不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
しっくり来ないお気楽モードは継続中・・・
こんばんはです。

イマイチな雇用統計を経た週明けだろうとも、
8日に総選挙を控えた英国で週末にテロが起きようとも、
中東でカタールが仲間外れにされる学級崩壊が起きようとも、
そもそもの主役であるトランプマンを巡るリスクも収まっておらず、
他のリスクも燻りが続いていようとも、
それを受けて債券と為替は警戒モードが続いていようとも、
株式市場だけはお気楽モードが継続中・・・
原油も中東の学級崩壊で上げてたり・・・
(週明けの中東諸国は下げてますが、そもそも軟調でしたからね)

本日は日経平均、TOPIX共に下げたとは言え、
ほぼ横ばいの小幅安であり(コア30は0.48%安)
売買代金も2.37兆円と中途半端な商いなので、
本気の売りとか買いを感じるほどではありませんが・・崩れまへん(笑)

債券や為替を無視して株式市場だけを見たとしても、
海の向こうは特に顕著ですが、国内外共に銀行株はヘッポコなだけに
株式市場だけのお気楽モードには違和感を覚えるばかりです。
国内でも新興や個別イナゴの主役を演じていた銘柄群に換金売りが出ており
潮目の変化を感じたりもするのですが、イナゴは他の銘柄に移っただけで、
本日はマザもJQも指数は堅調であり、イナゴの旺盛な食欲は継続中です

てな感じで、あれやこれやと言ったところで、
米株と原油さえ崩れなければ、マネーが元気なのは事実でもあり、
株式市場のお気楽モードが続いているのも事実ですから、
債券と為替が警戒モード(米債券高・ドル安等)から
お気楽モード(米債券安・ドル高等)に変わるのか・・・
米株を始め株式市場がお気楽モードから警戒モードに変わるのか・・・
どちらになるのか見極めるしかないとも言えます。

万が一、かつてのような米国も含めた薬漬け(金融緩和)相場のように、
債券高、ドル安を歓迎する株高モードになっているのであれば、
アホになるしかないとも言えますが・・・
いくらなんでも米国の利上げ姿勢が鈍化しようとも、
すでに利上げへと踏み切っている状況だけでなく、
バランスシートの縮小も視野に入れており
欧州ですらも一部ではテーパリング観測が出ている状況なので、
素直には受け取れない危ないことではあります。
何より我が国は変わらず薬漬けの真っ只中にもかかわらず、
円安にならないこと自体が危うさを感じるばかりです。

まぁとにかく、危うさがあろうとも、違和感があろうとも、
実態面での答え合わせの最大のヤマ場であった雇用統計を経ても
市場の答え合わせとはならず株式市場のお気楽モードは続いているので、
今週は政治を中心としたリスク面での答え合わせのヤマ場であり
(金融政策面ではFOMCが来週ながらECB理事会は8日)
国内では需給のヤマ場でもあるMSQが9日なので、
8日まではお気楽モードが続いてもおかしくはないですけどね・・・。

ちなみに8日以降のヤマ場イベントとしては、すでに承知でしょうけど、

8日 1-3月期GDP改定値、4月国際収支、5月景気ウォッチャー
   中国5月貿易収支、独4月鉱工業生産、米新規失業保険申請件数
   ECB理事会&ドラギECB総裁会見
   英総選挙、上海協力機構首脳会議(8-9日)
   コミー前FBI長官の上院公聴会(トランプが阻止の動きも)

9日 満月、メジャーSQ、安倍政権が成長戦略と骨太の方針を発表
   中国5月消費者物価&生産者物価
   米石油掘削リグ稼働数
   ドッド・フランク法の一部が施行(見直し法案が否決の場合)

11日 仏下院議会選挙第一回投票、イタリア地方選挙

といったところです。

今夜から明後日の寄り前までの超目先としても
米5月ISM非製造業景況指数、米5月製造業新規受注、米5月LMCI、
明日は4月毎月勤労統計調査、米4月JOLT労働調査
米大統領選でトランプの外交顧問を務めたページ氏の公聴会
前回のブラジル大統領選の当選無効を求めた訴訟の審理再開
といったものもあります。

ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、シンプルに市場目線で見るならば、
米債券高、ドル安等の債券と為替の警戒モードが継続していたとしても、
お気楽モードな株高が継続しているならば(出来れば商いと原油高も)、
今週のヤマ場は8日以降なので、
それまでは突発的なリスク等を覚悟の上で割り切って勝負するのはアリです
当然ながら警戒モードと共にお気楽モードな株式市場が崩れていれば、
別世界な日本株高は期待せず、その日限りの勝負に留めておきましょう。
(国内外の銀行株と新興の主役銘柄の換金売り連鎖も要注視です)

腰を据えて構えている方については、
現状は十分に余裕もあるでしょうし、以上の通りの状況なので
海の向こうが警戒モードな米債券高・ドル安・米株安(原油安)となり
国内では商いの伴った株安・円高となるようであれば、
あれこれ考えず、早めに撤退するという姿勢では構えておきましょう。
私としては懲りずに警戒モードであり、少なくとも下値のメドとしては、
4月安値までの巻き戻しがあると見ておりますが、
そこまで許容できる方は王者の風格で構えておくのは自由です。

新たに腰を据えて参戦する方については、
持ち越し短期勝負の項で書いた状況次第で参戦判断すればいいですが
シンプルに国内で商いの伴った株安円高となるようであれば
潔く早めに撤退するという姿勢だけは忘れずに参戦してください。

新興市場については、国内の主力大型株が踏ん張る一方、
新興市場での主役だった銘柄から資金の抜ける動きも見られるので、
連鎖が拡がるのかどうか注視が必要ですが、
新興市場全体をシンプルに見れば、イナゴの他銘柄への物色は旺盛であり
上昇局面で商いが膨らみ、下落局面では商いが減少
という新興市場の上げゴリ基調が崩れたとまでは言えませんので、
シンプルに商いの伴った下げが継続しない限り、
薄商いでの下げであれば押し目と見て、
突然の変化は覚悟の上で割り切って勝負すればいいでしょう。
(今週以降も政策やテーマに関わる官民イベントが豊富ではあります)
当然ながら商いを伴った下げとなったり、
主役銘柄からの換金売り連鎖が拡大するならば慎重に構えておきましょう。

そして現状は国内外共にザワついているのも事実であり
世界的なリスクオフとなると新興市場も避けられないので、
ザラバ中に海の向こうと国内大型株が、
持ち越し短期勝負の項で書いた警戒モードな動きとなれば、
新興市場も別世界とは考えず、慎重に動いた方がいいです。

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コメント

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ザラ場
米国人 | URL | 2017-06-06-Tue 14:49 [編集]
こんにちは。ザラ場ようやく下げてくれており、少しですがモヤモヤ感を払拭してくれています。今週は余程のことがない限り為替で上に仕掛けというのは難しいと思っておりこのまま19500あたりまで落ちるような気がしていますがNY次第でしょうが。案外20000復帰は今度は難しいのかも。
米国人さんへ
マーケット番長 | URL | 2017-06-06-Tue 15:10 [編集]
> こんにちは。ザラ場ようやく下げてくれており、少しですがモヤモヤ感を払拭してくれています。
> 今週は余程のことがない限り為替で上に仕掛けというのは難しいと思っており
> このまま19500あたりまで落ちるような気がしていますがNY次第でしょうが。

株式市場のもやもや感は多少は和らぎましたが、
債券、為替も含めた昨日までの真逆の展開になると
新たなもやもやになりそうですがw
ハッキリしていただきたいものです。

> 案外20000復帰は今度は難しいのかも。

希望としては夏までゆっくりした方がいいとは思うばかりですw

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