不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今夜から答え合わせ相場入りとなるか・・・
こんばんはです。

連休明けの米英市場が今夜から、チャイナは明日が連休明けとは言え、
本日も売買代金は1.87兆円という薄商い・・・
連休ではなかった昨夜の欧州市場も薄商いであり、
先週初から米国を始め世界的な薄商いではありますので
我が国だけの薄商いではないですけど、
世界的にも薄商いで崩れずに踏ん張っている株式市場・・・

連日のように繰り返し書いておりますが、
果たして株式市場のお気楽ぶりが正解なのか(原油もやや戻してる)、
債券市場、為替市場の警戒ぶりが正解なのか、
今夜以降のてんこ盛りイベントをこなすことで、
どちらが正解なのかは判明してくるでしょう。

そういえば昨夜は英と伊の政治リスクやギリシャの財政リスクが
少々騒がれたことなのか、昨夜のドラギのおっさんの議会証言なのか、
欧州株は大して下げることもなく薄商いでしたが、ユーロ安が進んでおり、
需給面から見れば、繰り返し書いている通り、
足元ではユーロと米債券が米大統領選以前の水準どころか、
買い越しに転じており、さらに積み上がっていた状態なので、
ユーロ買いが止まると共に、同じく過度とも言える米債券買いが止まれば、
ほぼ大統領選前水準までガス抜き済みの米株買い、ドル買い、原油買い、
これらが再開となれば、動きとしてはトランプラリーの再開となり、
結果的に米株を始めとする株式市場の楽観ぶりが正解だったとなります。

しかしながら・・・昨夜の米国が休場だったからなのか、
今のところユーロ安になろうとも米債券は相変わらず債券高です・・・
つまりユーロ安、米債券安ではなく、ユーロ安、米債券高となると、
対ユーロではドルが強くなろうとも、円最強高となる可能性も高く、
日本株にとってはよろしくない状況です。

しかも4月安値以降、米英欧市場を含む海の向こうは、
ガス抜きをしながらの動きだったのに対して、
我が国は先物買い・円売りと共に裁定買い残と円売りポジが、
加熱というほどの水準ではなくとも急速に積み上げていたので、
ユーロ安・米債券高という中途半端な動きになると、
我が国だけが貧乏くじを引くように、
巻き戻しが加速する圧力が高まるとも言えますからね・・・

とにかく需給目線で見れば、欧州の政治リスクや財政リスク、
来週のドラギナイト(ECB理事会)を口実にして、
ユーロ安になるのはいいとしても、ついでに欧州債券安となることで
米債券安・ドル高となってもらわないと、
日本株にとってはよろしくない動きになる可能性が高いということです。
一応、本日発表された我が国の4月消費支出は
14カ月連続の減少となる前年比1.4%減ですから、
先日発表された1-3月期GDPは堅調だと言われても、
素直に日本のマクロ環境が堅調とまでは言えないですし、
少なくとも欧米に比べるとイマイチですからね・・・

そんな日本のイマイチなマクロ環境はともかく、
足元の需給環境も欧米に比べるとイマイチであり、
それを呑み込むには海の向こう次第という状況ですから、
やはり今夜以降のてんこ盛りなイベントをきっかけに、
海の向こうの市場がどう反応するのか次第であり、
ユーロと米債の動きがどうなるのかが兆しとしては重要ですが、
市場全体としては、お気楽ぶりな株式市場が正解なのか、
警戒基調の続く債券市場と為替市場が正解なのか、
その答え次第ということになります。
(原油はどちらなのかというのも重要です)
私としては懲りずに警戒モードですけどね。

ちなみに今夜以降からのてんこ盛りイベントについては、
週初の記事で書いた通りですが、
超目先である今夜から明後日の寄り前までのイベントとしては・・・

今夜は来週のECB理事会を前にした欧州の物価動向として、
独5月消費者物価速報値、米国では足踏みが見られる消費関連指標として
米4月個人消費支出&米5月消費者信頼感
FRBの本業である物価指標として米4月コアPCEデフレーター、
利上げの副作用も見られる住宅指標として米3月ケースシラー住宅価格
一部で足踏みが見られる製造業関連指標として米5月ダラス連銀製造業指数
FOMCの投票権を有するブレイナードFRB理事講演
地政学リスクの一つとして米国がICBMの迎撃実験、
月末でもある明日の寄り前は4月鉱工業生産、
場中は中国5月製造業&非製造業PMI、我が国の4月住宅着工
引けにMSCIリバランス、
明晩は来週のECB理事会を前にした欧州の物価動向として、
ユーロ圏5月消費者物価速報値、
米消費関連指標として米5月シカゴ購買部協会景気指数
利上げの副作用も見られる住宅指標として米4月中古住宅販売保留数
FOMCの投票権を有するダラス連銀総裁の講演
次回FOMCの叩き台となるベージュブック、
明後日の寄り前は1-3月期法人企業統計調査・・といったところです。

ということで、明日のスタンスとしては、基本的に変わりませんが・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなのでシンプルに、
お気楽モードの株式市場、警戒モードな債券、為替、原油、
どちらが正解なのかという目線で判断すればいいでしょう。
従ってお気楽モードな米株高・米債券安・ドル高・原油高となれば
結果的に我が国も円安・株高となるので、
突発的なトランプリスク等を覚悟の上で勝負すればいいですが、
警戒モードな米債券高・ドル安・原油高、そして米株安となれば
結果的に我が国も円高株安となるので、持ち越し勝負は控えましょう
ただし先にも述べた通り、ユーロ安、米債券高が続くようならば、
我が国が貧乏くじを引く可能性もあるので御注意ください。
そしてどちらが正解とも言えない現状の動きが続くならば、
明日以降も答え合わせなイベントが盛り沢山なので、
せめて商いを伴った株高とならない限り、持ち越し勝負は控えましょう。
(一応、明日は月末なので商いはややアテになりませんけどね)
あっ、騒ぎになっている仮想通貨も横睨みしておきましょう。

腰を据えて構えている方については、
現状は十分に余裕もあるでしょうが、以上の通りの状況なので
海の向こうが米債券高・ドル安・米株安(原油安も)
国内では商いの伴った株安・円高となるようであれば、
あれこれ考えず、早めに撤退するという姿勢では構えておきましょう。
私としては懲りずに少なくとも下値のメドとしては、
4月安値までの巻き戻しがあると見ているので、
そこまで許容できる方は王者の風格で構えておくのは自由です。

新たに腰を据えて参戦する方については、
持ち越し短期勝負の項で書いた状況次第で参戦判断すればいいですが
シンプルに国内で商いの伴った株安円高となるようであれば
潔く早めに撤退するという姿勢だけは忘れずに参戦してください。

新興市場については、国内外の小難しい背景やリスクがあるものの
現状は上昇局面で商いが膨らみ、下落局面では商いが減少
という別世界な上げゴリモードが本日も含め続いていると言えます。
従ってシンプルに商いの伴った下げが継続しない限り、
薄商いでの下げは押し目と見て、割り切って引き続き勝負姿勢でいいです。

ただし先にも述べた通り、国内外共にザワついているのも事実であり
世界界的なリスクオフとなると新興市場も避けられないので、
ザラバ中に海の向こうと国内大型株が、
持ち越し短期勝負の方の項で書いた警戒モードな動きとなれば、
新興市場も慎重に動いた方がいいです。

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