不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
懲りない見方に反して・・・
こんばんはです。

本日も我が国の商いはペラっているものの、動きとしては株高円安・・・
昨夜の海の向こうでは、本来の主役である米国市場は、
原油安が継続していたり、米株の商いはイマイチ、
ドルはユーロがゴリラ過ぎてイマイチながら、
米債券安(米金利上昇)、米株反発(VIX低下)
というように動きとしてはトランプラリー再開&リスクオンとも・・・
仏大統領選やブレグジット騒動のあった欧州市場は、
仏独をはじめ欧州株は大商いでの反発、英国も商いを伴った反発となり
債券も英独欧は債券安、仏・南欧は債券高となり、
仏・南欧はリスク軽減の債券買い・株買いですが、
英独欧については商いの伴った株買い・債券売りのリスクオンの動き・・

以上の通り、動きとしては見ての通りなので、
我が国と米国のイマイチな商いや原油のヘッポコぶりがあろうとも、
米株が需給面で過熱していようとも、米マクロ指標に足踏みが見られようとも
懸念も台頭しつつある国内企業決算がこれから本格化しようとも、
テンコ盛りのリスクは燻ったままであろうとも
当初のシナリオである中旬以降は巻き返しという状態が続いており、
割り切って動きに乗るのが正解と言う状況にはなっているので、
警戒モードで屁をこいての様子見に切り替えた私の姿勢が、
不正解というのも現実でおます(笑)

が、しかし・・・懲りずに言わせてもらうと・・・

まず欧州については、足元でユーロがゴリラ高となっているのは、
ユーロショートが昨年来の水準まで減少していたので、
素直な動きではあるのですが・・・
何やら27日のドラギナイト(ECB理事会)を前にして、
テーパリング観測までがチラついており、
そもそも親分の独を始め欧州経済はユーロ高に耐えられるのか・・・
という疑問は拭えないままです(笑)
政治リスクについても、仏大統領選は決選投票の7日まで和らいだとしても
英国は29日のEU首脳会議でEU側から提示される離脱交渉指針次第では
ハードブレグジットに陥る可能性も残っております。

我が国の地政学リスクである北の国のカリアゲリスクについては、
本日の北朝鮮軍創設記念日に核実験をしなかったことで、
市場はリスクが和らいだような空気となっておりますが、
(韓国総合指数は年初来高値、ウォンも買われている)
わざわざ今日やる決まりも無いわけですから、
核実験の強行や米空母が北朝鮮沖に現れる可能性がある限り、
米朝のドンパチだけでなく我が国が巻き込まれるリスクも含め、
何ら状況は変わっていないと思うばかりです。

しかも連日のように繰り返し書いている通り、
相変わらず米朝によるトラッシュトークが繰り広げられる中、
韓国大統領選までは28日の国連安保理などなど、
世界的にも北朝鮮を巡る政治や要人のイベントが目白押しであり、
本日から中国のチンピラ・・・失礼、武大偉が日本を訪れており、
トランプマンは日本時間の27日未明(4時?)から、
北朝鮮について上院全体に説明するようなので、
キナ臭さというよりドンパチリスクは変わっておりまへん。

そういえば金正男ジュニアってどこにいるんでしょう・・・
カリアゲマンの後釜として、どっかの国が抱えているのでしょうか・・・
ま、いっか。

とにかく、これらの欧州とカリアゲクソ野郎リスクが無かったとしても、
そもそものトランプマンの政策実行力に対する疑念リスクは晴れておらず
議会で何か一つでも法案が通っているわけでもなく、
大統領令は司法からの横槍が入っており、支持率すらも低迷したたまま・・
こんな状況で大規模な税制改革をぶち上げたところで、
ほんまに実現したら大きな支援材料となりますが、
議会を通せるのか・・・ホンマに実現出来るのか・・・
と言わざるを得ない状況ですからね。
しかも28日には暫定予算の期限も迫っており(実質的には30日が期限)
ここぞとばかりに野党が抵抗しそうです(身内の方が抵抗するかもw)。

以上の通り、そもそも市場が変調を来すきっかけとなったのは、
トランプマンの政策実行力に対する疑念リスクですから、
これが晴れない限りは、欧州の政治リスクやカリアゲリスクが無かろうと、
リスクと言う面では安心できない状況に変わりないと言えます。

実態面においても、米マクロ指標は個人的には堅調とは思うものの、
足元でやや足踏みしているのも事実であり、
それによってFRBの金融政策面では利下げ姿勢がやや鈍化しており
バリュー面においても現状の米株は割高ではあるので、
今後も発表ラッシュの続く米企業決算次第であり、
米株は需給面でも過熱状態に変わりは無いです。
我が国についてもこれから発表ラッシュが始まる国内企業決算において、
今期見通しが少なくとも増益見通しとなるか、円安が進行しなければ、
日本株の割高感が台頭することになります。
(国内の需給環境だけは良好です)

つまりこれらのマクロ指標や企業業績といった実態面が堅調となれば、
バリュー面での重石が軽くなり、結果として先に述べたリスクも軽減し
需給面での過熱も呑み込めるような商いを呼び込むことも出来ますが、
(我が国は良好な需給環境に則した動きになることも出来ますが)
現状ではリスク面も実態面も未だ不十分と言わざるを得ないので、
市場の動きに合わせて割り切って乗るのは自由ですが、
本腰を入れて参戦するのは時期尚早と言わざるを得ず、
セルインメイに向けた最後っ屁のようにすら見えてしまいます・・・

ちなみに今夜から明後日までという超目先のイベントとしては、
今夜は米住宅3指標、米消費者信頼感指数、米リッチモンド連銀製造業指数
米2年債入札、今夜からテンコ盛りとなる注目の米企業決算、
新月でもある明日はキヤノン等の国内企業決算、北のカリアゲ動向、
メイ英首相とユンケル欧州委員長のEU離脱手続き協議、米5年債入札、
トランプマンが大規模な税制改革を発表、テンコ盛り米企業決算、
明後日は黒光り銀行の金融政策決定会合2日目、安倍ちゃんマンの訪露
ファナック、任天堂、コマツ等、約130社の企業決算、中国工業利益、
ECB理事会、独GFK消費者信頼感、独CPI、ドイツ銀行決算、
米耐久財受注、米新規失業保険、米7年債入札、
グーグル、MS、アマゾン、フォード等のテンコ盛り米企業決算、
トランプマンが上院全体に北朝鮮情勢の説明・・・といったところです。

個人的には米大統領補佐官という肩書を得たイヴァンカ嬢が、
本日から外交デビューとなるドイツを訪問するようなので、
ちょっと楽しみではあります(笑)
しかし優秀と言われる娘婿のクシュナーはともかくとしても、
娘のイヴァンカ嬢までが米大統領補佐官って・・・
いずれは息子のバロンくんまでが役職に付きそうです(笑)

ということなので、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなのでシンプルに、
米国は米株高・米債券安・ドル高というトランプラリーの再開(油高も)
欧州は株高・債券安・ユーロ最強高、我が国は株高・円安、
という世界的なリスクオンの動きが継続しているのであれば、
先に述べた燻ったままのリスク等は覚悟の上で、
市場の動きにだけ合わせて、割り切って勝負するのもアリですが、
私としては、こういった動きが商いを伴って継続するまで(特に我が国)、
もしくはそもそものリスクであるトランプマンの政策懸念が晴れるまでは
その日限りの勝負に留めるのが無難と見ております。

腰を据えて構えている方については、
商いの伴った米株安を始めとするトランプラリーの巻き戻し(油安も)、
円高日本株安とならない限り、王者の風格で構えておけばいいですが、
先に述べた通り、テンコ盛りのリスクは燻ったままなので、
そういった動きになれば、割り切って早めに撤退するのが無難です
一応、これらのリスクとは別に、決算跨ぎにも御注意ください。
東芝と富士フイルム等の胡散臭い件もありますのでね。

腰を据えて新たに参戦する方については、
明日が商いの伴った堅調な展開になろうとも、本日は薄商いであり、
継続してこそですから、未だテンコ盛りのリスクが燻ったままの状態では、
わざわざ明日に焦って参戦する必要もないでしょう。
何よりこれから国内企業決算も本格化するので、
決算を見極めてから物色するくらいの姿勢でもいいでしょう。

新興市場については、週末のマザはそれなりに商いを伴う反落となり、
昨日は大幅続落となり、まだアテにならないオイニーを感じなくもないですが
週末の反落は木曜よりも商いは減少しており、昨日は薄商いであり、
本日は昨日よりも商いの伴った反発だったので、
シンプルに上昇局面で商いが膨らみ、下落局面では商いが減少
という上げゴリモードが続いていると判断し、
商いの伴った下げとならない限り、薄商いでの下げは押し目と見て、
勝負姿勢で挑むのはアリでおます。
ただし先にも述べた通り、テンコ盛りの世界的なリスクは燻ったままであり
世界的なリスクオフとなれば新興市場も避けられないので、
海の向こうも横睨みしつつ、くれぐれも覚悟して勝負してください。

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