不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
毛色の違う相関性も見つつ
こんばんはです。

何やらオリーブの不作でオリーブオイルが値上げだそうで・・・
以前にも書いた私の仮説に過ぎないですが、
オリーブの生産国と財政には奇妙な相関性があります。

ギリシャや南欧の重債務国で財政騒ぎが起きていた頃に調べたのですが
主要な生産国はスペイン、伊、ギリシャ、ポルトガル、トルコ
という財政難の国なので、単に気候が生産に適しているとか、
財政難は温暖な地域の国民性にも原因があるとも言われますが、
同じく地中海に面しているフランスは農業大国でもあるくせに、
オリーブを生産しておらず、財政も良いとは言いませんが、
これらの国と一括りで騒がれることもない高格付け国ですから、
なんだか陰謀論とは言いませんが、搾取する側と搾取される側が
産業構造の時点で決められているのかとすら思えます(笑)

あくまでふと気付いた相関性に過ぎず、掘り下げて調べてもいないので、
信じるか信じないかはあなた次第です。
(っつうか、今は欧州財政リスクの騒ぎ自体が起きてませんけどねw)

そう言えば我が国でも相関性が・・・
御存知の通り、6月に入って20000円を上抜き、
その後は調整を挟んで20318円の高値を付けたところに、
籠池のオッサンが20000円コントを披露して以降、
すっかり籠池ライン(20000円)に粘着する相場が続いているので、
ほんまに籠池のオッサンの怨念じゃないのかと言いたくもなります(笑)

これは相関性ではなく怨念・・・いや、冗談ですけど、
ちょうどこの時期から支持率の低下が始まったので
やはり政治のドタバタも足を引っ張っているようには思えます。

ただし支持率と株価に相関性は無いとの意見が大半なのですが、
第二次安倍政権発足以降は、動きとの連動性はなくとも、
支持率が約45%を割ると株価が下げているのも事実なので、
相関性は無いという見方には、多少は異を唱えたくもなります。

そして本日発表されたマインド指標である7月景気ウォッチャー調査では
現状判断DIが49.7と再び50割れとなり
先行き判断DIは50.3と前月(50.5)から鈍化しており
数字としてはさほど悪いとも思えないのですが、中身を見ると
企業は製造業、非製造業共に堅調で、家計動向が足を引っ張っており
地域別に見ても現状判断DIでは、都市部は堅調なものの
これまで堅調だった地方のマインドが悪化していることからも、
支持率が上がらないのも頷けるような気がしなくもないです。

ただし地域別の先行き判断DIは、西日本がやや上向きですから、
支持率と相関性があるとまでは言い切れないですけど、
経済指標や市場の動き、支持率を含めた政治の動きを合わせると
6月から不穏な動きが散見されるのは間違いなさそうです。

見方を変えると企業業績だけが・・・堅調とも言えるので
ざわついている債券や為替をよそに株価だけが平和なのも頷けます。

とにかく今回の内閣改造をきっかけに支持率も徐々に回復し
国民のマインド回復と共に今後発表される経済指標も改善されれば、
国内で見られる不穏な動きや怨念の様な停滞からも脱却できそうですが、
現状は支持率も大して回復しておらず、
安倍新内閣の成果や経済指標の結果が表れるのはもう少し先でしょうから
堅調な企業決算でも大して反応しない日本市場については、
需給要因とそれも含めた動くきっかけになる海の向こう次第
という状況が続いていると言えます。

そんな海の向こうについても、米国では政治の迷走は続いており
マクロ指標でも物価や個人消費の足踏みが見られるものの、
企業業績だけは堅調なので、日本と同様、債券と為替のざわつきをよそに
米株がお気楽なのも頷けなくはないです。

見方を変えるとざわついた米債券高(米金利低下)ドル安だからこそ
米株の重石になっていないとも言えるので、
足踏みしていた物価や個人消費が回復することで引き締め観測が高まり
米債券安(米金利低下)ドル高となった際に、
米株はお気楽でいられるのかどうか・・・というのが焦点です。

逆にやっぱり物価や個人消費は弱いということで引き締め観測が後退し
米債券高(米金利低下)ドル安が続いたとしても、
米国のマクロ環境はアカンのとちゃうかということで、
米株はお気楽でいられなくなり、単なるリスクオフとならないのか・・・
というのも焦点と言えます。

もちろん米債券安(米金利上昇)ドル高にも屈しない米株高
というトランプラリー(リスクオン)になることが理想ですけど
トランプマン政治があの状態では難しいと思うのですが・・・
もはやトランプマン政治は邪魔さえしなければどうでもよく
イエレンラリーと言われると(解釈されると)わかりませんが(笑)

ちなみに欧州は企業業績だけでなく物価以外のマクロ指標は堅調でしたが
昨夜は久しぶりに低調なマクロ指標(独鉱工業生産)が発表され、
景気の先行指標でもあるだけに、今後も低調な経済指標が続くと、
ドラギえもん(ECB)のどこでもドアならぬ出口の扉が、
閉まることになりますが、物価も含む他の経済指標が堅調ならば、
出口の扉が開くことになるので、米国と同様、
金融引き締めの動き(欧州債券安(欧州金利上昇)に対して
欧州株は耐えられるのか・・・ということが焦点となります。

あとは米株と共に市場の空気(流動性)を決めているとも言える原油が
崩れるのか、堅調に推移するのか、というのも重要でおます。

以上が現状の我が国の鍵を握る海の向こうの焦点なので
米欧共に共通している引き締め路線(欧州は観測)の金融政策にとっては
今後発表されるマクロ指標の結果も重要ですが、
本業である物価が鈍化しているのか回復しているのかが最も重要なので、
目先としては米欧共に11日に発表される物価指標である
独仏の7月消費物価改定値、米7月消費者物価がヤマ場と言えます。
(26日にはジャクソンホール会合もあります)

他にも原油は物価に大きく影響するので、今夜が最終日の産油国会合、
明日の週間原油在庫、10日のOPEC月報、11日のリグ稼働数、
米金融政策を決めるFOMCメンバーの講演(10日にNY連銀総裁講演)
米金融政策動向を反映する今夜からの米債入札3連発が注目です。
地政学リスクとしては北のカリアゲ、ベネズエラ、印中の小競り合い
といったところです。

そして我が国としては海の向こう次第ですが、
三連休前の10日がピークの国内企業決算(新興は14日)
同日の需給イベントでもあるSQが今週のヤマ場ではあります。

以上の通り、素直にヤマ場で動けばいいのですが、繰り返し書いている通り
いつ巻き戻しが起きてもおかしくない需給環境なので、
何をきっかけに動いてもおかしくないという心構えだけはしておきましょう
(私は懲りずに下へ動く(巻き戻し)と見ております)

ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、小難しい背景は置いといて
シンプルに米株先物安、円高、もしくは米債券高(米金利低下)
となっていれば円の巻き戻しが継続or加速する可能性が高いので、
持ち越し勝負は控えて、その日限りの勝負に留めておきましょう。
それ以外ならばリスク覚悟で勝負するのは自由ですが、
先にも述べた通り、いつ巻き戻しが起きてもおかしくない状況であり
お気楽(上値)余地も限定的な状況なので、くれぐれも御注意ください。

腰を据えて構えている方については、現状は余裕もあるでしょうから、
シンプルに米株安、円高、商いの伴った日本株安が継続するまでは、
王者の風格で構えておけばいいのですが、
何チャラショックはなくとも、遅かれ早かれ巻き戻しは起きるでしょうから
場中に米株先物安、円高、商いの伴った日本株安
となった時点でさっさと撤退し、
国内企業決算を元に新たに乗り換えるのが好ましいでしょう。

新たに腰を据えて参戦する方については、
参戦する判断としては持ち越し短期勝負の方と同様ですが、
腰を据えて参戦するにしても、
決算発表を終えた銘柄、変則決算の銘柄の中から、理想的ではありますが
好業績、割安、取り組み妙味のある銘柄から参戦しましょう。

新興市場については、本日はJQが続伸、2部は高値更新、
という先行きの明るさを感じる動きではありますし、
マザーズも反発しておりますが(マザ先も2000枚超えでの反発)、
とにかくマザーズは現時点では基調が回復したとは言えないので
少なくともマザーズが商いを伴った上昇が連続するか、
せめて明日のマザ先が商いを伴って(2000枚以上)続伸しない限り
デイトレ等の機敏な動き以外は慎重に動きましょう。
決算が堅調な主力大型株に対して新興企業決算への疑念は残っているので、
くれぐれも決算跨ぎには御注意ください。

そして動くにしても、ゲーム、仮想通貨、バイオ、香ばしい仕手株等
賑わっている主役銘柄群の動向&決算、日米欧ハイテク株動向、
それに関わる国内外の債券動向(特に債券安)、
新興市場と個人とも密接な任天堂、ハゲバンク、
HY債、バブルとも言われる仮想通貨、これらは横睨みしておきましょう。

お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。


スポンサーサイト

コメント

 管理者にだけ表示を許可する
下落
米国人 | URL | 2017-08-09-Wed 11:31 [編集]
こんにちは。為替に連動して日経は久しぶりに結構動いています。為替が上げてる理由も後付けみたいな感じですけどね。カリアゲが三連休何かしそうですね。陰謀論的には8月11日なんていい日柄ですが。9月のMSQは相当下になるんじゃないですかね。
米国人さんへ
マーケット番長 | URL | 2017-08-09-Wed 12:42 [編集]
> こんにちは。

こんにちは。

> 為替に連動して日経は久しぶりに結構動いています。為替が上げてる理由も後付けみたいな感じですけどね。
> カリアゲが三連休何かしそうですね。陰謀論的には8月11日なんていい日柄ですが。
> 9月のMSQは相当下になるんじゃないですかね。

ドンパチだけは起きてから(騒いでから)動くしかないですしけど
理由やきっかけは何であれ、巻き戻しならば健全だとは思いますw

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2017 不沈艦日記. all rights reserved.