不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
ひとまず14日までの目線では・・・
こんばんはです。

ハリケーンとカリアゲーンのリスクに身構える週明けでしたが、
両リスク共に緊迫することがなかったこともあり、
お気楽に日本株は上昇して終えたものの2兆円の薄商い・・・
新興市場もマザーズは今年最低の売買代金という薄商いでの反発・・・

本格反発には程遠く、買戻しも含めた単なるリバウンドに過ぎないですが、
ハリケーンイルマは今夜にも熱帯低気圧となるようであり、
追随していたハリケーンホセは米本土へ上陸せず、
大西洋上を徘徊する進路となるようなので
被害状況や米経済への影響は判明してないものの、
市場では米経済への影響は7-9月期だけの一時的なもので留まり、
その後は復興特需を含む政策期待でさらなる成長加速
とのポジティブな見方も散見されます・・・

カリアゲーンリスクについては、決まったイベントである
今夜の国連安保理での制裁決議案採決を受けて何事も起きなければ、
カリアゲマンかトランプマンに電話でもして聞かない限り、
予期できないリスクとなるので、警戒していてもキリが無く、
起きてから対処するしかない負うべきリスクとなります。

ただし米国がハリケーン被害を受けている最中に、
米領海内or米を狙ったようなミサイルをぶっ放すようなことをすれば
トランプマンだけでなく米国民の感情も逆撫ですることにはなるので、
アホじゃなければカリアゲマンも自制するとは思うのですが・・・
アホと言うか狂人なだけにちと心配ではあります。

とりあえず両リスクがこれ以上緊迫することがなければ、
本来の主役である減税を含む税制改革やインフラ投資
といったトランプマンの政策動向や予算を始めとする米財政動向、
もう一つの主役であるイエレンおばさん率いるFRBの金融政策動向、
ダークホースとしては欧州政治動向へと焦点が移ることになります。

トランプマンの政策や財政動向は、米議会と共に継続しているものですが
今夜には新オバマケア代替法案の公表もあったり、
ハリケーン被害に乗じた税制改革成立を急ぐ圧力もあるので、
トランプマンのロシア疑惑やDACA問題が再燃&大炎上しなければ、
先送りの財政問題はともかく、政策期待だけは高まる可能性があります。

米金融政策動向については、来週19-20日のFOMCが本番ですが、
米金融政策の引き締め路線の足枷となっているのは、
足元で起きてしまったハリケーン被害もありますが
継続しているものとしては物価の鈍化、賃金の鈍化、
全体としては堅調な個人消費の中でも鈍化している高額消費、
といったところなので、FOMC前の前哨戦としては、
14日の米8月消費者物価、15日の米8月小売売上高と言えます。
(13日には米8月生産者物価もありますけどね)

欧州の政治動向については、来週末の独総選挙が本番なので
今週は独総選挙に向けた世論調査等も市場を賑わすかも知ませんが、
他にも今夜はスペインカタルーニャ州で独立を求める大規模デモ
今夜から英ブレグジット交渉関連法案採決もあります。

以上の通りなので、ハリケーン&カリアゲーンの両リスクが落ち着き、
欧州で政治リスクが再燃しなければ、ひとまず14日の米消費者物価までは
本格反発ではなくとも薄商いながらもリバウンドは続きそうです。

昨日も書いた通り、足元の需給環境としては、
本格反発に転じるほどの余地はありませんが、
リバウンドする余地程度のガス抜きは進んでいる状況です。
(国内では高水準な空売り比率が続いたことでの燃料もあります)

他にも12日にはアップルイベントが控えており、
やや未知数というか出尽く&失望しリスクも拭い切れない面はありますが
期待も大きいだけに米株の下支えになる可能性はあります。

そして米金融政策の足枷となっている物価に大きく影響する原油についても
産油国の協調減産延長観測もありますが、今週は12日にOPEC月報、
13日にIEA石油市場月報、米週間原油在庫があります。

あ、そういえば週末には米MSQも控えておりますが、
まずは14日の米8月消費者物価が、
リバウンド局面に水を差すかもしれない今週のヤマ場と見ておきましょう

ということで、明日のスタンスとしては、
依然としてハリケーンとカリアゲーンリスク次第ではありますが・・・

持ち越し短期勝負の方は、あくまで明日の時点において、
ハリケーンとカリアゲーンリスクが落ち着いていることが前提ですが、
市場の動きとしては、もっとも重要なのは米債券とドルの動きながら、
シンプルに日本株の現状は米株と為替次第なので、
米株高(米株先物高)、企業想定為替レートの大半である1ドル110円
225銘柄平均の1ドル119.4円、日銀短観の1ドル108.31円
どれを基準にするのかは自由ですが、これらの円安水準を維持していれば、
ひとまず14日の米消費者物価までのリバウンド目線で勝負すればいいです

腰を据えて構えている方は、もはやどうこう言うつもりはないですが、
以上の通り、現状はあくまで一時的なリバウンド余地があるだけで
燻っているリスクはテンコ盛りの状況に変わりはないので、
シンプルに商いの伴った株安円高となれば早めに撤退する
という姿勢では構えておきましょう。

新たに腰を据えて参戦する方については、
同様に現状はあくまで一時的なリバウンド余地があるだけで
燻っているリスクはテンコ盛りの状況に変わりはないので、
腰を据えて新たに参戦する時期とは思えず、
国内企業決算の発表も一巡し、今週末には四季報も発売なので
新たな銘柄を探す時間に費やすのが好ましいとは思うばかりですが、
市場が落ち着いているならば、打診程度に参戦するのは自由です。
ただし商いの伴った株安円高となれば即座に撤退する
という姿勢だけは徹底して参戦しましょう。

新興市場については、マザーズは今年最低の商いでの反発に過ぎず、
JQも反発したものの大した商いではなく、本格反発には程遠いです
従って未だ崩れは継続していると見ておいた方がいいので、
ひとまず海の向こうや主力大型株を巡る小難しい背景は置いといて、
シンプルに商いの伴った反発が継続するまで、
もしくはセリクラのようなゴリ商いでの下げになるまで、
せめてバンジージャンプと同様、揺れが収まらない限り
過度なリスクは負わずに警戒モードで立ち回りましょう。

そして新興市場に影響する外部環境としても、
FANG、アップルを始め米欧日のハイテク株動向(ナスダックも)、
それらに影響する国内外の債券動向(特に債券安局面での反応)、
HY債、不穏な仮想通貨、新興市場とも密接な任天堂、ハゲバンクの動向
新興市場の主役銘柄間の資金の動きくらいは注視しておきましょう。

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