不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今夜からのヤマ場を経た市場の動きに合わせて
ヒンデンブルグらーめんが点灯とか、
国内では喧伝ブルームバーグらーめん日高屋の頭が点灯とか、
日出る国だけに・・・

改めましてこんばんはです。

本日は日高屋が黒光り銀行の出口戦略を示唆するような飛ばし記事と共に
円高・株安に見舞われたりもしましたが、
昨夜の海の向こうの動きも商いがイマイチな中でチグハグな動きであり、
御存知の通り、いよいよ今夜から目先のヤマ場を迎えるので、
昨夜から本日にかけての動きは気にせんでもいいでしょう。

何やら市場では今夜からのヤマ場をスーパーサーズデーと呼んでますが、
今夜から明日までのスケジュールは以下の通りでおます。

 15:00 英総選挙投票開始
 20:45 ECB理事会(政策金利&金融政策発表)
 21:30 ドラギナイト(ドラギECB総裁会見)
 21:30 米新規失業保険申請件数
 23:00 コミー・ジェームスのすべらない話(前FBI長官公聴会
 26:00 非公開でのコミー・ジェームスのすべらない話
 30:00 英総選挙投票締切

これに週末までのスケジュールも含めて付け加えると・・・

英総選挙は投票締切の前とか直後に出口調査が発表され、
大勢が判明するのは明日の昼頃だそうです。
そして明日は満月でもあり、我が国ではMSQ、
寄り前の閣議では安倍ちゃんマンの成長戦略と骨太方針が閣議決定、
米国では改正版ドットフランク法の採決動向(来週とも言われてますが)
週末の11日は仏下院議会選挙第一回投票とイタリア地方選挙です。

さらに来週の重要なスケジュールとしては・・・

 14日 FOMC(13日-)、トランプ誕生日
    米5月小売売上高、米5月消費者物価
 15日 英中銀金融政策委員会、ユーロ圏財務相会合
 16日 日銀金融政策決定会合(15日-)、EU財務相会合、米MSQ

以上の通りなので、目先である今夜からのヤマ場がきっかけとならなければ
来週のFOMCが大一番となりますが、まずは今夜からのヤマ場です。

何やらコミー・ジェームスのすべらない話は、
昨夜に証言原稿が公表されたものの、過去の報道内容と変わらないとか
予想ほど悪影響が及ぶような内容ではないと捉えられたりとか、
市場はコミー証言で悪い材料が出てくることを織り込んでいたとか、
以上の様なポジティブ解釈が飛び交い、昨夜の米国市場も平和に通過し、
今夜の本番でも大丈夫だろうとのことですが・・・

そもそもコミーおじさんが忖度しなかったから問題ないとか、
ロシアとの関係に問題があるとかよりも、
「司法妨害」があったどうかが焦点だったと思うのですが・・・
証言原稿を見る限り「司法妨害」なのでは?としか思えないのですが(笑)
しかも証言原稿よりも質疑で何を答えるのかわからないですからね・・
トランプマン自身も強権発動で公聴会を阻止せずに容認しているので、
コミーおじさんを脅したのか、不利な証言をしないとの密約があるのか、
真相はわかりませんけど、何も出てこないってことなのでしょうかね。

しつこいようですが、トランプマンが退陣に追い込まれたとしても、
ほんまに市場は大丈夫なのでしょうか・・・(笑)
退陣に追い込まれなくとも、せめて支持率が上がらないことには、
今後も議会運営は困難を極め、そもそもの市場の期待材料である減税を始め
政策実行力への疑念は晴れませんからね・・・

とにかく私が疑問に思ったところで、
それに対する市場の反応が正解ではありますので、
もはや今夜の証言と質疑を待つばかりです。

英総選挙については、昨日も書いた通り、
ブレグジットについては、すでにハードもソフトもないとは思いますので、
選挙の結果をきっかけに市場がどう動くのかだけです。

ECB理事会については、昨夜に物価見通しを引き下げるとの報道もあり
これまで蔓延していた謎のテーパリング観測が萎んでおり、
テーパリングを否定していたドラギのおっさんの見方通りではあります。
しかしながら昨日も書いた通り、足元のユーロの需給環境を見ると
ユーロは謎のテーパリング観測と足並みを揃えるように、
米大統領選直前の水準どころか買い越しに転じているだけに、
結果はどうあれECB理事会をきっかけとして、
一気に巻き戻し(ユーロ安)が起きてもおかしくはないです・・・

そうなると、ドル高に転じるだけでなく、
ユーロと同じくゴリゴリの買い越し状態だった米債も売られ、
さらに米株高となれば、トランプラリーの再開や!とも言えますが、
足元では警戒モードな米債券高・ドル安、楽観モードな米株高
というどっちが正解やねん状態が続いていたので(原油安も)、
単純に米債券安・ドル高(ユーロ安)・米株安
という真逆の形でのどっちが正解やねん状態へと変わり、
来週のFOMCで正解が判明するという可能性も無きにしもあらずです。

当然ながら今夜のヤマ場をきっかけに動く最悪のパターンとしては
ユーロ高の更なる加速と共に警戒モードな米債券高・ドル安が正解となり
楽観モードだった米株が崩れることです(原油安も継続)。
それを受けて英・欧も債券買い・株売りとなり、
我が国も債券買い・株売りというか円高・株安となり、
世界的にベタなリスクオフの動きとなることです。

一応、以上のメインイベント以外にも、
北のカリアゲクソ野郎リスク、欧州と中東ではテロが頻発していたり
欧州では政治騒動に隠れておりますが、スペインやイタリアでは、
地合い次第では騒がれそうな金融リスクが起きていたり、
ギリシャの財政リスクも決着しておらず、危うい仮想通貨バブルの崩壊懸念
何より米マクロ環境への疑念(特に消費と一部の製造業)は晴れておらず、
来週のFOMC以降の年内の米利上げ姿勢についても不透明なままなので
(もしかしたら本日の日高屋の飛ばし記事のせいで黒銀の金融政策も?)
私としては今夜のヤマ場をきっかけに、
リスクオン&トランプラリーの再開になるとは思えず、
せいぜい現在の株式市場だけがお気楽のどっちが正解やねんモードが続くか
真逆のどっちが正解やねんモードになると見ております。
もしトランプマンが退陣に追い込まれる弾劾路線になるようだと、
いくら弾劾まで1-2年を要するとは言え、
何も政策が実行されない可能性が高くなるということですから、
さすがに弾劾やなくて断崖相場(リスクオフ)になると思いますが・・・

あ、忘れておりましたが、
GDP6百兆円を目指す安倍ちゃんマンの成長戦略&骨太方針が、
もしかしたら好感されて日本だけが・・・ないですね(笑)
本日は1-3月期GDP改定値が下方修正されたばかりですしね・・・

とにかく今夜からのヤマ場とそれに対する市場の反応を待つしかないので、
明日のスタンスとしては・・・

週跨ぎでの持ち越し短期勝負の方については、
以上の通りなので、明日の昼前後に判明する英総選挙の結果までを受けて、
現状の株式市場だけの楽観モードが継続しているか、
もしくはリスクオン&トランプラリー再開となっていれば、
(米債券安・ドル高(ユーロ安)・米株高、我が国は円安株高)
鬼のように原油が売られてない限りは(1ドル110円回復も)、
次のヤマ場はFOMCという目線で割り切って勝負すればいいでしょう。
当然ながら現状の真逆である株式市場だけが警戒モードとなっていたり
もしくはベタなリスクオフモードとなっていれば、
(米債券高・ドル安(ユーロ高)・米株安、我が国は円高株安)
素直に週跨ぎでの持ち越しは控えておきましょう。

腰を据えて構えている方については、現状は十分に余裕もあるでしょうけど
以上の通り、今夜から目先のヤマ場を経て、
持ち越し短期勝負の項で書いたリスクオフモードな動きとなり、
国内では商いの伴った株安・円高となるようであれば、
あれこれ考えず、早めに撤退するのが無難でおます。
そうなるとひとまず4月安値までの巻き戻しがあると見ておりますが、
そこまで許容できる方は王者の風格で構えておくのは自由です。

新たに腰を据えて参戦する方については、
持ち越し短期勝負の項で書いた状況次第で参戦判断すればいいですが
参戦したとしても、シンプルに商いの伴った株安円高となるようであれば
潔く早めに撤退するという姿勢だけは忘れずに参戦してください。

新興市場については、国内外の小難しい背景は置いといて、
シンプルに見れば、本日は下げたとは言え商いはやや減少しており
個別としても先行していた主役銘柄が息を吹き返す動きも見られ、
他の銘柄でも旺盛なイナゴの日替わり定食物色が続いておりますので、
依然として上昇局面で商いが膨らみ、下落局面では商いが減少、
という上げゴリ基調が継続しており、勝負姿勢でもいいと言えますが・・
先にも述べた通り、今夜から国内外の大きなヤマ場へ突入するので、
もし世界的なリスクオフとなると新興市場も避けられないので、
ヤマ場を経て海の向こうと国内の主力大型株がリスクオフな動きとなれば、
新興市場も別世界とは考えず、慎重に動いた方がいいです。
リスクオフではなく、真逆のどっちやねん相場に転じた程度ならば
新興市場の賑わいは続きそうではありますけどね。

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コメント

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コミー選手
米国人 | URL | 2017-06-09-Fri 02:52 [編集]
こんばんは。コミー選手は政権は嘘をついていると。昨日の原稿先出しはひっかけだったのでしょうか?個人的には、明日午前中は英国総選挙のフェイクニュースにも振り回せられてとんでもない値動きをすると思います。
米国人さんへ
マーケット番長 | URL | 2017-06-09-Fri 08:31 [編集]
> こんばんは。

おはようございます。

> コミー選手は政権は嘘をついていると。
> 昨日の原稿先出しはひっかけだったのでしょうか?

うそつきには思わず笑ってしまいましたw
公聴会への解釈は様々ですし、市場の動きも平和ですが
そもそもの期待であるトランプの政策は大丈夫なのかと思うばかりです。

> 個人的には、明日午前中は英国総選挙のフェイクニュースにも振り回せられてとんでもない値動きをすると思います。

結果判明は場中ですから迎え撃つ敏感株の日本は、
騒がしくなるかもしれないですね。
英国総選挙
米国人 | URL | 2017-06-09-Fri 14:39 [編集]
こんにちは。コミー選手の証言が終わりなぜか市場に安堵感が漂った後、英国はどうなったのかとネットで見ても情報出てこない。突然朝方、ポンド急落し、過半数割れの第一報…その後なぜかポンドは戻しSQはどうなるのかと思ってると19990円台とのこと。いやはやお騒がせなくせに動きない1日でした。
米国人さんへ
マーケット番長 | URL | 2017-06-09-Fri 15:17 [編集]
> こんにちは。

こんにちは。

> コミー選手の証言が終わりなぜか市場に安堵感が漂った後、
> 英国はどうなったのかとネットで見ても情報出てこない。
> 突然朝方、ポンド急落し、過半数割れの第一報…
> その後なぜかポンドは戻しSQはどうなるのかと思ってると19990円台とのこと。
> いやはやお騒がせなくせに動きない1日でした。

実況ありがとうございますw
ほんとに終わってみれば・・・ですね。
じわじわトランプ祭にならなければ、
次はFOMCを始め14日という感じですね

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