不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
楽観の極みのまま5連休入り・・・
こんばんはです。

GWで5連休に入るというのに手仕舞いもなく堅調だった日本株・・・
薄商いなのはGWの狭間なので仕方ないにしても、国内では強気な見方が溢れ
海の向こうでも商いはイマイチながら、市場の動き自体は堅調であり、
VIXに至っては一時的に07年2月以来となる10割れとなり
以前ならばVIXが記録的な低水準となれば、
むしろ警戒感が漂ったりもしたのですが、現状は楽観の極みのようでおます

いやはや、薄商いながら、陰の極ならぬ陽の極なのでは・・・
5月の風物詩であるセルインメイは大丈夫なのでしょうか・・・
なんてことをついつい言いたくもなります(笑)

だからといってネガティブ材料ばかりを並べ立て、
自分に都合よく悲観論を書いていてはフェアじゃないので、
まずは改めてポジティブ材料や解釈を先に並べ立ててみると・・・

発表真っ只中の企業決算は米国、欧州、日本共に堅調なので、
同時に日欧株は割安感も台頭しつつあり(日経平均EPSは上昇中)
米株の割高感も和らぎつつあります。

経済指標は欧州が堅調な結果が続いており、
米国は足踏みながらも単月に過ぎず、中身も決して悪くはなく、
利上げが出来ない程ではないという見方もできなくもないです。
我が国は米欧に比べるとイマイチながらも、
足元で発表されている小売の4月月次売上高はやたらと堅調なので
4月以降の経済指標には期待できそうな空気も漂っております。

需給環境については、米欧株は過熱水準であり、原油もやや過熱水準ですが
米債券は買い越しに転じており、ドルロングも過熱しておらず、
ユーロショートは昨年来の低水準、ポンドショートは鬼盛り状態、
円ショートは昨年11月以来の水準まで減少、
国内では裁定買い残、信用買い残共に過熱とは程遠い水準、
黒光り銀行を始めとするクジラの群れも居るので、国内は良好であり、
海の向こうも米欧株と原油以外は需給面での過熱は見当たらないと言えます。

従って国内外の実態面、バリュー面、需給面においては、
米マクロ環境の直近の足踏み、国内のイマイチなマクロ環境、
数値上の米株の割高感、需給面で過熱水準の米欧株とやや過熱水準の原油、
これら以外は良好と言える状況でおます。

そしてマインドを左右するリスク面についてもポジティブに解釈すれば・・

主役のリスクであるトランプマンの議会運営と政策実行力への疑念は、
暫定予算の9月末までの延長に可決ではなく合意という報道によって和らぎ
税制改革への期待というか実現性も高まったと解釈されております。

我が国にとって脅威となる北のカリアゲマンリスクについては、
トランプマンがカリアゲマンと会ってもいいとの譲歩?を示したことで、
ドンパチする前に協議が行われるとの観測が高まっております。

中東のシリアとISを巡る地政学リスクについては、
トランプマンとプーチン大魔王が電話会談したことが原因なのか
単に時間と共に風化しただけなのか、現状は落ち着いております。

欧州の政治リスクである英国のブレグジットリスクについては、
英国市場の動き自体は不穏ながらも、EU側の提示した交渉指針に対して
世界的にはネガティブな反応は無かったので、
6月の総選挙まで反ブレグジット勢力が台頭でもしない限り、
世界的には悪材料視されることはなさそうです。
週末に決選投票を控える仏大統領選については、
マクロンが勝利するだろうとの見方が市場を支配しているようなので、
当事国の仏市場を始め世界的にも市場では警戒感が見られないです。

ということで・・・

マクロ・ミクロの実態面(金融政策含む)、バリュー面、需給面、リスク面
これら全ての面において、以上の通りポジティブに解釈していることで、
隠せない一部のネガティブな面には目を瞑り、トータルではポジティブとなり
国内だけでなく海の向こうも含めた楽観モードになっているのでしょう。

これを信じるならば、GW明けも買いまくれ!となりますが・・・
私としてはことごとく外している足元の悲観予想で説得力はゼロながらも、
懲りずに大丈夫なのか・・・と心配になるばかりです(笑)

同時に4月中旬でガス抜きが終了という当初のシナリオ通りに、
素直に従っておくべきだった・・・という悔しさも多少はありますが、
私は市場よりもカリアゲに対する警戒感が高くなり、
主役のトランプマンの政策実行力への疑念も更に高まったと判断したので、
結果として円高が進行することで国内企業業績への懸念というか見極めもあり
当初のシナリオには従わなかったということですから、
国内の企業決算が堅調だったのはともかく、
トランプマンとカリアゲのリスクに対する見方は未だに変わらないので
今は波に乗れなかったのも御縁が無かったと割り切ってますけどね。

しかしまぁ・・・暫定予算の延長に合意したとは言え、
政策は何一つ議会を通過しておらず、人事の議会承認も約半数が残ったまま、
大統領令には司法からの横槍が入っており、支持率まで低迷したままなのに
トランプマンの議会運営と政策実行力への疑念は晴れたと言えるのか???
市場が待ち望む税制改革に期待と言うか議会を通せるのか???
としか思えないのですが、市場の解釈は違ったようです(笑)

北のカリアゲマンリスクについても、トランプマンが会ってもいいとか
話し合ってもいいと言っておりますが、私の第一印象としては、
これでも核開発を止めず、ミサイルを撃つようならば承知せんぞ!
という最後通告のように聞こえたのですが・・・
恐らく北のカリアゲマンも最後通告に従うとも思えないのですが・・・
と受け取ったのですが、これまた市場の解釈は違ったようです(笑)

そして現在の市場の動きについても、楽観モードではあるものの、
米債の動きには未だ警戒感が漂っており、米金利の戻りは鈍いままであり
(我が国の債券に至っては2日ぶりに値が付くという異常事態w)
トランプラリーの本格的な再開とは言えず、米株の商いも膨らまなければ、
需給的にも過熱している米株からハシゴが外れてもおかしくないですし
明晩にはFRBの利上げ姿勢が判明するFOMCを控えているので、
米債がきっかけになってもおかしくはないですらね・・・
週末には雇用統計、大人の事情な5月中旬も控えてます・・・
一応、不気味なほどに楽観モードな仏大統領選も週末に控えてます・・・

いやはや・・・見ての通り、私は懲りずにネガティブ目線ですが、
市場ではポジティブ解釈での楽観モードが支配しており、
それが正解となっているのが現状ではあります。
GW明けにどうなっているのやら・・・

少なくとも市場が混乱するのは仕方ないにしても、
GW中にドンパチが起きるのだけはカンベン願いたいものです。
ドンパチはGW中だけでなく、今後もカンベン願いたいですけどね。

ということで、本日はこれにて失礼します。
良いGWをお過ごしください。

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