利上げを強行&前向き姿勢を示しても、
物価と賃金の鈍化が続く中では説得力もなく、
むしろ金融市場と実体経済への重石になるだけと解釈されるので、
利上げについては見送るしかない現状です。

そして来週のFOMCで決定すると言われているバランスシートの縮小は
織り込まれているとの観測もあるようですが、
足元の債券高(米金利の水準)を始め市場の動きからも、どこが?
としか思えない上に、ハリケーンが被害をもたらしたばかりだけに
来週のFOMCでは、バランスシートの縮小も見送ると思うのですが・・

もしかしたら来週のFOMCでは、利上げは来年以降どころか、
もっと先送りにする代わりにバランスシートの縮小はやりまっせ!
という甘辛な一手も無きにしも非ずですが、
先にも述べた通り、裏付ける環境が揃わないまま、
米債券安(米金利上昇)ドル高が進むことになってしまうと、
米株高とはならず米株安となるでしょうからね・・・

そして我が国も現状の日本株は米株次第の為替(円)次第ですから、
米債券安(米金利上昇)ドル高になろうとも米株安となってしまうと、
円売りポジの巻き戻しとも相まって円最強高となりますので、
国内の需給環境が過熱してなくとも日本株安となります。

以上の通りなので、昨日も書きましたが、
目先の焦点は米金融政策の引き締め動向(欧州も)、
トランプマンの政策動向へと移っておりますが、
いつ起きるかもわからないカリアゲリスクは負うべきリスクとして捉え
トランプマンの政策動向は日々の米議会やトランプマン閣僚の発言等で
政策の実現性や期待を判断するしかないので、
目先の決まったイベント&メインイベントは来週のFOMCであり
米金融政策の引き締め動向が最大の焦点と言えます。

そしてFRBが米金融政策の引き締めに向かう上で足枷となっているのは、
ハリケーン被害への配慮やトランプマン政権の迷走状態もありますが、
FRBにとっては本業の物価が鈍化していることと賃金の鈍化なので
明日の米消費者物価が本番のFOMCを控えた前哨戦となります。
(今夜には米生産者物価や物価に関わる原油指標もありますけどね)

明日の米消費者物価が相変わらずの鈍化継続という結果となれば、、
FRBも金融引締め姿勢を鈍化せざるを得なくなり、
それを反映する米債券高(米金利低下)ドル安が再燃し、
米株安も加わる債券買い・株売りというベタなリスクオフも有り得ます。
(日本はリスクオフの円高、株安となります)

物価が堅調ならば、金融引き締め観測が高まり、
それを反映する米債券安(米金利上昇)ドル高という足元の動きが加速し、
先に述べた裏付ける環境が揃わずとも、ひとまず来週のFOMCまでは、
足元の流れを止めずに突っ走れ!債券売り・株買いのリスクオンや!
ということで、薄商いでの米株高(日欧株高)は続く可能性が高いです。

そういえば昨夜発表された英消費者物価は堅調だった上に
明日は米消費者物価が発表される前に英中銀会合もありますので、
もし英中銀が物価を裏付けに引き締めに動いたところに、
米消費者物価までが堅調な結果となれば、
一気に米英債券が主導する世界的な債券安(金利上昇)と共に
ポンドorドル最強高>ユーロ安>円最弱安となり
裏付けが無かろうとへったくれもない株高が思った以上に加速し、
お祭りになる可能性も無きにしも非ずです(笑)

一応、明後日の週末は米英欧はMSQという大人の事情もあり、
さらに米GDPの7割を占める個人消費の米小売売上高も発表されるので
FOMCまで突っ走れずに息切れする可能性もありますけど、
まずは明日の消費者物価がヤマ場でおます。

私としてはFOMCまで突っ走るのかと見ておりましたが、
さすがにピッチが速すぎるので、明日か週末で息切れすると見ており、
もし先に述べた英中銀会合と米消費者物価でお祭りになったとしても
週末とFOMCのリスクが高まるだけと見ておけばいいでしょう。

ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方は、以上の通り、
ピッチの速いリバウンドが続いた状況で明晩の前哨戦を迎えるので、
明日の我が国が堅調であろうと、どのような動きであろうとも、
その日限りの勝負に留めておきましょう。
私の見方ではなくFOMCまで大丈夫と見ている方は御自由にどうぞ。

腰を据えて構えている方は、もはやどうこう言うつもりはなく、
今さら明晩の前哨戦を警戒するほどのことはないかも知れませんけど
現状はあくまで一時的なリバウンドに過ぎないので
シンプルに商いの伴った株安円高となれば早めに撤退する
という姿勢では構えておきましょう。

新たに腰を据えて参戦する方については、
同様に現状はあくまで一時的なリバウンドに過ぎず、
せめてFOMCを通過しないことには、
腰を据えて新たに参戦する時期とは思えない上に
明日はFOMCを控えた前哨戦でもあるので、
わざわざ明日に腰を据えて参戦する必要もないでしょう。
従って国内企業決算の発表も一巡し、今週末には四季報発売も控えており、
今は新たな銘柄を探す時間に費やすのが好ましいとは思うばかりです。

新興市場については、本日もJQと2部がそれなりの商いで高値更新となり
マザーズは薄商いながらも続伸しており、
テーマ株物色も電池・EV関連が大賑わいだったりもするので、
マザの激薄商いや戻りの鈍さを帳消しするような動きではありますが
シンプルにマザーズの商いを伴った上昇が継続するまでは、
過度なリスクは負わずに警戒モードで立ち回っておくのが無難です。
一応、海の向こうや主力大型株のピッチの速いリバウンドは
先にも述べた通り、息切れしてもおかしくない状況であり、
息切れするとリスクオフとなる可能性も高いですから、
海の向こうが前哨戦となる明日は特にお気を付けください。

そして新興市場に影響する外部環境としても、
FANG、アップルを始め米欧日のハイテク株動向(ナスダックも)、
(昨夜に新型iPhone発表イベントを行ったアップル株は特に注目)
それらに影響する国内外の債券動向(特に債券安局面での反応)、
HY債、バブリーな上に何かと騒がしくなりつつある仮想通貨、
国内環境としては新興市場とも密接な任天堂、ハゲバンクの動向
テーマ銘柄間の資金の動きは注視しておきましょう。

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