不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
口撃と砲撃が飛び交う中、ヤマ場へ
こんばんはです。
北の国の重大発表は高層ビルの完成だったようで(笑)
ハリボテだったとしても、つくづく思うのですが・・・
国民の飢えを犠牲にしたミサイル発射や核開発と言われながらも、
最近はミサイル技術が上がっているのは明らかですから、
ミサイルビジネスが繁盛してペイできれば、
北の国の財政は潤い、結果として国民も飢えなくて済むとも言えますので、
カリアゲクソ野郎は狂った挑発をしているだけでなく、
意外と理に適ったことをやっている気がしなくもないですが・・・(笑)
核開発はビジネスとしてペイ出来なくとも軍事的な防衛手段にもなりますし
核保有国としての外交カードという間接的なペイは出来ますからね・・・

くれぐれも単に狂っているだけで、
衝動的に核ミサイルとかをぶっ放さないことを願うばかりですが、
金日成の誕生日(15日)と朝鮮人民軍創設記念日(25日)に向けて
ミサイル兆発だけでなく、核実験に踏み切るとの観測も・・・

そんなカリアゲマンと同様?とまでは思っていませんが、
衝動的な面とビジネス的な合理性を併せ持つトランプマンが、
カリアゲマンを排除?威嚇?牽制?すべく派遣した空母は、
引き返すこともなく今週中にも日本海(北朝鮮沖)に到着するそうで・・

しつこいようですが、米空母が日本海に到着してしまうと、
双方が本気でやり合うつもりが無くとも、引くに引けなくなりますらね・・
つまり米空母が日本海で睨みを効かせている状況になると、
カリアゲマンもイベントを前に弱腰を見せられないでしょうから、
米空母に向けて撃たずとも、いつものノリで日本海へ発射したり、
もし核実験をするようだと、トランプマンも弱腰を見せられないので、
反応せざるを得なくなってしまいますからね・・・

しかも米空母と海上自衛隊が軍事演習を行うので(米韓軍事演習も継続中)
日本を標的としてミサイルが飛んでくる可能性も十分に有り得ます。
当然ながら韓国、グアム、ハワイ、アラスカも・・・

普通に考えると、米中露にとっては北の国が存在することの利点がありますし
潰す労力に比例するリターンすらも・・というありがちな見方と共に、
隣国の韓国株は堅調やがなということで(ウォン安が皮肉にも追い風)、
カリアゲリスクなんて相場を動かす口実やで・・・
なんて、キリッと冷静に言ってみたいのですが、
さすがに今回だけは、ちとヤバい気がしてならないです。

少なくとも米空母が到着した時点から、
カリアゲマンがミサイルを撃つのはもちろんのこと、
発射準備と報じられたり、核実験の動きと報じられると同時に、
トランプマンがトマホークチョップ(砲撃)を繰り出すのでは・・・
との思惑が一時的にも市場を駆け巡る可能性は高いです。

以上の通り、私としては過度に警戒している面があるので、
カリアゲマンリスクをどのように捉えるのかは自由でおます。
実際にカリアゲマンがいつ動くのかは、
頭に付いた電話機にこちらから電話でも掛けて聞かない限り、
誰にもわからないですし、トランプマンが砲撃するのかどうかについても
ツイッターのDMで問い合わせて聞かない限りわからないので、
警戒していてもキリがない面はありますけどね・・・

ちなみに米議会は23日まで休会中であり、
ペンス副大統領は16-18日と韓国を訪問、
18-19日には訪日して日米経済対話、20-21日はインドネシア訪問
22-23日は豪州訪問、24-25日はハワイ訪問
28日はティラーソン米国務長官主宰の国連安保理長官級会合が開催され
北朝鮮の核問題等を協議するようなので、先に述べた北朝鮮行事も加味すると
今週一杯を乗り切ると、米国側としては動かないのかな・・・
とは思ったりもしますが、カリアゲマンが動いてしまうとね・・・

いやはやどうなるのやらというカリアゲマンリスク・・・
むしろトランプマンリスク(砲撃リスク)なのでは・・・とも言えますが、
昨日も書いた通り、シリアリスクも含めた地政学リスクを省いても、
市場の動きとしてはトランプラリーの巻き戻し&リスクオフが継続中です。

しかも昨夜はトランプマンの砲撃ではなく口撃が炸裂しており、
「ドルは強すぎるんちゃうか」「中国は為替操作国に認定しまへんで」
クビを切ると言っていたイエレンおばさんに対しては、
「リスペクトやで(続投?)」「低金利バンザイ(利上げすな)」
あげくに税制改革は後回しにすることも示唆したり・・・
と手の平返しと口撃を乱れ打ちしております。

もしかしてドル高を牽制したり低金利がええんやと言い出したのは、
雇用創出&アメリカンファーストというスローガンもあるのでしょうけど
先日の米企業幹部との会合にて、これから始まる米グローバル企業の決算が、
低調な結果になると聞いたからこそのドル安低金利バンザイなのか・・・
と疑いたくもなりますが、
もしそうだとすると、米株の割高感は解消されなくなります・・・

ただし米株はトランプマンと同様といいますか、
日本で言う所の円安バンザイと同様のドル安低金利バンザーイの株高
という御都合解釈パターンもあり得ますが、需給面での過熱が解消されるか
過熱した需給環境を呑み込むほどの大商いとならなければ、
御都合解釈も効かないですから、まずは米企業決算が焦点となります。
もちろん税制改革期待だけでなく米景気拡大期待の鍵(根本)となる、
トランプマンの政策実行力に対する疑念が晴れることも、
米株にとっては重要でおます。

そしてトランプマンが突然言い出した「ドル安低金利バンザイ」のせいで
現状の米株安と共に米債券高(米債券高)ドル安が進み、
いわゆるトランプラリーの巻き戻しを加速させることになり、
世界的には債券買い・株売りというリスクオフモードを加速させており、
もはやトランプマンはトランプラリーを再開させる気がないのか?
そもそも市場を気にしてないのか?と言わんばかりに、
市場にとっては火に油を注ぐような口撃を繰り出しております。
地政学リスクにも火に油を注ぐような砲撃を・・・

今のところ米株は薄商いなので、本気の巻き戻しやリスクオフ感はなく、
動きだけと言えますけど、テンコ盛りリスクは燻ったままであり、
米企業決算の本格化は来週からであり、
トランプマンの政策実行力に対する疑念は晴れておらず、
税制改革も予算教書すらもまだ発表されていないので(5月予定)
米株は需給面、業績を含むバリュー面、マクロ環境を含む政策面において
危うい状況が続いている状況に変わりはなく、米国市場全体としても、
少なくとも巻き戻しモードは継続していると見ておいた方がいいでしょう。

欧州市場についても、株式市場だけが楽観水準であることは同じなので、
海の向こうは米大統領選前の水準にまでほぼ巻き戻した債券と為替に対し、
株価は巻き戻しには程遠い高値圏に踏み留まっており(原油も)
債券&為替vs株&原油のどちらが正しいのかという構図が続いており
現状は債券&為替が正しいという構図が優勢になりつつあります。

そして我が国ですが、世界的に見れば際立つ株価の弱さを見せているものの
海の向こうと同様、債券・為替に比べると株価は楽観水準と言えます。
意志のハッキリしない薄商いも継続しております。

需給面では過熱感もなく、カリアゲマンリスクを省いたとしても、
バリュー面においては、ただでさえ今期2桁増益見通しに翳りが漂うと共に
過保護な東芝がEPSを引き下げているという状況で
昨夜はトランプマンの口撃(ドル安低金利バンザイ)が炸裂し、
109円割れまでの円高が進行しており、日銀短観の企業想定為替レートは、
17年度は上期で1ドル108.45円、通期で108.43円だけに
さすがに日本株が割安とも言えなくなっております。
しかも監査法人のお墨付きがない東芝の決算を許容しているようだと、
これから始まるお墨付きなしでも構わないとなった四半期決算に対して、
何を信用すればいいの?ってなり兼ねないですからね・・・

ということなので、日本株にとっては需給面だけが頼りではありますので、
本日のユニクロ決算、明日はSQという需給要素の強いイベント通過と共に
リバウンドとなる可能性もありますが・・・
(米半期為替報告書と日米経済対話を経て自動車もリバウンドすれば)

繰り返し書いている通り、
地政学リスクを含むイベント的なヤマ場は週末(中旬)以降が本番であり、
国内企業決算も来週後半から幕が開きますので、
目先のリバウンドはともかく、海の向こうと同様、少なくとも動きとしては、
巻き戻し基調が継続していると見ておいた方がいいでしょう。

従って明日のスタンスについては、基本的に変わりはないのですが・・・

週跨ぎの持ち越し短期勝負の方については、
明晩は米国が休場という鬼の居ぬ間ではありますが(欧州市場も)
以上の通り、鬼は市場ではなく地政学リスクに潜んでいる面も大きく、
そもそものリスクも何ら解決されていないので、
明日はSQ通過でリバウンドしたとしても、週明けはアテならないと見て、
その日限りの勝負に留めておきましょう。
先にも述べた通り、地政学リスク等は関係ないと見ている方は、
一時的なリバウンドに割り切って乗るのは自由ですが、
トランプラリーが再開とは言わないまでも(トランプ口撃もあったので)、
せめて米株が商いの伴った上昇とならない限り、くれぐれもご注意下さい。

腰を据えて構えている方については、まだ余裕もあるでしょうから、
方向感が明確になるくらいの商いの伴った動きとなるまでは、
王者の風格で構えておくのもいいですが、
以上の通り、地政学リスクを始め、そもそものリスクも何ら解決されておらず
現状の市場の動きは巻き戻し基調が継続しているので、
商いの伴った米株安を始めとするトランプラリーの巻き戻し、
商いの伴った円高日本株安が継続するようならば、
イベント的なヤマ場を迎える週末(中旬)以降からの期待は置いといて、
割り切って撤退するのが無難でおます。

腰を据えて新たに参戦する方についても同様なので、
シンプルに商いの伴った米株高を始めとするトランプラリーの再開
商いの伴った日本株高円安が継続するまでは、
腰を据えた新たな参戦は控えておきましょう。
少なくとも明日に焦って参戦する必要はないです。

新興市場については、本日の動きや物色が切り返しのようにも見えますが、
これまでの下落局面での商いに比べると、本日の商いは薄いので、
現状は下落局面で商いが膨らみ、上昇局面では商いが減少
という下げゴリモードが継続中と言えます。
従って明日が商いの伴った上昇となれば、
リスク覚悟で割り切って勝負するのもアリと言えますが
ここまでの下落局面を上回る商いを伴った上昇が週明けも継続しないことには
アテにならないので、明日も値動きを把握している個別銘柄以外は、
警戒モードで構えておくのが無難でおます。

テーマや政策関連の環境としては好環境が続いているのですが、
先にも述べた通り、地政学リスク等のテンコ盛リスクは何ら解決されておらず
新興市場も無視は出来ないので、今はシンプルに動きましょう。

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