不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
さあ切り返しや!とは言えない週明け・・・
こんばんはです。

さあ!明日から始まる日米経済対話をきっかけに、
円安と自動車の切り返しが牽引する形で、
ダラダラと続いた日本株のガス抜き相場も終止符を打っての切り返しや!
という当初のシナリオ(日米経済対話でなければ日米企業決算)を
声高に叫ぶわけにもいかない状況です・・・

昨日も書いた通り、北のカリアゲ大魔王リスクだけでなく、
そもそもの主役リスクであるトランプマンの政策実行力に対する疑念を始め
欧州政治リスク中東地政学リスクといった海の向こうのリスク、
市場の主役である米株の割高感と需給面の過熱感は未だ解消されておらず
結果次第ではそれを吞み込める米企業業績はこれから発表が本格化する上に、
米マクロ環境もトランプマンの政策実行力への疑念だけでなく、
足元ではやや足踏み状態となっており、
米金融政策の利上げスタンスにも懐疑的な見方が拡がりつつあります。

さらに先週はトランプマンが火に油を注ぐように、
ドル安低金利バンザイという口撃まで繰り出したことで(為替報告書も含め)
米債券高(米金利低下)ドル安圧力が加わり、足踏み状態の米株も含め
動きとしてはトランプラリーの巻き戻しが継続中です。
他にも定番のリスク回避な円高、安全資産の金が上昇、VIX上昇も加えると
商いに深刻さはないものの、動きはリスクオフモードと言わざるを得ず、
世界的にはベタなリスクオフの債券買い・株売りとも言えます。

そして我が国ついては、こういった海の向こうのリスク回避姿勢であったり
トランプマンの口撃による円高が、日本株にとっては重石となるわけですが、
ただでさえ今期2桁増益見通しが懐疑的になっていたところに
本日時点では3Q決算で発表された企業想定為替レートどころか、
先日発表の日銀短観の想定為替レート(1ドル108.43円)も割っており
明日からの日米経済対話が日本にとって良い結果に終わろうとも、
来週から今期見通しを含む国内企業決算が本格化するのを控え、
さらに日本株にとって直接的なリスクである北のカリアゲ大魔王リスクは、
未だ解消されてない状況ですから、
日本株を積極的に買わないのも頷けるのですが・・・

それにしても本日の売買代金が今年最低の1.63兆円というのは、
いくら以上のようなてんこ盛りなリスクが解消されていなくとも、
海外市場が休みであろうとも、ひどすぎる薄商いであり、
本日の小幅反発はもちろんのこと、当初のご機嫌なシナリオなんて、
言ってるどころではないアテにならん動きでおます・・・

せめて売りの大商いにでもなればわかりやすいのですが、
それすらにもならないというのは、嵐の前の静けさなのか・・・
とさえ思ってしまいます。

もし北のカリアゲ大魔王が日本本土を攻撃した日にゃあ、
東日本大震災のように需給もテクニカルもバリューもへったくれもなく、
ゴリゴリの商いで日本株が叩き売られる可能性もありますが、
カリアゲ大魔王リスクは震災のように当事者となるのは日本だけ・・・
というのではなく、韓国も米国も当事者ですから、
遠く離れた米国はともかくとしても、同じ隣国である韓国が、
株価が堅調なだけでなく、債券も為替も大して売られていないので、
ウォン安の恩恵による皮肉な株高とも言えず、
単に楽観しているだけ?とさえ言える釈然としない動きでおます(笑)
(薄商いではありますけどね)

これまた繰り返し書いていることなので割愛しますけど、
個人的には北のカリアゲ大魔王リスクは、
さすがに今回だけはヤバイとしか思えないのですが・・・
ヤバくなるというのは、米空母が到着するか、
カリアゲが核実験を行うか、米空母が到着後にミサイルを撃てば、
双方の意図は別にして、引っ込みがつかなくなるということです。
なにやら米空母はすでに近海まで到着しているそうですが、
北朝鮮沖に展開するのは25日とか言われてます・・・
やはり昨日も書いた通り、25日が北朝鮮軍創設記念日というのに加え、
米議会が再開されるのは来週23日からであり
それまではトランプマンの閣僚や共和党幹部の海外歴訪ラッシュなので、
それらにタイミングを合わせての米空母の動きとも言えます。

そんなカリアゲ大魔王リスクに対して、ヤバイと思っているのは私だけで、
市場は楽観していたとしても・・・他の特盛リスクは何ら解消されておらず
市場は米株の割高感と需給面での加熱という危うさをはじめ
動き自体もトランプラリーの巻き戻し&リスクオフモードは収まっておらず
しかも国内外共に嵐の前の静けさのような・・・
というか、方向感のハッキリしない薄商いが続いておりますので、
いくらこれらリスクに対して、大人が都合良く解釈して動かすにしても、
割り切って流れに身を任せるわけにもいかないヘッピリ腰(商い)でおます。

いやはや・・・国内の需給環境だけを見れば、
暴落するとまでは思えないのですが、国内のバリュー面での暗雲だけでなく、
以上のような国内外の状況なので、北の騒ぎが25日まで起きず、
明日の日米経済対話をきっかけに日本株が反発したとしても、
カリアゲリスクの強まりで世界でも際立つ弱さを見せた先週後半分の下げを
埋めるのがせいぜいなのかな・・・と見ております。
せめて商いだけでも伴えば、てんこ盛りのリスクに対して、
大人達が都合よく解釈して市場を動かしていると割り切ることも出来ますが
商いが膨らまないようだと、それすらも思えないですからね・・・

ということで、明日のスタンスについては、特に変わりまへんけど・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなので、
明日もリバウンドが続くようであれば、
リスク覚悟で割り切って勝負するのもアリ(自由)ですが、
カリアゲリスクを含め他のてんこ盛りリスクは何ら収まっておらず、
市場の動き(基調)自体も変わっていないので、
商いを伴ったトランプラリーの再開(我が国は円安株高ラリーの再開)
にでもならない限り、割り切るにしてもくれぐれも御注意ください
当然ながら商いを伴ったトランプラリーの再開が「継続」するまでは、
その日限りの勝負に留めることが無難でおます。

ちなみに今晩から明後日までという超目先の重要イベントとしては・・・
北のカリアゲ大魔王リスクやそもそものテンコ盛りリスクはもちろんですが
今晩としては、欧州市場が休場、米4月NY連銀製造業景気指数、
米4月NAHB住宅市場指数、フィッシャーFRB副議長講演、
明日は日米経済対話、ペンス副大統領と安倍首相や閣僚の会談、
ロス米商務長官と安倍首相や閣僚の会談、5年債入札、
中国3月住宅価格、米3月住宅着工件数、米3月鉱工業生産、
IMF世界経済見通し、IBM等の米企業決算、
明後日の寄り前は特にありまへん。

腰を据えて構えている方については、
方向感が明確になるくらいの商いの伴った動きとなるまでは、
王者の風格で構えておくのもいいですが、以上の通りな状況なので、
商いの伴った米株安を始めとするトランプラリーの巻き戻し、
商いの伴った円高日本株安となれば、割り切って撤退するのが無難です。
現状ではカリアゲリスクが思った以上に台頭したというのもありますが、
5月まで続くイベント等のヤマ場を経て、
堅調な展開になると言う当初の見立ては、現段階ではさすがに言えないので
数年単位で腰を据えるにしても、少なくとも明日は慎重に構えておきましょう

腰を据えて新たに参戦する方についても同様なので、
シンプルに商いの伴った米株高を始めとするトランプラリーの再開
商いの伴った日本株高円安が「継続」するのを確認するまでは、
腰を据えた新たな参戦は控えておきましょう。
少なくとも明日がリバウンドしようとも、
25日までリバウンド基調が続こうとも、
焦って明日に参戦する必要はないです。

新興市場については、本日は反発したものの商いはイマイチなので、
現状は下落局面で商いが膨らみ、上昇局面では商いが減少、
という下げゴリモードが継続中と言えるので、
ここまでの下落局面を上回る商いを伴った上昇が継続するまで、
もしくはせめて明日が商いを伴う続伸とならない限り、、
値きを把握している個別銘柄以外は、警戒モードで構えておきましょう。

テーマや政策関連の環境としては好環境が続いているのですが、
現状は地政学リスク等のテンコ盛リスクは何ら解決されておらず
新興市場も無視は出来ない状況なので、今はシンプルに動きましょう。

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