不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
未だチグハグながら・・・
こんばんはです。

海の向こうも国内もザワザワしております。
市場の動き自体も良からぬ動きが続いており、
悪材料(リスク)に対しても鈍感から敏感になりつつあります。

そんな市場の良からぬ動きが大きくなったきっかけとしては、
昨夜のドラギナイト(ECBフォーラムでの講演)でしたが、
ドラギ本人はユルフンのまま(金融緩和政策維持)やでと言おうとも、
欧州景気に対する強気な見方を示したことに対して市場は、
ついにフンドシギューン(テーパリング)を視野に入れているのか?
と解釈したかのように欧州債券安・ユーロ高となり、
それと共に米債券安(英債券安)となったので、
さらにドルがユーロよりも強くなり、米英欧株も買われれば、
欧州は株買い債券売り(ドル>ユーロ)というベタなリスクオン・・・
米国はトランプラリー(米債券安・ドル高・米株高)が再開・・・
我が国は円安・株高・・・というイケイケ期待も多少は膨らみましたが
世界的な債券安にはなったものの、
ユーロ最強高>ポンド高>ドル安>円最弱とドルは弱い動きとなり、
米英欧株は売られるというチグハグな動きに・・・

そこへ昨夜のメインイベントだったイエレンおばさんが登場し、
金融政策に対しては変わり映えのしない頑固なまでの強気姿勢でしたが、
いつか見た光景のように、足元の株式市場に対してはケチを付けており、
同じく昨夜講演したフィッシャーFRB副議長とSF連銀総裁までが、
示し合わせたかのようにケチを付ける始末、いや、謎の行動に・・・

昨日も書いた通り、足元の米経済指標は足踏みが続いており、
物価も鈍化が続いているだけでなく、米金融政策に直結する米債券市場も
これら弱含みのマクロ環境を反映するように
米債券高(米金利低下)ドル安基調にも関わらず(昨夜は米債券安ドル高)
FRBの景気見通しと金融政策は強気姿勢を崩さないので、
何か良からぬことが起きることを知っての予防策なのか?
と疑いたくもなります。

昨夜のイエレンおばさんは、かつてのようなショックは起きないという一方
フィッシャーおじさんは自動車サブプライムローンとか、
教育ローンの焦付きに言及していたり・・・
そういえば昨夜はGMが17年の米新車販売は低調な見通しと発表しており
足元では米新車販売台数の低迷も続いているだけに、
来週に発表される米新車販売台数も注目ではありますが、
足元の低迷要因がほんまに自動車ローンの焦付きの影響であれば、
まさに利上げの副作用ですからね・・・
同じく米住宅市場も価格が上昇する一方、販売は鈍化傾向が続いており
かといって全体の物価は鈍化(米経済指標は足踏み)・・・
イエレンおばさん(FRB)の舵取りとしては、難しくなっているからこそ
早めにガス抜きさせようと、株を含めた資産の上昇に対して
ケチを付けた(牽制した)のでしょうかねぇ・・・。

そんなケチ付けに加え、足元で米景気と物価が足踏みしているにも関わらず
FRBの金融政策と景気見通しは強気というチグハグ状態のままなので
米債券安(米金利上昇)米株高というトランプラリーの再開にはならず
むしろ米株は米債券安(米金利上昇)を重石と見ているような動きに・・
欧州株はかつてのようにユーロ高を重石と見ているような動きに・・・

そんな中、追い打ちをかけるように、
期待されていたトランプマンのオバマケア代替法案が、
共和党内での造反者を減らすことが出来ず、
上院での審議は米議会の休会明け(7月10日)以降に先送りとなり、
改めてトランプマンの政策実行力への疑念が蒸し返されることに・・・
同時に市場が待ち望む税制改革への期待(実現性)も萎むことに・・・

そして米株の中でもFANG、ネット、半導体、ハイテク株
といったこれまで買われていたセクターは、
イエレンおばさんらのケチ付け(牽制)が追い打ちとなったのか、
改めて売りが加速継続しております。

以上の通り、現状の市場の動きとしては、
変わらず楽観と警戒の混在するチグハグな動きではあるのですが、
足元で続いていた米債券高・ドル安・米株高ではなく、
昨夜は米債券安・ドル安・米株安というチグハグになっております。

トリプル安じゃないのか・・・というツッコミは置いといて(笑)
米債券は足元で大幅な買い越し状態だったので、
月末と連休を前にした巻き戻しとは言えます。
同じく買い越しに転じていたユーロが、昨夜からの買いが継続し、
巻き戻しも起きなければ、米債券は連休明け以降から再び買われそうであり
これまで通りのチグハグか、完全なリスクオフとなりそうですが、
来週に控える月初恒例のテンコ盛な米経済指標次第と言えます
(その翌週からは米企業決算シーズンも開幕)

来週以降はともかく現状としては、
以上のような小難しい背景もありますが、市場の動きとしては、
米英欧日債券安(金利上昇)ユーロ高ドル安円最弱、米英欧日株安
というチグハグ状態であり、ハイテク株売りを含む株安が心配ですが、
原油が何とか踏みどまってはいるので、
海の向こうはリスクオフにまで陥っていないという状況です。

そんな海の向こうを受けた我が国としても、
リスクオフにまで陥ってないことで、恒例のリスク回避な円買いとはならず
ドル安ながら円最弱となっているので、
冒頭でも書いた国内事情とも相まって、主力大型株の下げも限定的です。
(何気に都議選を含む国内政治が心配ではありますけどね)

しかしながら本日の新興市場は大幅安となっており、
大幅続落となったマザの商いは減少したとはいえ高水準であり、
昨日踏ん張りを見せたJQは今年2番目の商いを伴っての大幅反落となり
米国のFANG、ネット、半導体、ハイテク株
といった買われていたものが売られるという動きは、
すでに始まってましたが、昨夜のFRBメンバーのケチ付けでさらに加速し
我が国で買われていたセクターでもある新興市場が売られるという動きも、
米国と同様に加速したと言えます。
主力大型株においても新興市場を主戦場に戦う個人とも密接であり、
これまで市場を牽引するように買われていた任天堂が、
昨日の寄り天に続き、本日もほぼ寄り天の安値引けでの大幅安となっており
新興市場を取り巻く環境と動きとしては、良からぬ状況でおます。

足元では個人が外国人に立ち向かって来た構図なので、
個人が深い傷を負うような新興市場の崩落となるようだと、
主力大型株にも影響が及ぶだけに、新興市場の動きはもちろんのこと
海の向こうのFANG・ハイテク株等の動きも要注意でおます。
(今のところは個人が深い傷を負っているようには思えませんけど・・)

ということで、明日のスタンスとしては、今週(今月)もあと二日であり、
目線も来週以降に移りそうですから(国内は都議選もあるので日曜以降)
小難しい背景やイベントよりも、シンプルに市場の動きで判断しましょう

持ち越し短期勝負の方については、
先に述べた小難しい背景も入り混じっておりますが、
シンプルに海の向こうが米債券高(米金利低下)ドル安、米株安、原油安
というトランプラリーの逆回転&油安、欧州市場は債券高・株安、
我が国は商いの伴った株安円高というリスクオフ状態、
もしくは楽観と警戒の入り混じるチグハグな動きであれば、
米株と原油が足並みを揃えて崩れる、国内は新興市場が崩れる、
というこれらの状況に陥らない限りは、割り切って勝負するのもアリです。
ただし現状は先にも述べた通り、
米英欧日債券安(金利上昇)ユーロ高ドル安円最弱、米英欧日株安、油高
という株価が警戒に傾いたチグハグ状態なので、くれぐれも御注意を。

腰を据えて構えている方については、現状は余裕もあるでしょうから、
持ち越し短期勝負の項で書いた状況に陥り、国内も商いの伴った株安円高
という状況(動き)が継続するまでは、王者の風格で構えておけばいいです

新たに腰を据えて参戦する方についての参戦判断としては、
持ち越し短期勝負の方と同様ですが、もはや今週もあと2日なので、
わざわざ今週に参戦せず、来週でいいとは思いますけどね。

新興市場については、先にも述べた繰り返しになりますが、
本日のマザーズはそれなりの商いを伴った大幅続落となり、
JQは今年2番目の商いを伴った反落となりましたので、
JQは明日次第とも言えますが、新興市場全体としては、
下げ局面では商いが増加、上げ局面では商いが減少
という下げゴリモードに転じたと判断した方がいいです。
従って商いを伴った上昇が継続するまでは、慎重に構えておきましょう。

ただし達者なイナゴ達による旺盛な循環が未だに続いているのも事実なので
テーマの賞味期限も切れず、値動きを把握している銘柄ならば、
参戦するのも自由ですが、くれぐれも日替わり定食なテーマ銘柄軍の動き、
新興市場(個人)とも密接な大型の任天堂、ハゲバンク等、
そして米国のFANG・ネット・ハイテク株、仮想通貨、
これら買われていたものが全て売られる展開が続いているのかどうか、
横睨みしながら立ち回ってください。

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