不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
色んな温度差や兆しを感じながら
こんばんはです。

明朝のアップル決算を前に、昨夜はアップルを始め米ハイテク株が売られ
我が国のハイテク株はやや売られた程度ではありましたが、
新興市場ではこれまで牽引&賑わっていた主役銘柄が崩れ
本日のマザーズは約4%安、JQは約1.1%安となり
狂乱の宴はお開きやで!と言わんばかりです。

マザーズ自体は6月下旬をピークに不穏な動きだったものの、
かつてのバブルのように柱は一本ではなく乱立していたり、
足元では米ハイテク株が中途半端に切り返したり、
JQと2部が高値を更新していたりもしましたので、
不穏ながらも緊張感に欠ける毎日でしたが、
本日は乱立していた柱のほとんどが総崩れに近く、
何より堅調な決算の主力大型株と業績面での違いが日増しに際立っており
ひとまず新興市場の宴は終わったと見ておきましょう。

ただし本日は2部が商いを伴って上昇していたり(東芝効果もあります)
マザーズとJQも下げたとは言え、意外と商いが膨らんでおらず、
相変わらず新興市場を主戦場としている個人についても
最近は達者なのか逃げ足が速いのか悲壮感が全く伝わって来ないので、
よくありがちな私を含むキャリアの長い人たちが
「個人や素人が悲鳴を挙げるまで・・・傷を負うまで・・・」
なんて上から目線なことを言っているうちに切り返しが始まり、
時代の変化に気付かずに置いてけぼりになりそう空気もあります(笑)
最近はかつてのような阿鼻叫喚な追証売りも見られないですからね。

とにかく少なくとも本日はセリクラ感はないからこそ、
新興市場はこれからが阿鼻叫喚の本番というくらいに見ておきましょう。
言っても新興市場の決算が本格化するのは来週ですから、
それまでに大きく下げた方が、業績の裏付けのある新興銘柄を
拾える好機が到来しているとも言えますのでね。

そして我が国の新興市場での宴の終了(崩れ)が、
米ハイテク株の崩れが主導する巻き戻しの本格化も含め、
暗示しているのかという意味でも、米ハイテク株の動きと共に、
米債券の動き(米債券安となるか)も横睨みしておきましょう。
今夜はアップル決算も控えており、米ハイテク株、我が国の新興市場と同様
これまで買われていた仮想通貨も本日はビットコインの分裂騒動当日であり
混乱は無いとの見方ですが、動くきっかけにはなるかもしれないので
仮想通貨も含めて横睨みしておきましょう。

以上の通り、日米欧のハイテク株や新興市場は、
先行きを暗示したかのようなドタバタな動きですが
一方、国内の主力大型株や海の向こうの大型バリュー株は、
温度差感じる平和な動きであり、政治のドタバタ劇もシカト状態でおます。

何やら日経CNBCの世論調査では安倍内閣支持率が51%だそうで
各マスコミの世論調査と市場の間には随分と温度差があるからこそ、
市場は政治をシカトしているとも言える一方、
まさか安倍ちゃんマンが退陣なんてことになればえらいこっちゃですし、
3日に行われる内閣改造が市場ではなく世論に配慮した様な人事となると、
支持率が回復したとしても市場に影響がありそうなのですが(笑)
何だか嫌な感じの温度差ではあります。

海の向こうでも安倍ちゃんマンと仲良しのトランプマンが
官僚人事の半数が議会で未承認にも関わらず、
承認を受けた閣僚を人間不信のように?ワンマン経営者のように?
どっかの国の独裁者のように?粛正(クビ切り)を繰り返しており、
自らの支持率も未だ低迷中です・・・

そのせいもあり議会運営や党内調整にも支障を来していることで、
肝心のオバマケア代替法案や18年度予算案についても、
未だ議会で成立させることもできず膠着しており、
市場が待ち望む税制改革やインフラ投資はいつになるのやら・・・
チームトランプマンは年内とか9月とか言ってますけど、
全く説得力が無いと言わざるを得ないです・・・

そんな状態に業を煮やしたトランプマンは、
最後の切り札である荒業の大統領令を繰り出すとの観測もありますが、
トランプマンが就任以来、乱発してきた大統領令は、
いざとなれば司法が差止をしている例も多いだけに、
だからこそ司法長官人事を巡るドタバタ劇は
ロシア疑惑騒動以外にもこういった面があったのでしょうし、
言うことを聞かない閣僚を粛正しているのも同様なのかも(笑)

結局は大統領令すらもってことになれば、いよいよ危ないと思いますが
目先の支持率回復のために北のカリアゲマンへの軍事行動とか、
今頃になって急に牽制しているまさかのベネズエラへの軍事行動とか
強い大統領&正義の味方アピールでチョコレートケーキミサイル等を
安易にぶっ放さないことを願うばかりです。
あっ・・・ベネズエラを攻撃することで原油価格を上昇させ、
日米欧共に足踏みしている物価を・・・まさかね(笑)

こんな感じで日米の政治は仲良くドタバタ劇を繰り広げているものの
日米両国の市場はこれまた仲良く民間(企業)と金融政策(中銀)が
機能さえしときゃええねん!と言わんばかりに政治をシカトしているので
そりゃアカンやろ・・・としか思えないのですが、
現在は日米ともに企業決算発表シーズンの真っ只中であり、
今週は月初恒例の雇用統計を始め米経済指標特盛ウィークだからこそ、
これらのイベントが通過してしまうと、
政治へ目が向けられるとしか思えないのですが・・・

我が国は明後日の3日が内閣改造ですが、
内閣改造を受けた世論調査が出てくるのが週末だとすると、
今週の米国イベントが一巡するのともタイミング的には重なるので
国内では企業決算が一巡する前に政治へ目が向けられる可能性はあります。
あまりにも市場を無視した?経済は二の次?のような内閣改造となれば、
明後日にも政治へ目が向けられるかもしれませんけどね(笑)

とりあえず超目先としては、今夜が週前半のヤマ場であり、
米国で個人消費の足踏み懸念がある中で6月個人消費支出、
物価が鈍化傾向の中でFRBが物価の目安とするコアPCEデフレーター
景気の先行指数であり雇用指数も注目の米7月ISM製造業景況指数、
昨年末から鈍化傾向であり個人消費という面でも重要な米7月新車販売
米ハイテク株への懸念が燻る中、最も図体のでかいアップルの決算です。

アップル決算と米新車販売、コアPCEデフレーターは気掛かりであり、
それ以外は堅調な結果になりそうですけど、
市場の反応が重要なので、これらをきっかけに、

米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高(我が国は円安、株高)
というトランプラリー?もはやイエレンラリー(リスクオン)となるか、
米債券安(米金利上昇)ドル高、米株安(我が国は円最強高、株安)
という繰り返し書いている溜まったマグマの巻き戻しとなるか、
米債券高(米金利低下)ドル安、米株高(我が国は円最弱、株高)
という巻き戻しのマグマをさらに溜める賞味期限の短い株高となるか、
米債券高(米金利低下)ドル安、米株安(我が国は円高、株安)
という巻き戻しは後回しのベタな債券買い株売りのリスクオフとなるか、

見ての通り、ベースは米金融政策の方向性(債券とドルの動き)ですが
市場の空気と鍵を握っているのは米株となるので、
(原油の動きも市場の空気と物価動向にとって重要です)
我が国目線で超シンプルに判断するならば、
今週は米株、その次に為替を見ておけばいいと言えます。

(為替の目安としては企業想定為替レートの上限である1ドル110円
 日銀短観の想定為替レートは1ドル108.31円
 トヨタの想定為替レートは1ドル105円です)

従って先にも書いた通り、今週のイベントが堅調だったとしても
一巡感とか織り込み済みとの口実で政治に目が向けられ、
マグマが溜まっている巻き戻しを引き起こしそうですが・・・
もし今週をきっかけに巻き戻しが起きなくとも賞味期限は短いでしょう。

ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなので割愛しますが、
週前半のヤマ場となる今夜を経て、シンプルに判断するならば、
米株先物安、円高となっていればその日限りの勝負に留めておきましょう。
米株先物安、円安もしくは米株先物高、円高というチグハグならば
海の向こうの方が巻き戻しリスクは大きいので、米株を重視しましょう。
そして米株先物高、円安となっていれば勝負するのは自由ですが、
需給的にも賞味期限は短いでしょうからくれぐれも慎重に。

腰を据えて構えている方については、現状は余裕もあるでしょうから、
シンプルに米株安、円高、商いの伴った日本株安が継続するまでは、
王者の風格で構えておくのもいいのですが、
遅かれ早かれ少なくとも巻き戻しは起きるでしょうから、
明日の時点で米株先物安、円高、商いの伴った日本株安となれば
いっそのこと本格化する国内決算を元に新たに乗り換えるのが好ましいので
さっさと撤退するのもアリです。

新たに腰を据えて参戦する方については、
参戦する判断としては持ち越し短期勝負の方と同様ですが、
先にも述べた現状なので、今週を見極めてからでも遅くはないですし
参戦するにしても変則決算の銘柄、決算を終えた銘柄から参戦しましょう。

新興市場は冒頭でも書いた通りなので詳細は割愛しますが、
シンプルに嵐が止まったとも言える商いの伴った上昇が連続するまでは、
その日限りのデイトレ以外は、警戒モードで構えておきましょう。

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コメント

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諸々
米国人 | URL | 2017-08-02-Wed 14:11 [編集]
こんにちは。今日も日経は強いです。為替が上げてもビクともしないし下げると株高になります。中国ショックとかのように眼を話すと恐ろしく下げてる、あのスリリングな日々が懐かしいです。今はオプションでがんじがらめになってて、どう見ても20100くらいで8月SQ着地しないと困る人がいるようです。9月は結構波乱ありそうに見えますがどうなりますかね。
米国人さんへ
マーケット番長 | URL | 2017-08-02-Wed 14:47 [編集]
> こんにちは。

こんにちは。

> 今日も日経は強いです。為替が上げてもビクともしないし下げると株高になります。
> 中国ショックとかのように眼を話すと恐ろしく下げてる、あのスリリングな日々が懐かしいです。
> 今はオプションでがんじがらめになってて、どう見ても20100くらいで8月SQ着地しないと困る人がいるようです。
> 9月は結構波乱ありそうに見えますがどうなりますかね。

今日も微妙に強いですね。
オプション界隈の人たちを多くフォローしているので
そのような見方の人は多いですね。
私もかつてはそうでしたが今は見方が違いますし
そもそも決算シーズンでもあるので、そうですねとしかお答えのしようがないです。
とりあえず海の向こうがチグハグで気味が悪いです。

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