不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今宵のヤマ場を経たあとは・・・
こんばんはです。

本日は国内で黒田薬局会合、安川電機決算、欧州ではドラギ薬局会合、
米国ではマイクロソフト決算、フィリー指数、CB景気先行指数
というイベントが重なる今週のヤマ場でおます。

まず黒田薬局会合では米欧と同様、物価見通しを引き下げたこともあり、
お薬の量を含む処方箋(金融政策)には変更はなく、
黒ちゃん会見においても世界の引き締めブームに乗り遅れまいと
フンドシ引き締め姿で登場することもなく(テーパリング示唆せず)
ユルフン横ちん状態で登場したので、我が国だけは相変わらず露出狂・・
失礼、薬漬け政策が続くという変わり映えのしない結果に。

会見では「物価の2%目標にこだわる必要はあるのか?」という質問があり
言われてみれば確かにそうやな・・・いっそのこと所得目標の方が・・・
とは思いますが、黒田薬局の本業は物価のコントロールであり、
所得は安倍ちゃんマンと企業側の仕事ですから、
黒ちゃんとしては物価にこだわらないわけにもいかないのでしょうけどね。
だからこそ安倍ちゃんマンには所得倍増計画でもぶち上げて欲しいですが
薄々それは不可能だとわかっているからこそ、
働き方改革での労働環境の改善を叫んだり、
企業側に賃金アップ圧力を掛けているいるのでしょうけど、
ということは、いつまでたっても・・・今はやめときます(笑)

そんなこんなで本日の黒田薬局会合は、
トチ狂ったテーパリング示唆もなく市場予想通りの結果だったので、
市場の反応としても債券がやや売られているのは気掛かりですが、
今のところほぼ無風で通過したと言えます。

安川電機決算については、2Q&通期予想の上方修正、さらにドンと増配
というゴリゴリの決算だったので、いつもの如く明日の反応はともかく、
日本のミクロ面での好材料ではありますし、
来週から本格化する国内企業決算への期待にも繋がり、
株価の源泉は業績でもありますので、日本株にとっても好材料でおます。
(いつも決算の先陣を切る安川電と電産は優等生決算が恒例ですけどね)

ということで本日のヤマ場は海の向こうに焦点が移ったので、
メインイベントであるドラギ薬局会合次第であり、
内容的には市場で囁かれているテーパリングを示唆するのか?
先日のドラギ議会証言のようにテーパリング観測を一蹴し、
我が国と同様、薬漬けを続けるのか?というのが焦点ですが、
その結果がどうであれとまでは言いませんが、
市場がどう反応するのかが重要ではあります。

市場の反応で想定されるパターンとしては4通りでおます。

①欧州経済は足元でマクロ・ミクロ共に堅調なのでテーパリングをしようと
 それによって欧州債券安・ユーロ高になろうとも
 欧州経済は耐えられるという解釈で欧州株高(リスクオン)となる。
 米国は米債券安・ユーロorドル高・米株高(トランプラリー)、
 日本は黒い睨みの効いた程よい債券安・円安(最弱)・株高。

②やっぱり欧州債券安・ユーロ高は欧州経済の重石なんやで
 という今さらな解釈での欧州株安(債券安版チグハグ)となる。
 米国は米債券安・ユーロorドル高・米株安
 日本は黒い睨みの効いた程よい債券安・円安(最弱)ならば株高期待も

③それともテーパリング観測一蹴による欧州債券高・ユーロ安(最弱)は、
 欧州経済によって追い風になるという解釈で
 欧州株高(債券高版チグハグ)となるのか・・・
 米国は米債券高・ユーロorドル安・米株高
 日本は債券高効果が薄れるので円高・株安と割を食う可能性はある。

④テーパリング観測一蹴ということはまだまだ欧州経済は弱い
 という解釈と共に単なる需給面での巻き戻しでのリスクオフとなる
 欧州債券高・ユーロ安(最弱)・欧州株安。
 米国は米債券高・ユーロorドル安・米株安というリスクオフ
 日本は債券高効果が薄れると共にリスクオフでの円高(最強高)株安

ちなみに原油については、本日の黒ちゃんも言っていた通り、
日米欧共に物価の鈍化傾向が問題ではありますので、
金融政策と市場にとっては、原油高となれば追い風、原油安は逆風です。

ということなので、私としては①だけはないと見ておりますが、
もし①になったとしても、今夜の米経済指標とマイクロソフト決算が
ドイヒーな結果になればそれまでのリスクオンですし、
堅調な結果だったとしても明日は欧米市場がSQであり、
来週は日米欧共に企業決算ラッシュが控えているだけでなく、
FOMCも控えており、すっかりシカトされている政治についても、
来週24日にはついにイヴァンカの旦那(クシュナー米上級顧問)が
ロシアゲート疑惑で米議会に呼び出され、
26日にはトランプ・ジュニアも呼び出される豪華ラインナップなので、
先日のコミー前FBI長官の呼び出しのように、
市場が見極めモードになる可能性は十分にあり、
今夜のヤマ場をきっかけに①(リスクオン)になったとしても、
今週一杯・・・いや、せいぜい週明けの日本タイムまでの
短命に終わる可能性は高いと言えます。

ちなみに我が国でも来週24-25日には、
忖度学園問題とズンドコ稲田劇場問題を巡り、
安倍ちゃんマンも出席する閉会中審査が行われますけどね。

そして今夜のヤマ場を経て、①(リスクオン)とはならず、
②と③のチグハグモードなれば、先日も書いたので割愛しますが、
②ならまだしも③のチグハグとなれば、我が国は割を食う可能性が高く
④となれば単にリスクオフですが、
足元では今年最高水準まで積み上がっているユーロ買い、円売りのポジが
一気に巻き戻す可能性は高い状況ではあります。
(ドル買いは今年最低水準、米株買いは今年最高、
 米債券買いは今年最高水準からやや減少、原油買いは今年最低水準)
ただし最高水準まで積み上がっていた11日以降、
ドル円については巻き戻しの円高にはなっているので、
今夜のヤマ場で出尽くしになる可能性も無きしもあらずですけど、
ユーロ円、ユーロドルでは大して巻き戻しておらず、
かといってユーロ買いがさらに加速する余地は限定的と思うだけに、
④になればユーロ安主導での巻き戻しの可能性が高いと言えます。
(原油高はやや期待出来ますけどね)

いやはや・・・もはや今夜のイベントを待つばかりであり、
明朝にどういった動きで帰って来るのか次第ですが、
もし最も想定外の①(リスクオン)で帰って来たならば、
明日に限っては御縁が無かったと割り切るしかいですが、
先にも述べた通り、来週の状況からも長続きはしないでしょうから、
乗り遅れたと感じる必要もないでしょう。

ということで、明日のスタンスとしては・・・

週跨ぎでの持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなので、
今夜のヤマ場を経て、米欧債券安・ユーロorドル高円最弱・米欧株高
というリスクオンで帰って来たとしても、長続きはしないでしょうけど
週明けの日本時間までは続く可能性がありますので、
明日の我が国が円安株高となっていれば週跨ぎをするのはアリです。
世界的な債券安のチグハグモードでも同様です。
一方、日本だけが割を食う可能性の高い世界的な債券高のチグハグモード
もしくはリスクオフで帰って来たならば、持ち越しは控えておきましょう

腰を据えて構えている方については、現状は余裕もあるでしょうけど、
海の向こうがリスクオフで帰って来たならば、
早めに撤退して来週からの決算を見て新たに参戦するのもアリですが
シンプルに商いの伴った株安円高の動きが「継続」するまでは、
王者の風格で構えておけばいいので、もはや明日にはジタバタ動かず
週明けの動きを見極めてから動いても遅くはないでしょう。

新たに腰を据えて参戦する方については、
海の向こうがリスクオンで帰って来たならば参戦するのもアリですが、
来週から本格化する決算を見ながら参戦(物色)するのが無難でおます

新興市場については、本日はそれなりに商いの伴った続伸となりましたが
昨日は商いを伴っておらず、今日だけの商いを伴う上昇なので、
6月下旬の大幅安以降、下げ局面では商いが増加、上げ局面では商いが減少
という下げゴリモードから脱してないと見ておいた方がいいでしょう。

そして先週半ばから漂っていた良からぬ噂、
ゲーム関連の主力の一角に香ばしい決算が発表されたこと、
これらは忘却の彼方に消えつつもありますが、何ら払拭されたわけでもなく
決算シーズンを前に業績に対する警戒モードが再燃してもおかしくないです
さらに今夜の海の向こうでのヤマ場を経て世界的なリスクオフとなれば、
新興市場は別世界とも言ってられないですし、
逆にリスクオンになったとしても世界的な債券安となれば
主力のバリュー大型株が買われ、ハイテク株や新興市場から資金が抜ける
という可能性もあるので、少なくとも明日以降、
商いの伴った上昇となるまでは、慎重に立ち回った方がいいでしょう。

ただしいずれの動きになろうとも、
旺盛な日替わり定食(テーマ)物色が継続していたり
世界的な債券高と共に日米欧のハイテク株が買われているならば
(新興(個人)とも密接なハゲバンク、仮想通貨も)
ウォッチして値動きを把握したテーマ株等での波乗りは御自由にどうぞ。

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