不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
三連休を前に、現状はベタな巻き戻しですが・・・
こんばんはです。

トランプマンがカリアゲマンに対して「シバクぞ!」とか、
カリアゲマンが「グアムを火の海にしたろか、オゥコラ!」とか、
単なるトラッシュトーク合戦にしか見えないのですが、
北の国を巡っての騒動がきっかけ(口実)となって動いたので、
セルインじゅーん(田中邦衛)です・・・北の国だけに・・・。

セルインじゅーんは言いたかっただけですが、
動きとしてはリスクオフと言うよりも、繰り返し書いていた通り、
溜まっていたガス抜きの巻き戻しが起きているだけではあります。

つまり動きとしては世界的な債券買い、世界的な株売り、円買い、金買い
というベタなリスクオフではなく、
米英債券安、欧州債券高、円最強高>ドル高>ユーロ安>ポンド最弱
原油続落、金反発、米株安(商いイマイチ)英欧株高(薄商い)、
という溜まっていたガスの通りに巻き戻している動きです。

見方を変えると、利上げ観測の米債券安(米金利上昇)ドル高に対して
米株は耐えられずに売られたという解釈が、
巻き戻しとも一致した動きなので真っ当だとは思うのですが、
きっかけは庇頭(トランプ)とカリアゲの小競り合いだったので、
有事のドル買いとか債券売りやけどリスクオフだとかの解釈もあります。

我が国としてはきっかけとなった解釈(口実)が何であろうとも、
動きが単なる巻き戻しであろうとリスクオフであろうとも、
主役の米株が売られると市場の空気は悪くなることで(原油も)
隣人のカリアゲリスクであろうとも安全通貨の円が買われることになり、
国内企業決算が堅調であろうとも、トヨタを始め多くの企業が
想定為替レートとしている1ドル110円を割れば
業績懸念も台頭してくるので、日本株は売られるというロジックになります
一応、アベノミクス相場開始以来の最大の材料だった国内政治が
現状は支持率低下も含めドタバタしていることも重石でしょうからね。

従って巻き戻しであろうとリスクオフであろうとも、
世界的にだけでなく、日本株にとっても鍵を握るのは米株でおます。
(米株と同様、市場の空気と物価に影響する原油の動きも重要です)

そして本日の日本株ですが、
これまで心停止のようにヨコヨコだった日本株は、
米株の連騰劇が止まると共に、久し振りに脈を打つような下げとなり、
商いもそれなりに膨らんでおり、空売り比率も今年8番目の高水準なので
523ショック前と同様とは言わないまでも、
4月の様に明確な売りの圧力が見られます。

ただし場中に脈を打ったように動いたのは朝と後場寄りだけに等しく、
ほとんどの時間は心停止に近い小動きに終始しており、
新興市場についてもJQが同様の動きながら下げ幅は小さく、
マザーズは下げ幅が大きかったものの動きは同様なのですが、
新興市場は両市場共に商いが膨らんでいないので、
ヨコヨコに慣れていた大人たち(主力大型株)の方が「過敏」に反応し、
6月以降、急落も繰り返していた新興市場を主戦場とする個人は、
「過敏」と言うよりも、深手を負わないために「機敏」に逃げたからこそ
下げ幅が大きくなっただけで、イマイチ緊張感がないのも事実です・・・

かつてのライブドアショックとかリーマンショックの様に
新興市場では売るにも売れない監禁状態での阿鼻叫喚な下げが、
長きに渡って起きていないので、真価が発揮されるのはそういう時ですが
それにしても最近の新興市場では、ベタな追証売りも見掛けなくなり
良いのか悪いのかはともかく、個人の逃げ足が速く感じるばかりであり、
深手を負った悲壮感も感じられないことが多いので、
キャリアもくそも関係なく、達者というか機敏な感じはします。

だからこそ阿鼻叫喚相場が到来した際に、
どうなるのか見てみたいとは思いますけどね。

まぁとにかく新興市場の緊張感はなかろうとも基調が回復したわけでもなく
ヨコヨコだった主力大型株についても、
それなりに商いを伴いながら、均衡が破れたかのように下げているので、
明日が大人の都合な需給イベントであるSQと国内企業決算一巡であろうと
新興を含む日本株は、明日の反発だけでは本日が押し目だったとは言えず、
せめて三連休明けも商いを伴った反発とならない限り、
海の向こう次第であり、主役の米国市場というか鍵を握る米株次第です。
(特に米株の割高の象徴とされている米ハイテク株は重要です)

そしてカリアゲリスクについては、
トランプマンかカリアゲマンに電話して聞くなり、
韓国と日本から在留米人の退去命令が出たり、
米空母が再び日本海へ展開してキューバ危機のようにでもならない限り、
いつ起きるのかもわからないリスクであり、警戒していてもキリがなく、
起きてから対処するしかないというのが現実なので、
(何かやらかしそうには思えますけどね)
いつ起きるのかもわからないリスクよりも、
決まっている今後のイベント等をきっかけに、
昨夜からの巻き戻しが続くのか、止まるのか、
リスクオフとなるのか、リスクオン(トランプラリー)となるのか
日本株目線でシンプルに見るならば、米株と円はどうなるのか、
というのを見ておくしかないです。
(私としては巻き戻しが続くと見ております)

ちなみに今夜から週末までの決まったきっかけ候補イベントとしては、
今夜は米4-6月期非農業部門労働生産性&単位労働コスト指数
米週間原油在庫、米10年債入札、コーチとアリババ決算、
明日の国内ではSQと国内企業決算一巡(特に主力新興企業決算が多い)
稲田問題の閉会中審査、過保護な東芝の有価証券報告書提出期限、
明晩は米7月PPI、米新規失業保険、OPEC月報、米30年債入札
NY連銀ダドリー総裁の講演、エヌビディア等の米企業決算
日本が休日の明後日は独仏の7月消費者物価改定値、
今週のメインイベントである米7月消費者物価でおます。

市場の動きとしては米株と原油と円の動きが特に重要であり、
北のカリアゲリスクと日米の政治ドタバタ劇場の動向も重要です。

ということで、明日のスタンスとしては・・・

三連休跨ぎの持ち越し短期勝負の方については、小難しい背景は置いといて
市場の動きとしては単なる巻き戻しであろうとリスクオフであろうとも、
シンプルに日本株目線で見れば、米株安(米株先物安)、
もしくは米債券高(米金利低下)と米株安(米株先物安)となっていれば、
円の巻き戻しが継続or加速する可能性が高いので、
三連休跨ぎの勝負は控えて、その日限りの勝負に留めておきましょう。
(原油の動きも要注意ではあります)

以上の動きでなければリスク覚悟で勝負するのは自由ですが、
先にも述べた通り、現状は巻き戻しが加速してもおかしくない状況であり
明日は三連休前だけでなく、明後日は海の向こうがヤマ場であり、
いつ爆発してもおかしくないカリアゲを含む政治リスクは燻っているので
もし三連休明けがリスクオンになったとしても御縁が無かったと割り切り
わざわざ明日に勝負する必要はないでしょう。

腰を据えて構えている方については、現状は余裕もありますので
明日が反発となれば王者の風格で構えておくのもいいですが、
今夜が米株安、明日が米株先物安、円高、商いの伴った日本株安となれば
一旦は撤退して発表の終わった国内企業決算を元に、
新たに乗り換えるのが好ましいです。

新たに腰を据えて参戦する方については、
参戦する判断としては持ち越し短期勝負の方と同様なのですが、
新たに腰を据えて明日にわざわざ参戦する必要もないでしょう。
どうしても腰を据えて参戦するならば、
決算発表を終えた銘柄、変則決算の銘柄の中から、理想的ではありますが
好業績、割安、取り組み妙味のある銘柄から参戦しましょう。

新興市場については、現状は下げゴリモードが継続しており、
特にマザーズの症状は顕著なので、
少なくともマザーズが商いを伴った(せめて1000億円以上)上昇、
もしくはマザ先の商いを伴った(2000枚以上)上昇が
明日だけでなく連休明けも連続しない限り、
デイトレ等の機敏な動き以外は慎重に動きましょう。
つまり明日はどうなろうとも慎重に動きましょうということです。
動くにしても、ゲーム、仮想通貨、バイオ、香ばしい仕手株等
賑わっている主役銘柄群の動向&決算、日米欧ハイテク株動向、
それに関わる国内外の債券動向(特に債券安)、
新興市場と個人とも密接な任天堂、ハゲバンク、
HY債、バブルとも言われる仮想通貨、これらは横睨みして動きましょう。

そして主力大型株の堅調な決算に対し新興企業決算への疑念は残っており
明日と三連休明けは新興企業決算ラッシュでもありますので、
くれぐれも決算跨ぎと決算動向には御注意ください。

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