不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
意味深から確信へと変わるのか・・・
こんばんはです。

昨夜はドラギ・マリオのすべらない話(ドラギECB総裁講演)があり
日米よりも足元の経済指標は堅調にも関わらず、
巷で囁かれているフンドシギューン(テーパリング観測)は示唆せず、
ワシはまだまだユルフン横チン(ゴリゴリ金融緩和)やで!
と変わらない慎重姿勢を示しておりましたが、
一夜明けた本日もド・ド・ドラギの大爆笑(講演)があり、
フンドシギューンを示唆したわけではないですが、
欧州の景気は堅調でっせ、物価の鈍化は一時的でっせ
と強気な見通しを示しております。

物価はともかく、欧州景気が堅調なのは事実であり、
政治と財政と金融の各リスクもひとまず落ち着いているので、
間違ったことを言っているわけではないですけどね。
にもかかわらず、金融政策には慎重姿勢を維持しているという状況です
そもそもユーロ圏の経済と企業(外需)が、
現時点でユーロ高に耐えられるのかどうかも怪しい限りですからね。

そして御存知の通り、我らが黒だぬき銀行も、
一部ではテーパリング観測が囁かれておりますが、
我が国の景気と物価は米欧よりも低調ではありますので、
当然ながら黒だぬきさんもユルフン金タマ緩和姿勢を維持しているので、
効果はともかく金融政策の姿勢としては妥当と言えます。

そんな長きに渡るユルフン全開にならざるを得なかった日欧に対して、
その原因の一つであるリーマンショックを引き起こした当事者のくせに、
日欧を差し置いて抜け駆けでフンドシギューン(引き締め:利上げ)に走り
年内には薬抜き(バランスシート縮小)まで視野に入れている
ちゃっかり過ぎて呆れてしまう米国とイエレンおばさん率いるFRBですが
足元の経済指標は日本よりもマシながら足踏みが続いており、
物価は日欧と同様に鈍化傾向にも関わらず、
景気の見通しと金融政策には強気という姿勢に変わりはないままです。
そもそもの主役であるトランプマンの政策実行力への疑念についても、
オバマケア代替法案が上院に送られたこと、
入国制限措置の大統領令に対して、最高裁が限定的に認めた程度であり、
現状は何一つ政策も法案も議会を通ってないわけですからね・・・

しかも市場においても、金融政策に直結する米債券とドルが、
弱気とも言える米債券高(米金利低下)ドル安基調にも関わらず、
(昨夜の米2年債入札も弱気を裏付けるような堅調な結果でおました)
頑なにイエレンおばさんの強気姿勢に変わりはない謎・・・

つまり強気なのはイエレンおばさん率いるFRBと米株だけであり、
(トランプマン自身もお気楽とは言えますけどw)
弱気(警戒)なのは米債券とドルと物価と米経済指標という構図です。

もはや連日のように書いているのでウンザリでしょうけど、
果たしてどちらが正しのだろうか・・・という謎が解明されておらず
市場も実態面も強気と弱気の混在するチグハグな状況が続いております。

昨日の米国市場だけを見れば、
米債券高・ドル高・米株高(ほぼ横ばいのマチマチ)だったので、
トリプル高やないか!という超ポジティブ目線で見ることもできますが
実態面(米景気・物価)、リスク面、金融政策面がチグハグなだけに
さすがにスーパーポジティブ目線で見るには無理があり過ぎます。

かといって昨夜の動きとは異なりますが、
かつての日米欧がユルフン三銃士(金融緩和)状態だった際のように、
米債券高、ドル安は米景気と米企業業績に追い風やから米株高やで!
という御都合解釈は、さすがに利上げしている国では無理があり過ぎるので
やはり現状は強気と弱気のどっちが正解なの?というチグハグ状態であり
年末から弱気に転じた米債券とドルに対して、
ずーーっと変わらずに楽観モードを続けている株式市場の方が、
無理があるというか正解とは思えないのですが・・・

 (日米欧で共通しているのは物価の鈍化ですから、
  鍵を握っているのは原油なのか・・・という気もしますけどね。)

そんな謎に満ちたチグハグ状態の米国ですが、
先ほど講演したドラギのおっさんを強気姿勢と解釈したのか、
米欧債券安、ユーロ高ドル安(円最弱)、米欧株は小動きとなってますが
今夜はFRBの女親分であるイエレン・オブ・ジョイトイが講演をするので
そこまでの限定的な動きでしょう。

そして今夜の講演でイエレン・オブ・ジョイトイが
変わらない強気姿勢のようなタイトなTバックで登場するのか・・・
手の平返しな弱気姿勢とばかりにゴムの緩んだTバックで登場するのか・・

来週には月初恒例の雇用統計を始めとする米経済指標特盛ウィークであり、
結果的に実態面における強気と弱気のどっちが正しのか?
という答え合わせにもなりますので、遅くとも来週までには、
市場も実態面も金融政策面も答えが出るとは思いますが・・・

早ければ今夜のイエレンおばさんが答えを出すかも知れませんが、
変わり映えしない謎の強気姿勢のままだと新味には欠けますし、
ほんまかどうかを来週の経済指標で確認しようという空気にもなりますので
手の平返しな弱気姿勢に転じるようだと、
来週の経済指標が悪いことを知っての弱気姿勢なのかという思惑を呼び
米株も弱気に転じて全てが弱気となるリスクオフとなる可能性はあります。

恐らく今夜は変わり映えのしない前者になると見ておりますので、
週初にも書いた通り、月内はチグハグモードが続こうとも、
昨日が意味深な節目を示唆する動きだろうとも、
月内は株式市場の楽観モードな踏ん張りは続きそうです。

ちなみに昨夜の米国市場ではハイテク株が売られ、
本日の我が国でも任天堂が寄り天堂な動きとなり、
きっかけ材料があったとは言えハゲバンコが売られており、
これらの銘柄と密接な個人の主戦場でもある新興市場についても、
マザーズは先週末の今年最高の大商いでの大幅安、
昨日は商いを減らしての反発、本日は大商いでの反落となり、
下げの大商いに対して上げの薄商いというパワーの変化が見られます。
 (JQは週末の商い(1328億円)よりは減少したものの、
  昨日と本日は1000億円を超える商い伴って高値更新)

何事も継続は力なりですから、
今のところはマザーズが下げゴリモードに転じたとまでは言えませんが、
明日も商いを伴った続落となるか、反発しても薄商いであれば、
下げゴリモードに転じたと身構えておいた方がいでしょう。

そうなると足元では個人が外国人に立ち向かって来た構図なだけに、
新興市場だけでなく主力大型株にも影響が及びますので、
月内(今週)は大人の都合な需給と忖度はあれど、
昨日の意味深が確信に変わる可能性があり、
主力大型株も身構えて・・・いや心構えはしておいた方がいいでしょう。

以上の通りなので、市場の動きとしてはこんな感じですが、
今夜から明日の動くきっかけとなりそうなイベントとしては、
今夜のイエレン・ジャネットのすべらない話(講演)が最も注目であり
それ以外では米経済指標、上院でのトランプマンのオバマケア代替法案審議
明晩はECBフォーラムにて、昨日と本日に続き、
ドラギ・マリオのすべらない話(討論会)があり、
出張して参加している東彦黒田のすべらない話(討論会)もあり
米国ではFRBが包括的資本分析バージョンのストレステスト結果発表
昨夜の堅調過ぎた2年債入札に続き堅調なのか注目の米7年債入札
といったイベントもあります。

ということで、明日のスタンスについては・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなので、
海の向こうが米債券高(米金利低下)ドル安、米株安、原油安
というトランプラリーの逆回転&油安、欧州市場は債券高・株安、
我が国は1ドル110円割れの円高と株安というリスクオフ状態
もしくは足元で続く楽観と警戒の入り混じるチグハグな動きであれば、
米株と原油が足並みを揃えて崩れる、国内は新興市場が崩れる、
というこれらの状況に陥らない限りは、
今週一杯(月内)は割り切って勝負すればいいでしょう。

現状は実態面も市場の動きも楽観と警戒の混在するチグハグな状況な上に、
今夜のイエレンおばさんの講演が変わり映えしない結果になると、
今週はこれと言った突出したイベントもなく、だからこそ、
どのイベントやリスクでも動くきっかけ(口実)になりそうなだけに、
今週はシンプルに市場の動きに合わせて立ち回るのが妥当だと言えます。

腰を据えて構えている方については、現状は余裕もあるでしょうから、
持ち越し短期勝負の項で書いた状況に陥り、国内も商いの伴った株安円高
という状況(動き)が継続するまでは、王者の風格で構えておけばいいです

新たに腰を据えて参戦する方についての参戦判断としては、
持ち越し短期勝負の方と同様です。

新興市場については、先にも述べた繰り返しになりますが、
マザーズは先週末の今年最高の大商いでの大幅安、
昨日は商いを減らしての反発、本日は大商いでの反落となり、
下げ局面では商いが増加、上げ局面では商いが減少
という下げゴリモードに転じた動きが見られますので
明日のマザーズが商いを伴った続落となるか、反発しても薄商いであれば、
下げゴリモードに転じたと判断して慎重に構えるのが無難です。

ただしJQは週末の商い(1328億円)よりは減少したものの、
昨日と本日は1000億円を超える商い伴って高値更新(2部も)
という旺盛なイナゴ循環が見られるのも事実なので、
JQだけでなく、日替わり定食で主役となっていたテーマ銘柄軍、
新興市場(個人)とも密接な大型の任天堂、ハゲバンク等、
米国のFANG・ネット・ハイテク株、仮想通貨、
これら買われていたものが全て売られる展開に陥るまでは、
割り切って勝負するのもありですが、くれぐれもお気を付けください。

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