不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
昨夜からのヤマ場を経て
こんばんはです。

昨夜はドラギ・マリオのすべらない話、コミー・ジェームスのすべらない話
そして英総選挙とMSQ、今夕にはメイ・テリーザのすべらない話、
あ、忘れて・・・忘れられていた安倍ちゃんマンの成長戦略と骨太方針
以上の通り、盛り沢山な今週のヤマ場ではありましたが、
残念ながら?市場は大荒れになることもなく終えております。

市場の動きとしては・・・

総選挙のあった英国市場では出口調査や速報を受けて、
ジェームス・ポンドが暴れていたのも含め(ポンド最弱)
トリプル安ではありますが、プチ・トリプル安程度であり、
過去の国民投票等に比べると落ち着いております。
本日の英国市場も全て反発する動きで始まっております。

ECB理事会とドラギ・マリオのすべらない話のあった欧州市場では、
債券高・ユーロ安・欧州株はマチマチ(商いやや増)となり、
最近の解釈に反するユーロ安を好感するような御都合解釈な動きであり
本日の欧州市場も落ち着いた動きで始まっております。

コミー・ジェームスのすべらない話のあった主役である米国市場では
債券安・ドル高(ドル>円>ユーロ>ポンド)・米株小幅高(商いやや増)
ナスダックは終値で過去最高を更新、金融株やインフラ関連株も買われ、
VIX低下、金も続落となり、警戒モードだった米債券とドルが不正解、
楽観モードだった米株が正解と言えますし、
動きとしてはトランプラリーだったとも言えますので、
このまま継続すればいいのですが、現時点では小幅な動きであり、
トランプラリーと共にラリーを起こしていた原油は、
昨夜の小幅続落も含め、OPEC総会以降の軟調モードが継続中です。

そんな海の向こうの動きをMSQと満月ぽんと共に迎え撃った我が国は
閣議決定される安倍ちゃんマンの成長戦略と骨太の方針も追い風・・・
にはならず、すっかり忘れられている感が満載ですが、
時間の経過と共に英総選挙を含む海の向こうが落ち着くと共に、
リスクオン風味なプチ円安となり、米株先物も落ち着いていたこともあり
日本株はMSQを無事にこなし、商いはMSQの嵩増しはあれど、
それなりに賑わいを見せ、堅調に週末を終えております。
(新興市場は商いも含めて大賑わいでおました(JQの商いは今年最高)
18時現在も先物は崩れずに推移しております。

以上の通り、昨夜からのヤマ場イベントに対する小難しい解釈はともかく
市場の動きが正解とするならば、リスクが高まることなく落ち着いており、
今夜の海の向こうも荒れることなく終えれば、
来週のFOMCを始めとする14日に焦点が移ったと言えます。

だけに、14日まではゴリゴリのトランプラリー再開とまではならず、
株式市場だけがお気楽モードという展開になる程度だとは思いますが、
昨夜のドラギナイトをきっかけにユーロが一気に巻き戻され(ユーロ安へ)、
英総選挙をきっかけにポンド安も進めば、
ドル高・米債券安となってのトランプラリー再開もあり得ますけど、
それもまた14日までと見ておいた方がいいでしょう。

ということで、本日は週末なのでこれにて失礼しますと言いたい所ですが
一応、昨夜のヤマ場イベント等に対する私の見方としては・・・

最も違和感を感じるのは、意外と金融政策ではあります。
昨夜のドラギナイトでもデフレリスクはほとんど無くなったと言いながら
足元で物価が鈍化傾向を認め、物価見通しも引き下げているものの、
ほのかにテーパリングのオイニーを漂わせており、
我が国も黒銀自ら言及はしているわけではないですが、
黒ちゃんもデフレ脱却は難しいと言ったり、
実際に足元では物価が鈍化傾向であるにも関わらず、
市場では日高の飛ばし記事ではなく、以前から出口戦略が囁かれており、
米国でも足元では物価の鈍化傾向が続いているにも関わらず、
すでに利上げに踏み切っており、来週も追加利上げに踏み切る予定であり
どうも日米欧共に物価を無視した薬抜き姿勢を感じるばかり・・・

単に原油安が原因としているならば、まだいいとは言えますが、
薬漬けの副作用のヤバさに気付き、泡食っているのか?
というなんだか奇妙な感じがするのは私だけでしょうか・・・
だけに来週のFOMC、英中銀会合、黒光り銀行会合は注目でおます。

そして昨夜のメインイベントであったコミー前FBI長官の公聴会ですが、
もっともすべらない話だったのは、
「トランプマンがウソつきだからメモを取っていた」という話でした(笑)
公聴会全体の印象としても(途中で屁こいて寝ましたけど)、
曖昧な「忖度」というものは日本の専売特許なのかと思ってましたが
結局は米国も「忖度」かいな!「損得」やないんかい!
とツッコミたくもなる公聴会でした(笑)

しかしながら昨日の公聴会を聞いている限り、
米国の法的にはどこまで抵触するのかは知りませんけど、
普通にトランプマンの圧力(司法妨害)があったとしか思えないのですが
コミーおじさんもトランプマンに対して批判はするものの、
「司法妨害」の部分だけは頑なに認めない姿勢を貫いており、
トランプマンはクソ野郎やけど違法じゃない・・・というか、
ウンコ味やけどカレーやで・・・と言っているみたいでした。
本来ならば上品にグレーだと言うべきなのでしょうが、
昨夜の公聴会を聞いていると、グレーやなくてカレーでしたので・・・

まぁとにかく焦点だった司法妨害には抵触してないという扱いになり、
機密扱いじゃないの?という疑問のあるメモが証拠にはならず、
弾劾や退陣に追い込まれなかったとしても、
昨日の公聴会を経てトランプマンの支持率が上がるとも思えないので、
今後も議会運営が困難を極めるのは目に見えてます。

そもそもの市場での主役材料というか、期待でもありリスクでもある
トランプマンの政策実行力への疑念も晴れたとは思えず、
そうなると政策による米景気拡大期待も萎み、
市場が待ち望む減税策による業績の嵩増し期待も萎んでしまうので、
米株の数値上の割高感に対する正当性も萎んでしまい、
足元で続いている米株を始め株式市場だけの楽観モードは不正解となります

せめて支持率さえ上昇すれば、世論を背に受けたトランプマンに対し、
中間選挙も視野に入れた議会も遠慮はするでしょうから、
政策・法案も通しやすくなるのですが・・・今の支持率ではね・・・

かと言って議会を通さない大統領令に対しては
またしても司法から横槍が入っており、
挙句に新たに指名したはずの米司法長官は、
トランプマンとギクシャクしているから辞めたいとも言っており、
大統領令すらも実行力への疑念が日増しに高まっております。

なによりトランプマンの政策に頼らずとも、
民間の力やFRBの金融政策だけで米景気が自力で伸びさえすれば、
トランプマンの政治はどうでもいいとは言えますけど、
現状の米マクロ環境は、消費と一部の製造業は足踏みしており、
住宅販売も鈍化、先週の雇用統計を始め足元では雇用も足踏みしているので
米景気は自力で伸びるとまでは言えない状況ですからね・・・
だからこそ金融政策を決めるFOMCだけでなく、
米小売売上高や米CPIの重なる14日は、
米景気が政治に頼らず自力歩行できるのかという意味でも注目です。

まぁとにかく、つべこべ言ったところで、
昨夜からのヤマ場を経た現時点の市場はお気楽モードであり、
それが正解だとも言えますので、無事に週明けを迎えることが出来れば、
14日まではお気楽モードでいいのでしょうね。

ということで、本日はこれにて失礼します。

良い週末をお過ごしください。

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