不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
危ういとしか思えないものの市場は・・・
こんばんはです。

トランプマンの周辺でのザワ付きが続いており、
米債とドルも警戒モードな基調(米債券高ドル安)が続いておりますが、
米株だけでなく日英欧株を始めとする世界の株式市場では
未だ楽観モードと言える状況が継続しており、足元では原油までが
サウジとロシアの減産延長合意をネタに堅調を維持しております・・・

需給面では日米欧・原油共に過熱しているわけでもなく
実態面では米消費と米製造業といった先行指標が怪しいとは言え、
(日本のマクロ指標も米欧に比べると低調)
遅行指標の米雇用は堅調、欧州のマクロ指標も堅調、日米欧の企業業績も堅調
そして市場の空気を決めるのは米株と原油であるのも事実なので、
トランプマンリスクや地政学リスク、胡散臭い中国リスクが燻っていようとも
知るかボケナス!という楽観モードが続くのも仕方ないのですが・・・

それにしてもトランプマンは大丈夫なのでしょうか(笑)
個人的には応援しているので、贔屓目に見たいところなのですが、
今度はロシアへの秘密情報漏洩騒動までが巻き起こっており、
現状はいくら贔屓目に見ても、危ういとしか思えないですし、
少なくとも政策実行力への疑念は晴れておらず、
市場が待ち望んでいる税制改革どころではないですからね・・・

おまけに繰り返しになりますが、
米国の実態面であり景気の先行指標である米消費と製造業は足踏みしており、
昨夜の「5月」NY連銀製造業指数も足踏みを裏付ける低調な結果となり、
遅行指標の雇用と終わった期の米企業決算が堅調というだけの状態では、
株式市場が景気を含めた先行するものであるならば、
少なくとも主役である米株には強気とはなれず、
米株の割高感についても正当化はできないです・・・

つまり米景気の先行指標を無視したようなFRBの強気な景気見通し、
強気な利上げ姿勢という金融政策、あとは需給面、
これらでの米株の踏ん張りと言うことになるので、
ここ最近の商いの伴わない米株の踏ん張りという状態は、
リスクに対しての脆さというか危ういとしか思えないです・・・

そして昨日も書いた通り、米企業決算も一巡となり、
大人の都合な45日前ルールの該当日を昨夜に通過し、
19日には米SQも控えている状況であり、
ついでに言えば11月安値から約半年でもありますので、
商いを伴うか、これらのリスクや懸念を払拭できる材料が出て来ないことには
米株がいつひっくり返ってもおかしくない状態であり、
特に今夜以降の米国市場の動きが注目と言えます。

そういえばもう一つの謎というか先日も少し触れましたが、
テーパリング観測と言う名の巻き戻しのユーロ高が進んでおり、
そもそもユーロ圏経済にとってユーロ高は大丈夫なのでしょうか(笑)

確かにユーロ圏は足元のマクロ指標と企業業績が堅調ではありますが、
ほぼユーロ安局面だった頃の結果であり、
その恩恵を受けていた輸出大国のドイツがユーロ圏を牽引していただけに、
今のユーロ高水準は心配する程ではなくとも、
このまま全て巻き戻す勢いでユーロ高が加速しても独経済はもちろんのこと
ユーロ圏のマクロ指標と業績は果たして堅調な結果を維持できるのか・・・
ほんまにテーパリングなんてできるのでしょうか・・・
という謎が残ったままでおます。

ついこの前まで我が国と同様、ドラギえもん率いるECBが
ゴリゴリの金融緩和でのユーロ安によってユーロ圏経済を支えるでー!
と言っていたのに、そんな急にユーロ高に耐え得る経済に回復したのか?
産業構造の変化が出来たのか・・・謎です。

謎ではなく真実ならば、実態は内需大国なのに円安必須と叫ぶ日本は、
大丈夫なのかと心配にもなりますけどね(笑)
日本の実態は内需大国であろうと輸出依存度も低かろうとも、
株式市場では外需が幅を効かせ、モノ作り大国というイメージもあるので
円安、円安と言うのも仕方ないですけど・・・

とりあえず日本は置いといて、欧州にはツッコミを入れたところで、
需給的にもユーロ高への巻き戻し余地が大きいので、
現状は市場の動きに合わせるしかないのですが、先を見据えるのであれば、
5月以降のユーロ圏のマクロ指標と企業業績は大丈夫なのか・・・
という謎(疑念)は頭の片隅にでも置いておきましょう。

そして地政学リスクについても、
昨日も書いた通り、カリアゲガリクソンのミサイル騒動もありますが、
週末から始まるトランプマンの初めての外遊は、
中東に絡むキナ臭い訪問先ばかりですから、
トランプマンが支持率回復のために行く先々で、
キナ臭い屁をこき回る可能性もありますからね・・・

以上の通り、国内環境はマクロ面以外が良好であろうとも、
海の向こう・・・特に主役の米国が危うい状態ですから、
私としては懲りずに警戒モードで構えております。

ということなので明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、
明日に米債券高・ドル安(円高)・米株安(原油安も)で帰って来たならば
需給にも絡む節目通過も重なって継続する可能性があるので、
国内で商いの伴ったゴリゴリの株安円高となればもちろんですが、
商いも伴わず小幅な株安円高であろうとも押し目だとは思わず、
その日限りの勝負に留めましょう。
逆に米債券安、ドル高・米株先物高(できれば原油高も)で帰って来た上に
国内も商いが伴わずとも円安株高の動きとなっているならば、
燻ったリスクを覚悟して割り切って勝負するのもアリです。
ただしリスク自体は燻ったままなので、くれぐれも御注意ください。

腰を据えて構えている方については、現状は十分に余裕もあるでしょうから
以上の様な小難しい背景等には注意をしつつも、
シンプルに商いの伴ったゴリゴリの円高株安が、
連続して起きる様な事態となるまでは、王者の風格で構えておきましょう。

新たに腰を据えて参戦する方については、持ち越し短期勝負の項で書いた通り
海の向こうが楽観モードで帰って来たならば参戦すればいいですが、
くれぐれも商いの伴った円高株安(リスクオフ)となれば、
即座に撤退するという姿勢だけは徹底して参戦しましょう。
逆に明日が警戒モードで帰って来たならば、素直に参戦は控えましょう。
ただし決算を終えたもので、好決算にも関わらず売られ、割高感も無く、
取り組み妙味のある銘柄ならば(理想過ぎますけどw)
長い目での参戦は御自由にどうぞ。

新興市場については、本日を含め現状はシンプルに上昇局面で商いが膨らみ、
下落局面では商いが減少という上げゴリモードが続いていると言えます。
従って 商いの伴った下げが継続しない限り、
薄商いでの下げは押し目と見て、引き続き勝負姿勢で挑めばいいですが、
新興企業決算も一巡したという節目ではあり、
世界的なリスクオフとなれば新興市場も無視はできないので、
しばらくは先に述べた通りの国内外の小難しい背景と共に
海外と国内大型株の状況(動き)も横睨みくらいはしておきましょう。

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