不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
未だ温度差は開いたまま
こんばんはです。

注目のアップル決算はリンゴが木から落ちることなく堅調な結果となり、
時間外でも上昇しているので、今夜も堅調な展開となれば、
米株指数にとっても大きく寄与にすることになりますが、
これをきっかけにキナ臭い米ハイテク株が買われるだけでなく
業績の裏付けがある米ハイテク株は、
米金融政策の引き締め路線の米債券安(米金利上昇)ドル高に対しても
耐えられるで!という動きとなればいいのですが、
昨夜は米債券高(米金利低下)ドル安だったので、
アップルを始め米ハイテク株の真価が問われるのは
米債券安・ドル高局面時でおます。

そして真価を発揮して米債券安・ドル高・米ハイテク株高となれば、
バリュー株と共に米株全体が買われるとも言えますが、
米株全体としては足元の米企業決算が堅調にもかかわらず、
未だに数値的には割高であり、その一因は米ハイテク株でもあるので、
アップル決算を反映しても割高なままだと、
バリュー面で見れば今のところ上値は限定的と言えます。
(業績の嵩増しとなる法人減税を含む税制改革も頓挫中です)

需給面においては繰り返し書いている通り、
巻き戻しのマグマが溜まっているので、同じく上値は限定的と言えます。

ということなので、米ハイテク株が業績を裏付けとして、
米金融政策の引き締め(米債券安ドル高)にも屈せず上昇し、
米株全体もバリュー面、需給面にも屈せず上昇するためには、
「足元」の需給もクソもへったくれもく、
ニューマネーの流入を含んだパワー(商い)しかないので、
商いを伴わなければ、米株高の賞味期限は短いと言えます。
債券と為替市場でも巻き戻しのマグマは溜まってますからね・・・

ちなみに昨夜の米国市場は、米債券高(米金利低下)ドル安
という米金融政策引き締め路線とは逆行する動きであると共に
米債券とドルは巻き戻しのマグマを溜める動きとなり、
米株は前日よりも商いを減らしての株高となっており、
ダウが高値更新したりと景気のいい見出しもありますが、
米株はパワーに欠ける商いであり、米国市場全体としては、
チグハグな動きと共に巻き戻しのマグマを溜めていると言えます。

言い方を変えると、米株は決算シーズンという個別主導というのもあり
お気楽モードな株高に対し、企業決算だけではない米債券とドルは、
昨夜の米経済指標が米金融政策の引き締め観測を加速させるほどではなく
政治リスクも意識したような警戒モードな米債券高・ドル安が継続中です

昨日も書いた通り、現在の米国市場の見方としては(日本も)、
今後の経済指標や決算、政治等のイベントをきっかけに・・・

米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高(我が国は円安、株高)
というトランプラリー?もはやイエレンラリー(リスクオン)となるか、
米債券安(米金利上昇)ドル高、米株安(我が国は円最強高、株安)
という繰り返し書いている溜まったマグマの巻き戻しとなるか、
米債券高(米金利低下)ドル安、米株高(我が国は円最弱、株高)
という巻き戻しのマグマをさらに溜める賞味期限の短い株高となるか、
米債券高(米金利低下)ドル安、米株安(我が国は円高、株安)
という巻き戻しは後回しのベタな債券買い株売りのリスクオフとなるか、

これら4通りのパターンのどれになるのか次第なので、
ベースは米金融政策の方向性やリスクを反映する債券とドルの動きですが
市場の空気と鍵を握っているのは米株と言えます。
原油の動きも市場の空気と物価動向にとっては重要です。

そして現時点では、ほぼ3つ目のパターンの動きと言えます。
(鍵を握る米株がお気楽なので円高を無視した日本株の踏ん張りです)

ちなみに昨夜発表された米個人消費支出、米ISM製造業は
市場予想を下回り、やや鈍化してはいるものの数字としては堅調、
物価の確認となるコアPCEデフレーターがイマイチ
相変わらず米新車販売の足踏みは継続中・・・好悪マチマチの結果でした

それにしても個人消費がGDPの7割を占める米国において、
米新車販売の鈍化が継続しているのは大丈夫なのでしょうか・・・
足元では百貨店の業績低迷と米小売売上高の足踏みが続いており、
住宅指標も足踏みから脱しているとは言えず、
一部ではカードローンの返済、教育ローン、住宅ローン、奨学金の返済が
滞っているとも言われているので、
どう見ても利上げの副作用にしか見えないのですが・・・
私の頭は脳みそ筋肉なので、何か見落としているのかも知れませんが、
アマゾン等のネット通販がメイン市場となり、
アホみたいにピックアップトラックで買い物に行く必要もなくなり
所得の源である雇用も完全雇用で安定しているので
個人消費は大丈夫なんやという見方もありますけど・・・謎です。

ついでに言えば、完全雇用と言われているのに、
トランプマン政策の一丁目一番地が「雇用創出」というのも謎ですけどね
しかも法人減税だ!税制改革だ!と言っているにも関わらず、
昨夜は「米企業利益は過去最高やで!」
という法人減税が不要と受け取られかねないことを呟いております。

まぁとにかく、米国は政治のズンドコ劇場が絶賛上映中ですが、
市場の動きとしては以上の通りです。

そして我が国は米債券高・ドル安円高であろうとも
鍵を握る米株のお気楽モードに加え、国内だけは需給面での過熱感もなく
何より発表真っ只中の企業決算は堅調なので、
米株のように高値更新とは行かずとも踏ん張っておりますが、
月末からのリバランスの落ち着きと共に商いまでも落ち着きつつあるので
海の向こうから巻き戻しの波が襲ってくることになると、
持ちこたえられるとも思えない非力っぷりな状況です。

一応、明日は決算以外では国内独自のイベントでもある内閣改造なので
安倍ちゃんマンが人気取りや憲法改正ばかりに目を向けず、
市場も好感する経済重視の陣容を整えると共に、
景気のいいサプライズな経済政策でも発表してくれると、
国民感情はともかく市場では政治リスクが軽減されるでしょう。
もちろん期待薄ですけどね(笑)

あ、忘れておりましたが、昨日が大荒れとなった新興市場については
先にも述べた米ハイテク株の上昇や堅調なアップル決算もあり
本日は反発しておりますが、薄商いという心許なさです・・・

しかも昨日はセリクラのような大商いでもなかったのに、
本日の商いは昨日の約半分程度ですから、単なるリバウンドに過ぎず
阿鼻叫喚はこれからが本番という心構えくらいはしておきましょう
少なくとも商いを伴った上昇が続くか、
せめて昨日の下げ分を取り戻さない限り、慎重に動きましょう。
いくら個人の逃げ足が速く、大した傷も負わず下で待ち構えていても、
本日の反発はさすがにアテにならないと言わざるを得ないです。

ということなので、新興市場は以上の通りですが、
主力大型株については、内閣改造にサプライズでもない限り、
国内企業決算と需給環境が下支えにはなるので、
トヨタ(4日)とハゲバンク(7日)の決算だけでなく
国内企業決算が一巡する来週末(SQも来週末)までは、、
大きな崩れはないと言えなくもないですが・・・
ここまで堅調な決算を発表しても高値更新していないので、
日本株の現実としては海の向こう(米国、米株)次第と言えます。

今週の米国は月初恒例の経済指標テンコ盛りウィークなので
少なくとも今週に関しては海の向こう次第でしょう。

ちなみに明後日の夜には大トリの雇用統計と米貿易収支が控えてますが、
今夜から明後日の寄り前までという超目先のイベントとしては、
今夜はADP雇用、原油在庫、2名の米連銀総裁講演、テスラ決算
明日は内閣改造、10年物価連動債入札、国内企業決算(約130社)
中国財新サービス業PMI、英中銀会合、米チャレンジャー人員削減数
米ISM非製造業景況指数、米製造業新規受注、米企業決算
明後日の寄り前は毎月勤労統計調査といったところです。

ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、
先に述べた通りの4つのパターンでシンプルに国内目線で判断するならば、、
米株先物安、円高となっていればその日限りの勝負に留めておきましょう。
米株先物安、円安もしくは米株先物高、円高というチグハグならば
海の向こうの方が巻き戻しリスクは大きいので、
米株を重視するということで、米株先物高ならば勝負するのはアリです。
そして米株先物高、円安となっていれば同じく勝負するのはアリです。
ただし勝負するにしても、需給的にも賞味期限と上値は限定的な状況なので
くれぐれも慎重にというか巻き戻しのリスク覚悟で勝負してください。

腰を据えて構えている方については、現状は余裕もあるでしょうから、
シンプルに米株安、円高、商いの伴った日本株安が継続するまでは、
王者の風格で構えておくのもいいのですが、
遅かれ早かれ少なくとも巻き戻しは起きるでしょうから、
明日の時点で米株先物安、円高、商いの伴った日本株安となれば
いっそのこと本格化する国内決算を元に新たに乗り換えるのが好ましいので
さっさと撤退するのもアリです。

新たに腰を据えて参戦する方については、
参戦する判断としては持ち越し短期勝負の方と同様ですが、
先にも述べた現状なので、今週を見極めてからでも遅くはないですし
参戦するにしても変則決算の銘柄、決算を終えた銘柄から参戦しましょう。

新興市場は先にも述べた通り、
本日はアテにならないと言わざるを得ないヒョロ商いでの反発なので、
シンプルに嵐が止まったとも言える商いの伴った上昇が連続するか、
せめて昨日の下げ分を取り戻さない限り、
その日限りのデイトレ以外は慎重に動きましょう。

そしてくれぐれも決算跨ぎに注意すると共に新興企業の決算動向、、
市場の動きとしては、日米欧ハイテク株、
それにも関わる国内外の債券(特に債券安となるか)、
新興市場と個人とも密接な任天堂、ハゲバンク、仮想通貨、
これらの動きは注視しておきましょう

お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。


スポンサーサイト

コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2017 不沈艦日記. all rights reserved.