不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
巻き戻しとなれば結果的に・・・
こんばんはです。

「安」いものが「倍」になるという名前にふさわしく
内閣改造で株価倍増もしくは完全なデフレ脱却となるような政策を
新たに打ち出さないことには、改造人事には新味が無いだけに、
市場の政治シカトモードも継続しそうですからね・・・

最近は隣人のカップケーキ頭野郎問題もあるので仕方ない面もありますが
「安」「保」に注力する安保ちゃんマンになっていたので
内閣改造を機に「安」「倍」ちゃんマンに戻って頂きたいものです。

そんな中、内閣支持率と株価に相関性はないとの見方も多いですが、
以前にも書いた通り、第二次安倍政権が発足以降は、
民主党時代のように支持率と株価が逆相関という変態ぶりは見られませんが
支持率が一定の水準を割ると(時事通信調査では45%)
株価が下がっているのは事実なので、相関性はないという見方が多いのは
「水準」ではなく「動き」の相関性だけで言ってそうですけど・・・

とは言え、現状は支持率が低迷しようとも株価は崩れておらず、
民主党時代と同様の逆相関現象が起きているとも言えなくもないので
支持率低下による政権交代の可能性が高まることを好感する相場・・・
まさかそれはないか・・・市場での支持率は高いですからね(笑)

とにかく海の向こうでもトランプマン政権の支持率は低下しており、
ロシア制裁法案以外の法案・政策は何一つ議会を通過していないものの
日本株と同様、米株式市場は政治シカトモードが継続しており、
これまた同様、支持率低下も政治の混乱も関係ないという見方が、
大勢を占めているという感じです。

日米共に企業決算発表の真っ只中であり、しかも堅調な結果となっており
マクロ指標についても日本は物価も含めイマイチながらも
親分の米国は物価と個人消費以外は堅調なマクロ指標が続いているので、
日米共に民間(企業)と金融政策(中銀)さえ噛み合っていれば、
政治はどうでもいいという解釈になるのも仕方ないですが、
ほんまに大丈夫なのかと心配は募るばかりです。

しかも米国は一昨日のアップルで主要企業の決算発表がほぼ一巡となり
月初恒例の米経済指標ウィークは明晩の雇用統計で一巡となり、
我が国では企業決算の2発目のピークはトヨタを含む明日、
SQとも重なる来週10日の3発目ピークでほぼ一巡となりますが
燻っている政治の節目は本日の内閣改造ではありますし、
これを受けて世論調査が出てくるのも早ければ今週末なので、
日米のマクロ・ミクロの一巡感と共に政治へ目が向けられそうですが・・

これまで通り、政治へ目が向けられなかったとしても、
繰り返し書いている通り、足元では米債券買い、ドル売り、ユーロ買い、
円売り、米株買い、金売り、原油買い(多少)
これらの各ポジは巻き戻しのマグマが溜まっており、
何かをきっかけに巻き戻しが起きてもおかしくない状況なだけに
日米のマクロ・ミクロの一巡感をきっかけに巻き戻しが起きそうですが。

そういえば市場では「523ショック」前と似てるとの意見も増えており
523ショックは結果的に新興市場の崩れが前兆となり、
さらに米金利上昇(米債券安)となったところに
ドビン・チャビン・ハゲチャビン・バーナンキおじさんの
火に油を注ぐ口撃をきっかけにショックを招いたわけですから、
確かに先に述べた溜まっているマグマが全て巻き戻す動きは、
(米債券安・ドル高(ユーロ安、円最強高)・米株安、金上昇、原油安)
まさに523ショックと同じではあります。

ただし当時の米国は金融緩和の真っ只中でしたので、
バーナンキの引き締めチラ見せ発言での米債券安ドル高の加速が、
米株には重石やがな!というショックを招きましたが、
現在はバランスシートの縮小観測だけでなく、
すでに利上げを行っている金融引き締め路線の真っ只中であり
しかも米企業決算は堅調ですから(物価と個人消費以外のマクロも堅調)
かつてのほどのショックが起きるとは思えないのですが・・・
(国内の裁定買い残等の需給環境も大きく異なり、現在は良好です)

足元で発表された米企業決算の好調ぶりは、
金融引き締め路線にも関わらずドル安だったことが
かなりの押し上げ効果だったという面もあるだけに、
何かをきっかけに米債券安・ドル高という巻き戻しが起きれば、
米株(米企業業績)には重石やで!という解釈と共に割高感も再燃し
米株の巻き戻しが起これば、結果的に523ショックと同じ動きとなります

そうなると米債券安ドル高になるきっかけとしては、
明日の雇用統計が堅調な結果となることで、
金融引き締め路線が再燃して巻き戻しの米債券安・ドル高となれば、
金融引き締めにも耐えられるマクロ環境やで!
というポジティブ解釈な米株高ではなく、
米株には重石やでというネガティブ解釈な米株安になる可能性もあります

たとえポジティブ解釈になっても需給的には賞味期限も短いので、
かつてのバーナンキ口撃のようにイエレンおばさんが、
ジャクソンホール(26日)で口撃を炸裂させてショックを招く
というシナリオもありますが・・・

まずは明日の雇用統計が低調な結果となれば、
足元では物価が鈍化しており、個人消費も足踏み状態なので、
やっぱり金融引締めは厳しいでっせ!という見方が強まると共に、
単なるリスクオフとなる可能性が高いですが
(米債券高ドル安(円最強高)米株安(日本株安))
堅調な結果になったとしてもポジティブ解釈とはならず
足元の需給環境と一巡感からも巻き戻しが起こり、
結果的に523ショックのようになる可能性はありますので、
明日の雇用統計跨ぎは、リスク面の方がかなり大きいと言えます。

昨夜の米株高もアップルの寄与がほとんどであり、
しかも米債券高ドル安という追い風もあったにも関わらず
あの程度の米株高であり、他のハイテク株は軟調だったので、
ダウの22000ドル超えという景気のいい節目突破よりも
不気味な蠢きを感じさせられる米国市場の動きでおました。

本日の我が国も内閣改造を忖度したような、
日経20000円、1ドル110円を必死のパッチで死守隊がいるかの様に
崩れずに踏ん張って終えておりますが、相変わらず商いは薄いので、
海の向こうから一撃が飛んで来ても耐えられそうにない非力な踏ん張りです
新興市場の騒ぎも継続しております(ハイテク株も売られている)

以上の通り、いつ起きてもおかしくない巻き戻しが起きれば、
結果的に「動き」だけは523ショックと同じになりますが、
同程度のショックになるとも思えない現状(環境)ではありますので、
とりあえず523ショック再びというおどろおどろしい言い方ではなく
全体の巻き戻しが起きるきっかけとなりそうなのは・・・
米債券安(米金利上昇)ドル高という巻き戻しが引き金となりそうなので
アップル決算で米主要企業の企業決算が一巡し、
雇用統計を始めとする米マクロ指標の一巡となる明日、
もしくはジャクソンホール(26日)と言えそうです。

先にも述べた通り、国内目線も加えると、内閣改造で政治の一巡感もあり
明日はトヨタを始め国内企業決算の2発目ピークなので、
明日は日米共に一巡感で巻き戻しのきっかけになる可能性は高いと言えます

今夜も米ISM非製造業や米製造業受注の発表もありますし、
英中銀会合でゴリゴリの金融引き締めに動けば、
英国発で世界的な債券安となり米債券安となる可能性もありますけど、
もはや今夜の話ですし、本日はすでにキナ臭い動きだったので、
さすがに無警戒という人は少ないでしょうから、
今夜から巻き戻しが起きてもそれそれで早まったというだけですし、
かといって明日で巻き戻しが止まるとは思えないだけに、
明晩以降の見方については変わりはないです。

ということで、明日のスタンスについては・・・

持ち越し短期勝負の方については、明日はどの様な動きになっていようとも
以上の通りなので、週跨ぎはぜずにその日限りの勝負に留めておきましょう

腰を据えて構えている方については、現状は余裕もあるでしょうから、
シンプルに米株安、円高、商いの伴った日本株安が継続するまでは、
王者の風格で構えておくのもいいのですが、
先にも述べた通り、遅かれ早かれ少なくとも巻き戻しは起きるでしょうから
明日の時点で米株先物安、円高、商いの伴った日本株安となれば
いっそのこと本格化する国内決算を元に新たに乗り換えるのが好ましいので
さっさと撤退するのもアリです。

新たに腰を据えて参戦する方については、
参戦する判断としては持ち越し短期勝負の方と同様なので
わざわざ明日に腰を据えて新たに参戦する必要はないです。
決算を見ながら物色対象の選別でもしておけばいいでしょう。

新興市場はアテにならない昨日のヒョロ商いでの反発という動き通り、
本日も騒ぎが再燃というか継続しておりますので、
シンプルに嵐が止まったとも言える商いの伴った上昇が連続するか、
せめて・・・一昨日からの下げ分を取り戻さない限り、
その日限りのデイトレ以外は慎重に動きましょう。

そして主力大型とは業績面での温度差が目立ちつつあり、
新興企業の決算が本格化するのもこれからですから、
くれぐれも決算跨ぎには御注意ください。

新興市場で立ち回る上で注視すべきものとしては、
先に述べた国内外が巻き戻しとなるのかどうかはもちろんですが、
新興市場の柱になっていた銘柄群の動き(柱は多いですけど)
日米欧ハイテク株、それに影響する国内外の債券(特に債券安となるか)
新興市場と個人とも密接な任天堂、ハゲバンク、
分裂騒動の残り香が漂う仮想通貨、これらの動きは注視しておきましょう

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