不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今夜からはテンコ盛り
こんばんはです。

米国では堅調な企業決算の発表が続いており、
国内でも本格化している中、東芝は監査法人を変更するそうです(笑)

新興企業がお墨付きをくれない監査法人を変更した日にゃあ、
市場では売り叩かれ、世論からも袋叩きに遭いますが、
大企業様の東芝は袋叩きにされることもなく、本日は買われております(笑)

新興企業とは会社の規模と歴史、これまでの功績が違うのでしょうけど、
やった不正については何が違うのでしょうか・・・
呆れてバカ負けしそうですが、どうしてもエコ贔屓をしたいのであれば、
せめて市場の外でやってくれと・・・
市場だけはフェアにしてくれと・・・

そういや元東芝の社長であり、元東証の社長である西室のおっさんが、
郵政でやらかしてるのも呆れるばかりです。
このおっさんはライブドア騒動の際に何を言っていたのか、
胸に手を当てて自分に問いかけて欲しいものです。

てな感じで、我が国の市場では、富士フイルムも含め、
大企業の不正には仏の様な慈悲や寛容さを発揮しており、
私としては大丈夫なのかと思うばかりですが、
市場はこれといってネガティブにも捉えておらず、
これまで発表された企業の今期見通しについてもマチマチながら、
今期想定為替レートが1ドル110円の企業が多く(一部には105円も)
足元では円安が進行していることもあり、
今のところ国内企業決算へのネガティブな見方までは台頭していないので、
日本株に対する割高懸念も台頭しておりまへん

ただし、明日以降に決算を発表する企業の想定為替レートが、
本日までと同様、1ドル110円に設定した企業が多いようだと、
当然ながら110円を割る円高となれば、業績懸念が台頭することに・・・
という目線だけは忘れないようにしておきましょう。
つい3日前までは109円台だったわけですからね。

ちなみにユーロの企業想定為替レートについては、
1ユーロ110-120円とバラつきがありますが(110円がやや多い)、
見ての通り、仏大統領選後の急速なユーロのゴリラ高によって、
本日は1ユーロ121円台で推移しているので、
現時点では業績への影響を心配する水準ではありませんが、
明日はドラギナイト(ECB理事会)を控えており、
一応、7日には仏大統領選の決選投票も控えているので
ドラギえもんも何も動かないとは思いますが、
なぜか市場ではテーパリング観測も漂っており
仏大統領選だけでなく、それによってユーロ高が加速した・・・というか、
昨年来の水準まで減少していたユーロショートが、
一気に巻き戻したという面もあるので、ドラギえもんが明日の会見で、
テーパリングなんか考えとるわけないやろ!
そもそも足元の独を始め欧州経済はユーロ安が追い風やったんやから、
自らユーロ高誘導なんてするかボケナス!
とまでは言わなくとも、テーパリングに触れなければ、
足元のユーロ最強高が止まる可能性があります。
そうなると一方で、足元で最弱だった円が買われる可能性も・・・

とにかく謎のテーパリング観測というか、
謎のユーロ圏はユーロ高も大丈夫ムードが漂っているだけに、
明日のドラギナイトは、金融政策に変更はなくとも何気に注目と言えます

おっと、すっかり忘れておりましたが、
明日は我らが黒だるま親方率いる黒光り銀行会合も控えており、
ドラギえもんと同様、金融政策に変更はないでしょうけど、
足元の債券市場は黒いコントロールが効いてないとも言えるので、
何か言及すれば、市場が動くきっかけにはなる可能性はあるかも・・・

そして市場の主役である米国については、
冒頭で書いた通り、堅調な米企業決算が続いておりますが、
マクロ指標については、十分に堅調ではあるのですが、
足踏みという見方も出来る結果も続いており、
結果的に週末のGDPへの注目度が上がっており、
低調もしくは足踏みな結果となれば、利上げ姿勢の鈍化観測が台頭し、
米金利低下(米債券安)ドル安圧力も高まり、
米株安と共にトランプラリーの巻き戻し圧力が、
少なくとも来週のFOMCまで続く可能性はあります。

以上が日米欧の足元の実態面と金融政策面からの見方ですが、
御存知の通り、市場には北のカリアゲや中東といったキナ臭い地政学リスク、
欧州の政治リスクは燻ったままであり、
そもそものリスクであるトランプマンの政策実行力に対する疑念は、
未だ払拭されていないのが現実だと思うばかりですが・・・

足元の市場の動きとしては、日米欧の実態面での下支えと共に、
地政学リスクや欧州政治リスクが一時的に鎮静化?風化?していることに加え
トランプマンの税制改革への「期待」が膨らんでいることで、
ゴリラなユーロ高によるドルのイマイチな動きや原油のヘッポコぶりはあれど
米国市場はトランプラリーの再開に近い動きとなり(VIXも急低下)
欧州市場ではユーロ高による欧州経済への影響もシカトしたまま
株買い・債券売りというベタなリスクオンな動きとなっており、
我が国では円安(最弱)・株高ラリー再開の動きとなっております。

昨夜の欧州株は続伸したものの商いは減少しており、
やや勢いの衰えも感じなくはないですが、
これまで商いの伴わなかった日米株は、昨夜の米株は商いを伴っての続伸
本日の我が国もそれなりに商いを伴っての続伸となり、
明日以降も商いを伴った上昇が継続するようであれば、
本気のトランプラリー(円安日本株高ラリー)再開&リスクオン
と言えなくもないですが、我が国の需給環境は良好ながら、
米株は需給面での過熱は解消されておらず(欧州株も原油もやや)、
そんな中でナスダックは史上最高値を更新しているだけに、
商いが伴った上昇が継続しないと、いつ巻き戻しが起きてもおかしくないです

商いを伴うにはマインドも重要ですから、
税制改革期待や米国の実態面(特にマクロ)にケチが付くようだと
一気にマインドは悪化します。

しかもトランプマンの政策実行力に対する疑念は、
何一つ晴れていない状況にも関わらず、税制改革期待が先走っているだけに、
今夜の税制改革発表を受けて市場がどう反応するのか注目です。

そういえば昨日にはまたしても、トランプマンの大統領令に対して、
司法が横槍(差止)を入れております・・・
これまでにも議会では何一つ法案は通過しておらず、
トランプマン御指名の人事も半数以上が議会で承認されておらず、
支持率も低迷中・・・28日には暫定予算の期限も迫っており
税制改革がすんなりと議会を通過するとも思えないだけに
なぜ税制改革への期待が膨らんでいるのかが疑問ではあります(笑)

以上の通り、実態面は良かれども、リスクは燻ったままであり、
私としては現在の市場の動きに疑問や懸念を感じるばかりですが、
そう言ったところで、市場の動きが正解ではありますので、
今のところ私が間違っているだけですけどね(笑)

とは言え、以上の通りの状況ではあるので、目先としては・・・
実態面では日米欧の決算とマクロ指標も重要ですが(特に週末の米GDP)
リスク面としては、今夜はトランプマンの税制改革発表、
トランプマンの上院への北朝鮮情勢説明会
明日は黒光り銀行会合、日露首脳会談、ドラギナイト(ECB理事会)、
明後日の週末は、我が国はGW入り前の週末、日露首脳会談、
海の向こうでは北朝鮮問題等を協議する国連安保理閣僚級会議
トランプマンの全米ライフル協会での演説、
米17年度暫定予算期限(実質的には30日まで)
29日は日英首脳会談、英EU離脱交渉指針を決めるEU首脳会議、
トランプマンのハネムーン期間終了・・・
といった感じで、動くきっかけとなりそうなイベントが盛り沢山でおます。
他にも今夜の原油在庫や週末の英仏GDPも注目ではあります。

ということなので、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなのでシンプルに、
米国は米株高・米債券安・ドル高というトランプラリーの再開(油高も)
欧州は株高・債券安・ユーロ最強高、我が国は株高・円安、
という世界的なリスクオンの動きが継続しているのであれば、
先に述べた燻ったままのリスク等が再燃するのを覚悟の上で、
市場の動きにだけ合わせて、割り切って勝負するのもアリですが、
私としては、こういった動きが商いを伴って継続するまで(特に我が国)、
もしくはそもそものリスクであるトランプマンの政策懸念が晴れるまでは
その日限りの勝負に留めるのが無難と見ております。
先にも述べた通り、今夜からは重要イベントが続くので御注意ください。

腰を据えて構えている方については、
商いの伴った米株安を始めとするトランプラリーの巻き戻し(油安も)、
円高日本株安とならない限り、王者の風格で構えておけばいいですが、
先に述べた通り、テンコ盛りのリスクは燻ったままなので、
そういった動きになれば、割り切って早めに撤退するのが無難です
一応、これらのリスクとは別に、決算跨ぎにも御注意ください。

腰を据えて新たに参戦する方については、
明日が商いの伴った堅調な展開となれば、
出遅れ銘柄や決算を終えた銘柄から割り切って参戦するのもアリですが
未だテンコ盛りのリスクが燻ったままの状態であり、
今夜からは重要イベントが続くので、それらを見極めるまでは、
焦って参戦する必要もないでしょう。
何よりこれから国内企業決算も本格化するので、
決算を見極めてから物色するくらいの姿勢でもいいでしょう。

新興市場については、シンプルに上昇局面で商いが膨らみ、
下落局面では商いが減少という上げゴリモードが続いているので、
商いの伴った下げとならない限り、薄商いでの下げは押し目と見て、
勝負姿勢で挑めばいいでしょう。
ただし先にも述べた通り、テンコ盛りの世界的なリスクは燻ったままであり
世界的なリスクオフとなれば新興市場も避けられないので、
海の向こうも横睨みしつつ、くれぐれも覚悟して勝負してください。

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