不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
変わらぬ構図な週末
こんばんはです。

本日は国内企業決算発表が1発目のピークを迎え、
なぜか一向に衰える気配の無いゴリラ並みの視力で目からビームを放ち
これまた衰えない筋力でマウスを握り締めながら決算に目を通しておりますが
当初観測されていた今期2桁増益見通しには、さすがに及ばないものの
今のところ増益見通しは確保しそうな決算祭となっており、
(EPSについても昨日時点では僅かながら上昇しております)
企業想定為替レートも1ドル105円の企業が増えつつあるので、
業績懸念による日本株の割高懸念にまでは繋がっておりまへん。
ちなみに国内の需給環境も欧米に比べると良好であり、
ついでに言えば政治も安定しております。

あくまで現時点でのこれらの国内環境だけを見ていると、
セルインメイの様な暴落になる可能性はかなり低いようにも思えますが・・

本日発表された3月消費支出は13カ月連続で減少しており、
プレミアムフライデー効果も見当たらず・・・
昨日は黒い銀行が景気見通しを引き上げると共に(物価見通しは下方)
ユルフンどころか(黒田)東彦100%状態のフリチンで
ユルユル(異次元金融緩和)の継続を決めておりましたが、
依然として国民の財布の紐はユルユルとならずシメシメのまま・・・
そんな消費支出を含め、日本のマクロ環境は欧米に比べると弱いのも現実です

さらに北のカリアゲ大魔王の地政学リスクは、
繰り返し書いている通り、個人的にはかなりヤバいと見ておりますが
市場においてもリスクが消えたわけではなく、燻ったままでおます。

つまり国内目線だけで見れば・・・国内企業決算が今のペースを崩さず、
マクロ指標で欧米と遜色のない堅調なものが発表され、
北のカリアゲ大魔王リスクが収束すれば、
国内の需給環境に則した動き(円安・株高)になってもおかしくないですが
いかんせん需給面では、当然ながら特に為替は国内要素だけではなく、
海の向こうの要素が強く、日本株は為替次第の要素が強いので、
内需・新興・中小型はともかく、国内目線だけではどうにもなりまへん。

そんな海の向こうですが、主役の米国市場では、
経済指標が低調と言う程ではないものの足踏みが目立ちつつあることで、
FRBの利上げスタンスに対する見方も鈍化しており、
そもそもの主役リスクであるトランプマンの政策実行力への疑念は、
未だに全く払拭されていないこともあるので、
それを裏付けるように足元では米金利が低下しており(米債券高)
ドル安も継続しているのですが・・・

米株はトランプマンの「目先はドル安が好ましい」という口撃によって、
米債券高(米金利低下)ドル安を都合よく解釈しているのか、
それを裏付けるとも言える米企業決算の堅調な結果が続いているからなのか、
単に割高感が和らいだからなのか、警戒モードな米債券とドルとは異なり
米株はトランプマンの政策実行力への疑念リスクすらもシカトしたように
足元では楽観モードが続いており、しかも今週は商いも膨らんでいるので、
このまま商いの伴った上昇が続くようであれば、
米株の過熱気味の需給面も呑み込むことはできますが・・・

以上の通り、現在の米国市場の構図は、
警戒モードな米債券&ドル(原油も)vs楽観モードな米株という構図です。

そして警戒モードな面々の裏付けとなるものとしては、
利上げスタンスの鈍化要因でもある足踏みが見られる米経済指標、
市場のマネーの潤滑油でもある原油の軟調ぶり、
そもそものリスクであるトランプマンの政策実行力への疑念を抱いたまま、
地政学リスクや欧州の政治リスク等への警戒もあるのでしょう。

楽観モードな面々(米株)の裏付けとなるものとしては、
米企業決算、トランプマンの政策実行力への疑念に対する警戒感もなく、
同時に米債券高ドル安も都合よく解釈しているという感じです。

従って、来週一杯も続く米企業決算がこのまま堅調な結果で終わるのか・・
今夜の米GDPや来週の雇用統計を始めとする月初恒例の米経済指標が、
利上げ姿勢の鈍化を払拭する様な堅調な結果となるのか・・・
税制改革等の法案や今夜期限を迎える暫定予算が、
滞りなく米議会を通過するのか・・・
政策実行力にも繋がるトランプマンの支持率が上昇するのか・・・
支持率を手っ取り早く上げようと北の国や中東で軍事行動を起こすのか・・
これらの結果や状況を見極めながらイエレンおばさん率いるFRBが、
来週のFOMCで利上げ姿勢を再燃させるのか、鈍化させるのか・・・
(欧州の政治リスク動向もありますけどね)
これらが全て良い方向に転べば、
米債券安(米金利上昇)ドル高、商いの伴った米株高、原油高、
といったトランプラリー&油高ラリーの再開となります。

欧州市場では政治リスクが再燃せず、企業決算と経済指標の堅調ぶりも続けば
ユーロ高の経済への影響を無視するというかテーパリングも可能では?
という御都合解釈に近い債券売り株買いのベタなリスクオンとなります。

そして我が国は冒頭で書いた国内環境もありますが、
海の向こうからの日本市場への圧力としては、
米国と欧州の各市場が以上のような動きとなれば、
国内の良好な需給環境とも一致した円安株高の圧力が掛かります。

いやはや・・・どうなるのやら・・・ではありますが、
私としては懲りずにまだまだ悲観モードではあります(笑)

とにかく今夜から週末にかけては、今夜の米GDP、米企業決算、
国連安保理閣僚級会議、トランプマンのライフル協会での演説、
明日の英EU離脱交渉指針の正式採択をする臨時EU首脳会議、
継続しているものとして、仏大統領選を始めとする欧州政治リスク動向、
暫定予算や税制改革等を含むトランプマンの政策実行力への疑念動向、
北のカリアゲや中東での地政学リスク動向、
といったところが、市場の動くきっかけ材料となりそうです。

ということなので、これらのイベントや動向等を極めた上で、
来週の見通しについては改めて書きます。

良い週末&良いGWをお過ごしください。

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