不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
イエレンおばさんの議会証言を経たあとは・・・
こんばんはです。

昨夜はトランプマンのドラ息子ならぬトラ息子が、
公開せざるを得なかったのかも知れまへんけど、
ロシア疑惑の深まるメールを公開する自爆テロ?墓穴掘り?
となったことで、公開直後はリスクオフとなり、
米債券とドルは米債券高・ドル安のまま終えましたが、
米株だけは一時的に売られただけに留まり、緊張感の無い薄商いの中、
ほぼ横ばいの水準まで戻して終えております(笑)

まぁ確かに最近はすっかり政治ネタをシカトしており、
目先のメインイベントは今夜のイエレンおばさんの議会証言ですから、
米株の動きとしては驚きもありまへんけど、
そもそもトランプマンは大丈夫なのでしょうか・・・(笑)

トラ息子のメールがどこぞの国の政党と同じニセメールであったり、
証拠にもならない代物ならばいいのですが、
文面だけを読む限り、ロシア疑惑が深まるとしか思えないのですが・・・

我が国の忖度学園問題についても、実際に総理の指示があったとしても
金銭等の見返りさえ貰ってなければ、国民感情は置いといて、
違法でもなく、議員を辞職する必要も無いとは言いますので、
米国の憲法がどうなのか詳しいことは知りませんが、
市場の動きを見る限り、大したことではないということなのか(笑)

そんなロシア疑惑の根本よりも、今回のトラ息子騒動を受けて、
トランプマンの支持率が更に低下することになると、
議会運営も更に困難を極めることになるので、
今週から8月の夏季休会入りまでに可決を目指すオバマケア代替法案が、
またしても議会を通らずに棚上げになると、
市場が待ち望む税制改革に関わる政策(法案)の実現も遠のくことになり、
トランプマンの政策実行力への疑念も深まることになります。

同時にトランプマンが安易に支持率を回復させようと、
中東のテロ組織やカリアゲに大して軍事行動を起こすことになると、
地政学リスクも高まり、さすがに政治を無視できなくなりそうですが・・
我が国も安倍ちゃんマンの支持率を大して気にしてないような動きですが
支持率は株価に影響する分水嶺(過去の例では)を割ってますからね。

とは言え、現在の市場は政治リスクよりも、
金融政策とマクロ・ミクロの実態面に目が向けられており、
金融政策の引き締め観測が漂う欧英の動向も注目ですが(加、豪も)
目先としては、市場の主役である米国に目が向けられており、
今夜に開かれる半期に一度のイエレンおばさんの議会証言において、
これまでと変わらない程度の強気な金融政策と景気見通しを示すのか・・
これまで以上にゴリゴリの強気な金融政策と景気見通しを示し、
年内の1回の利上げ見通しを2回に増やしたり、
バランスシートの縮小を9月よりも前倒しでやると言ったりするのか・・
それとも掌返しをするように弱気な金融政策と景気見通しを示すのか・・

これらの見通しの裏付けとなる米国の実態面の現状としては、
先週発表された雇用統計を含む米経済指標は堅調だったものの、
足元では米GDPの7割を占める個人消費関連指標である米小売売上高、
米新車販売、米住宅販売は低迷しており、
百貨店の業績もアマゾンの影響はあれど低迷しており、
物価についても鈍化傾向が続いてるのも事実なので、
今夜の議会証言でこれまで以上に強気すぎる姿勢を示すと、
週末に発表される米小売売上高と米消費者物価が堅調な結果になることを
イエレンおばさんは知っているからこその強気なのか?
というポジティブ解釈になればいいのですが、
実態面での裏付けが乏しいと解釈される可能性は大いにあり得ますし、
言ってもマネーを逆流させる金融政策ではありますからね・・・
逆に掌返しな弱気姿勢を示すと、
やっぱり実態面は悪かったのかとの解釈されることになりますので、
いずれにせよ米国市場発で巻き戻しが起きる可能性が高いと言えます。

従ってこれまでと変わらない程度の強気姿勢を示すことが、
市場にとっては最も程よい湯加減のシナリオと言えますが、
今週末の米金融機関の決算を皮切りに、
来週から米企業決算シーズンが本格化するのを前にして、
米債券安(米金利上昇)基調が継続するまま米ハイテク株が、
上昇するとも思えないので、程よい湯加減シナリオになったとしても
市場がゴリゴリのリスクオン(トランプラリー)になるとも思えず、
これまでのようなチグハグな動きが続き、結局は決算待ちとなりそうです。

以上は今夜の21時30分に発表される証言原稿、
23時から読み上げられるイエレンおばさんの議会証言、その後の質疑
これらにおける金融政策と景気見通しに対するシナリオですが、
何気に最も心配されるのは、昨日も書いたので詳細は割愛しますが
質疑において株価は割高だとか過熱しているとか、
市場にケチを付ける(市場を牽制する)ことです。

もしケチを付けるようだと、どのシナリオになろうとも、
市場はそれをきっかけに問答無用で巻き戻しが起きる可能性が高いので、
余計なケチを付けないことを願うばかりです。
ただでさえトラ息子のせいで政治リスクもジワジワ台頭しているだけにね

まさか市場への大きな負荷となる追加利上げとバランスシート縮小を前に、
あらかじめガス抜きさせて負荷のショックを和らげようと、
イエレンおばさんは市場にケチを付け、トランプマンの周辺で騒ぎを起こす
という良からぬ意図も感じられなくはないですが、
まさかトランプマンとイエレンおばさんが結託・・・それはないか(笑)
イエレンおばさんには意図があろうとも、
トランプマンの騒ぎは本人の意には反しているでしょうからね。

とりあえず以上のような小難しい背景を把握しておくのが好ましいですが
シンプルに市場の動きだけで対応するならば、
今夜のイエレンおばさんの議会証言を経て・・・

米国は米債券安(米金利上昇)ドル高・米株高
英欧は債券安・株高(ドル>ユーロ&ポンド)、
我が国は円安・株高、黒いオペ効果の債券高(長期金利0.1%以下)、
というトランプラリー(リスクオン)で帰ってきたならば、
原油が鬼のように売られたり、トランプリスクがさらに過熱しない限り、
ひとまず週末の米小売売上高、米消費者物価までは続くと見ておきましょう

米国が米債券高(米金利低下)ドル安・米株安、英欧は債券高・株安、
我が国は黒いオペ効果の債券高であろうとも円高・株安、
というリスクオフモードで帰ってきたならば、
週末の米小売売上高、米消費者物価までは大人しくしておきましょう。

どちらでもないチグハグモードで帰ってきたならば、
週末の米小売売上高、米消費者物価がきっかけになる可能性もありますが
結局は米国だけでなく我が国も含め決算待ちモードになりそうなので、
米株(特にハイテク株)と原油が大きく崩れず、
我が国の黒いオペ効果の債券高も維持されているならば、
リスク覚悟で割り切って立ち回ればいいでしょう。

ということなので、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上に書いた通りです。

腰を据えて構えている方については、現状は余裕もあるでしょうから
今夜のイエレンおばさんの議会証言を経て、
海の向こうが以上に書いたリスクオフで帰ってきた上に、
商いの伴った円高株安が明日と明後日も続くようであれば一旦は撤退し、
再来週から本格化する国内企業決算物色に切り替えた方がいいでしょう。
そうでなければ週末の海の向こうでの米小売売上高と米消費者物価、
我が国ではSQで動くリスクを意識しつつも、
王者の風格で構えておきましょう。

新たに腰を据えて参戦する方については、
今夜のイエレンおばさんの議会証言を経て、
以上に書いたリスクオフモード以外で帰って来たならば、
週末の海の向こうでの米小売売上高と米消費者物価、
我が国ではSQで動くリスクや再来週からの国内企業決算を意識しつつも、
出遅れのバリュー株や中小型の割安株を中心に参戦すればいいでしょう。

新興市場については、本日はJQがそれなりに商いを伴いながら、
高値更新する小幅続伸、マザは商いを減らしての小幅安となり、
緊張感自体は乏しいですが、シンプルに6月23日の大幅安以降、
下げ局面では商いが増加、上げ局面では商いが減少(値幅も)
という下げゴリモードから脱したとは言えないので、
全体感としては商いを伴った上昇が「継続」するまでは、
警戒モードを維持して、慎重に立ち回った方がいいでしょう。

見方によっては、本日も日替わり定食なテーマ株物色が拡がっており、
現状の新興市場はかつてのように主役の柱が一本だけではなく、
一気に全体が崩れるような脆さは無く、主戦場としている個人が、
深い傷を負っている感じもないのですが(評価損益率も含め)、
物色の拡がりが毒まんじゅうのような銘柄にも及んでいるだけに、
日替わり定食も含め食い尽くした(一巡)感が漂っているだけでなく
そろそろ深い傷を負いそうな一撃が繰り出されそうな殺気・・・
というかニオイは感じますけどね(笑)

とりあえず今夜のイエレンおばさんの議会証言を経て、
世界的なリスクオフとなれば、新興市場は別世界とも言えないので、
今夜の海の向こうの動きも注視すべきですが、
世界的なリスクオフとならなければ、
日替わり定食な柱(テーマ)の移り変わりを把握するのはもちろんのこと
新興市場(個人)とも密接な大型の任天堂、ハゲバンク等の売り
黒い忖度オペ効果が剥げ落ちる我が国の債券安(金利上昇)
米国も米債券安とセットになっているハイテク株売り(仮想通貨も)
これらの動きになっていないのかも注視しながら立ち回りましょう。

お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。


スポンサーサイト

コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2017 不沈艦日記. all rights reserved.