不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
キナ臭さ、胡散臭さ、辛気臭さ
こんばんはです。

用事で九州に行っていた間に、カリブ海ではなく日本海において、
プチ・キューバ危機でも起きそうな動きになっております。

先週末は九州に向かう新幹線の中で株価を携帯でチェックした瞬間、
日本株が暴落を始めたので、まさか・・・・
トランプマンとガキデカ(習近平)が殴り合ったのか?
と思っていたら、サリン疑惑で危ういと思っていたシリアに対し、
トランプマンがミサイル攻撃を食らわす事態が・・・

その夜には雇用統計と米中首脳会談の2日目も控えていたので、
改めて忙しい時期に相場を離れるなぁと思っていたら、
翌日には米中首脳会談を終えたトランプマンが、
原子力空母のカールビンソンを北朝鮮に向けて出撃させたと・・・

こりゃあ用事が済んだら、さっさと九州から戻ろうと思っていたら、
私の勘違いで滞在が一日多かったことが判明・・・(笑)
ということもあり、昨日は記事が更新できませんでした。

そんな私のドタバタはともかく、市場ではキナ臭さが増しており、
日本市場では東芝のせいで胡散臭さと辛気臭さが増しております。

胡散臭さと辛気臭さは後述するとして、
キナ臭さについては、テロと有事には買い向かえとの格言かの如く、
カリアゲミサイルいつものことやからとか、
まさかトランプマンもシリアの様に北朝鮮は攻撃しないだろうとか、
冷静「風」な意見も多く見られますが・・・果たしてそうなのでしょうか?

先に述べた通り、ひさし頭(トランプマン)がカリアゲ頭を威嚇するために、
原子力空母カールビンソンを日本海に向かわせており、
25日に到着とか、航行速度からだと13日には到着できるとも・・・

いずれの到着にせよ、睨み効果(抑止力)を発揮すればいいのですが、
カリアゲ頭にとっては本日が最高人民会議、15日が金日成誕生日、
25日が朝鮮人民軍創設記念日、5月9日が韓国大統領選
というイベントを控えているという弱腰を見せられない状況だけに、
睨みを無視してミサイルをぶっ放したり、核実験を強行するようだと、
トランプマンにとっては睨みを無視されてメンツを潰されることになり、
しかもせっかく支持された軍事面での強い大統領アピールも揺らぐので、
後に退けなくなり、撃ち返さざるを得なくなりますからね・・・

そうなるとシリアのように遠い国ではなく、隣国で起きることであり
しかも同盟国の米国がカリアゲと対峙するわけですから、
カリアゲの反撃の矛先が韓国や我が国に向けられる可能性も大いにあり、
しかもカリアゲミサイルは核搭載技術もあると言われているだけに、
カリアゲミサイルはいつものことだとは言ってられないです・・・

つまり米空母カールビンソンが引き返さずに日本海へ到着してしまうと、
トランプマン、カリアゲマン双方共に望む望まざるを関係なく、
イベントのタイミング的にも引くに引けない状況に陥ることになり、
どちらが動かなくとも、プチ・キューバ危機のような緊張状態が続きます

もしカリアゲマンが米空母を狙わずとも日本海にミサイルを撃っただけでも、
米国は黙ってるわけにもいかなくなるので、
市場でもカリアゲ騒動はいつものことやとは言ってられず、
少なくとも撃った瞬間は一時的にパニックとなりそうなのですが・・・
というスリリングな状況に陥りそうです。

しかも中朝国境に、約15万人の中国軍が展開しているとの「噂」も・・
まさか北のカリアゲを後方支援するためとかではなく
トランプマンがカリアゲを排除した後、
中国軍が北朝鮮を支配するためのような気もしますが、
とにかく米中首脳会談で合意しての行動なのか、中国の独断なのか、
噂やデマなのかわかりませんが、キナ臭さを増している要因ではあります。
韓国市場でも深刻な水準ではないものの、足元ではトリプル安気味でおます

以上の通りなので、テロと有事には買い向かえとは言いますが、
シリアはともかくさすがに北朝鮮で事が起きると・・・という感じです。

もちろんシリアを巡るキナ臭い動きも継続しており、
ロシアやイランだけでなくイスラエルやトルコ、他の中東諸国、
NATOや欧州までが首を突っ込むと、一気にキナ臭さが増すことになり、
同時にカリアゲリスクの連想ゲーム拡大にも繋がります。

今夜はG7外相会合最終日、ティラーソン米国務長官訪露(11-12日)
米議会が休会入り(23日まで)、明日はティラーソン米国務長官訪露最終日
トランプ大統領とNATO事務総長の会談、16日はトルコ国民投票
てな感じで、何かとシリアを巡っての蠢くイベントが多いですから、
北のカリアゲを含めてキナ臭くなっております。

欧州では23日に仏大統領第一回投票を控え(5月7日が決選投票)
29日には英国の正式なEU離脱を受けての臨時EU首脳会議があり、
交渉条件次第ではリアルハードブレグジットに陥る恐れは十分にあり、
欧州では景気は堅調ながら政治リスクが増しつつあります。

そして冒頭でも書いた通り、我が国では東芝のドタバタ劇のせいで、
胡散臭さと辛気臭さが増しております・・・

そもそも債務超過とか決算が期限までに提出とか以前に、
不正会計と言う名の粉飾決算を繰り返してきたことが、
上場廃止の争点にはならないことが不思議でしょうがないです・・・

新興企業ならば市場からも世間からも袋叩きに遭うだけでなく、
役員は臭い飯を食わされ、一発で上場廃止になるのに、
東芝に対しては、普段は新興企業に声を荒げる人もトーンが低く、
市場や世間の声もやさしく、実際の処分も呆れるほどの過保護っぷり・・
ほんとに大企業とか看板とか肩書とか好きな人が多いなと思うばかりです。

実際に必要な事業であったり、多くの従業員も抱えており、
潰すわけにはいかないという意見には十分に理解できますので、
国とか銀行がケツを拭こうと好きにすればいいのですが、
それは市場の外でやるべきでしょ・・・ということです。

新年度からは監査法人のお墨付きなしでの決算開示が可能となるのに、
それが認められない旧年度の決算をお墨付きなしで出す東芝を許すようだと
新年度からの決算を誰も信用せんようになると思うんですけど・・・
特に我が国の市場を牛耳るシビアな外国人達は・・・

どうやら東芝は引け後にお墨付きなしで決算を発表したようですが、
お墨付きなし(監査法人からの適正なし)の決算ってなんやねん(笑)
いつでもサジ加減な訂正が可能なただの自己申告の紙やがな(笑)
ほんまに理解に苦しみます・・・
1億歩譲ってエコ贔屓するのは自由にすればいいとしても、
頼むから市場内だけはフェアにやって欲しいものです。

そんな胡散臭い東芝劇場と青臭いカリアゲリスクのせいなのか、
海の向こうのキナ臭さやトランプリスクとも相まって、
日本株は辛気臭い薄商いが継続しておりますので、
未だ明確な方向感は見えない状況でおます。
海の向こうも含めると、単にガス抜きモードが継続中と言うことです。

そもそも最も重要なトランプマンの政策実行力に対する疑念は晴れておらず
先週からのゲンコツ(軍事攻撃)で支持率が上がるようであれば、
結果的に議会運営にも追い風となり、政策実行力も上がりますけど、
現時点においては支持率上昇となったのかは不明であり、
政策実行力に対する疑念は晴れておりまへん。

トランプマンの政策と共に市場の主役である米利上げのサジ加減についても
やや利上げ姿勢が鈍化していることで米債券高(米金利低下)となり、
それによってドル安基調も継続しており、それに対して米株が、
金利低下&ドル安バンザーイという御都合解釈とはならず、
先に述べたようなキナ臭さやトランプマン政策の実行力への疑念によって
米株安とまではいわないまでも揉み合いが続いているので、
動きとしてはトランプラリー(米債券安、ドル高、米株高)の巻き戻しが
いまだに継続しているということです。

ただし需給的には米債券とドルに比べて米株のガス抜きはかなり不十分であり
割高感も払拭されていないので、揉み合いで踏ん張っている米株は、
不十分なガス抜きと割高感を呑み込むような商いを伴った上昇とならない限り
いつガス抜きが起きてもおかしくなく、しかも足元では薄商いが続いており
米株の危うい状況に変わりはないです。

14日の米市場休場を前にした13日に米金融機関の決算が発表され、
来週からは米企業決算ラッシュが開幕となるので
好決算となれば割高感が払拭され、商い増加も期待できますけど、
現時点では決算も発表されておらず、以上の様なリスクも満載なので、
薄商いのまま米株の危うい状況が続いているのも仕方ないです。

個人的には崩れない(ガス抜きにならない)のが不思議ではありますけど、
それだけ期待も根強いということなのでしょうか・・・
15日が米個人確定申告期限という御都合もあるのでしょうか・・・
とにかくセルインメイの時期に合わせて、
今後はリスクイベントも満載なだけに、
できれば今のうちにガス抜きしておいた方がいいとは思うばかりです・・・

ちなみに我が国にとっての目先のリスクイベントとしては、
先に述べた以外のものでは、明日以降にでも詳しく書きますが、
週末にはSQ、週末というか中旬には米財務省半期為替報告書もあり
来週末からは国内企業決算も始まるので、
我が国が胡散臭いのはともかく、辛気臭いのは仕方ないと言えます。

ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、
以上の通り、海の向こうの満載なリスクが燻っているだけでなく
米株の危うさに変わりはないので、少々原油が堅調であろうとも、
トランプラリーの巻き戻し(米株安、米債券高、ドル安)が継続している限り
我が国では円高株安基調も継続するので、その日限りの勝負に留めましょう。
もし米株が商いの伴った上昇となれば、割り切って勝負するのもアリですが
現状の危うい状況では、日本株も含めて商い伴った上昇が「継続する」までは
慎重に構えておくのが無難でおます。

腰を据えて構えている方については、まだ余裕もあるでしょうから、
方向感が明確になる商いの伴った動きとなるまでは、
王者の風格で構えておくのもいいですが、
現状は巻き戻しモードであるのも事実なので、
商いの伴った米株安を始めとするトランプラリーの巻き戻し、
商いの伴った円高日本株安が継続するようならば、
目先のリスクイベント通過後の期待は置いといて、
割り切って撤退するのが無難でおます。

腰を据えて新たに参戦する方については、
先に述べた通り、キナ臭さやリスクイベントは満載であり、
市場の動きは巻き戻しモードであり、米株は需給を始め危うい状況なので
せめてシンプルに商いの伴った上昇が継続するまでは
腰を据えた新たな参戦は控えておきましょう。

新興市場については、現状は下落局面で商いが膨らみ、
上昇局面では商いが減少という下げゴリモードが継続中と言えますので、
シンプルにここまでの下落局面を上回る商いを伴った上昇が継続するまでは
値動きを把握している個別銘柄以外は、警戒モードを維持しておきましょう。
テーマや政策関連の環境としては好環境が続いているのですが、
先にも述べた通り、海の向こうを始めキナ臭さやリスク満載状態であり
新興市場も無視は出来ないので、今はシンプルに動きましょう。

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