不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
市場の答え合わせを待つのみ
こんばんはです。

いよいよ今夜はヤマ場なので、
もはや小難しいことをつべこべ言っても仕方ないので、
ここまでの市場の動きをざっくりと言えば・・・

警戒モードな米債券高・ドル安(ユーロ高)を始めとする債券と為替、原油
楽観モードな米株を始めとする株式市場(世界的な株高)
(仮想通貨も超楽観と言えますけどねw)

といったところですが、もう少し中身を細かく見ると・・・

米債券については、警戒モードな長期債高(長期金利低下)
楽観モードな短期債・2年債高(短期債・2年債利回り上昇)
米株については、連日書いている通り、FANG、ハイテク、ネット等、
これまで買われてきた銘柄が売られる動きがあります。
原油については、OPEC総会を受けての軟調な動きが続いているので、
やや別の要因での独自の動きとも言えます。

以上はあくまで昨年の米大統領選から昨年末まで続いた、
米債券安を始めとする世界的な債券安、ドル高(ユーロ安)、米株高、油高
というトランプラリーの動きと比べての警戒と楽観という分け方なので、
かつてのように米国も含む世界的なシャブ漬け(金融緩和)相場ならば
世界的な債券高、ドル安(円最弱)世界的な株高、油高
という構図もありましたが、現在は主役の米国が利上げに踏み切り、
欧州や日本でもテーパリング観測が囁かれる状況ですから、
現在のようなどっちつかずとも言える一時的なシャブ漬けモードはあれど
今夜のヤマ場以降も持続することはないでしょう。

従って金融政策イベントである今夜のFOMCを含むヤマ場を経て・・・

警戒モードな債券と為替が正解だったということで(原油も)
米債券高(世界的な債券高)ドル安(ユーロ高)米株安、原油安
というトランプラリーとは真逆のリスクオフな動きとなるのか・・・
楽観モードな株式市場が正解だったということで、
米債券安(世界的な債券安)ドル高(ユーロ安)米株高、原油高
というトランプラリーの再開であるリスクオンの動きとなるのか・・・

どちらが正解なのかハッキリするでしょう。

もしハッキリせず、現状のどっちつかずな動きが続いたとしても、
それはそれでどっちつかずの動きなんだと・・・
長続きするとは思えない危うい動きなんだと・・・
割り切った上で立ち回るしかないとも言えます

私としては主役であるトランプリスクが何ら解消されていないので
懲りずに警戒モードが正解だったという動きになると見ておりますが、
思いのほか米短期債と2年債が売られており(短期債・2年債利回り上昇)
3月の水準近くというか2008-09年以来の水準なので、
足元の需給環境では買い越し状態だった米10年債が、
今夜のヤマ場をきっかけに巻き戻されるのか(売られるのか)・・・
そうなるとドルが買われ、米債と共に買い越し状態だったユーロも売られ、
足元ではガス抜きが進んでいた米株と原油も買われ、日本は円安株高・・
という良い方向での需給面での巻き戻しになる可能性もあり、
もしかして私の見方とは違い、楽観モードが正解なのか・・・
飽きてきたトランプリスクなんかよりも、
旬は米金融政策や米景気の方や!ということなのか・・・
という気がしなくもないです。

お察しの通り、今さら私がつべこべ言ったところでどうでもいいですし
極端に言えば、ヤマ場イベントの結果がどうなろうともどうでもよくて
シンプルに見れば、今夜のヤマ場を受けた市場の動きが重要であり、
それに合わせて動けばいいとも言えます。
身も蓋もありまへんけどね(笑)

一応、今夜のヤマ場イベントの時系列としては・・・

 18:00 ユーロ圏4月鉱工業生産
 21:30 米5月小売売上高、米5月消費者物価
 23:30 米週間原油在庫
 27:00 FOMC結果発表
 27:30 イエレン・ジャネットのすべらない話(イエレン会見)

明日も重要な米経済指標は発表されますが、
さすがにイエレンおばさんをはじめFOMCメンバーは
これらの指標の結果を知った上でのFOMCでしょうから、
明日としては英中銀会合とユーロ圏財務相会合という欧州イベントが、
やや要注意という感じです。

ということなので、明日については、
今夜のヤマ場イベントを経た動きに合わせて動きましょう。

持ち越し短期勝負の方については、今夜のヤマ場を経て、
米債券高・ドル安(ユーロ高)・米株安、(一応、原油安も)、
欧州・英国は債券高・株安、我が国は円高・株安
という警戒モードが正解だったリスクオフの動きとなれば、
持ち越しは控え、その日限りの勝負に留めておきましょう。
逆に米債券安・ドル高(ユーロ安)・米株高、(一応、原油高も)、
欧州・英国は債券安・株高、我が国は円安・株高
という楽観モードが正解だったリスクオン(トランプラリー)となれば、
素直に持ち越し勝負でいいでしょう。

もし今夜のヤマ場を経ても以上のような正解の出る動きとならず、
これまでの警戒と楽観が混在するどっちつかずの動きが継続となれば、
米株を始め世界的な株式市場だけの楽観モードが継続し、
企業想定為替レートの上限でもある1ドル110円を割っていなければ
何かで急変することは覚悟の上で割り切って勝負するのはアリです。
ただし米国でのFANG、日欧も含めたハイテク・ネット等の売りは、
収束せずに続く可能性もあるので、銘柄選別にはお気を付けください。

腰を据えて構えている方については、今夜のヤマ場を経て、
持ち越し短期勝負の項で書いた警戒モードが正解だったリスクオフとなり
国内が商いの伴った円高・株安という展開にさえならなければ、
現状は十分に余裕もあるでしょうから王者の風格で構えておけばいいですが
残念ながら警戒モードが正解だったリスクオフとなれば
下値のメドとしては4月安値、時間軸としては夏(8月頃)まで、
と見ておりますので、それが許容できなければ、
さっさと撤退するのが無難でしょう。

新たに腰を据えて参戦する方についても、
持ち越し短期勝負の項で書いた状況次第で参戦判断すればいいです。

新興市場については、一昨日には及ばないものの、
昨日に続きそれなりに商いを伴った続伸となったので
シンプルに上昇局面で商いが膨らみ、下落局面では商いが減少、
という上げゴリ基調が継続しているとは言えます。
昨日までの米国でのFANG、ネット、ハイテク等の売り(欧州も)、
我が国のハイテク、値がさ株売りという流れは、
新興市場全体としてはバイオ等の新たなネタへの循環物色も続いているので
ほとんど感じられないのですが、先行して賑わっていた銘柄には、
換金売りが出ており、それが循環だと言ってしまえばそれまでですが
循環物色の流れや柱になる銘柄の動きにはくれぐれも御注意を。
(一応、仮想通貨の動きも見ておいた方がいいでしょう)

以上の通り、新興市場は別世界という見方も出来ますが、
今夜のヤマ場を経て世界的なリスクオフとなれば、
さすがに新興市場も避けられないですし、
少なくとも世界的なハイテク・ネット等の買われていた銘柄売りの流れが
新興市場にも及ぶ可能性は十分にあり得ますので、
ヤマ場を経て海の向こうと国内の主力大型株がリスクオフな動きとなれば、
新興市場も別世界とは考えず、慎重に動いた方がいいです。
かといって、世界的なゴリゴリなリスクオンとなれば、
新興市場から主力大型株へ資金が流れる可能性もあります。

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