不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今夜だけでなく中旬以降を見据えて
おはようございます。

本日の用事で九州へ行くので、朝から更新でおます。
市場では雇用統計や日中首脳会談等を控えた忙しい週末ではありますが、
週明けまでお休みさせて頂きます。

とりあえず今朝の状況をざっと見た限りでは、
トランプマンとガキデカ(習近平)の殴り合いは見られず、
ひとまず和やかに米中首脳会談が開催されているようですが、
やはりというか北のカリアゲ問題よりもシリアに目が向けられており
トランプマンも行動を辞さないなんてことも言っております。
そうなるとシリア政府を支援するロシアと米国の関係が、
いつか見た関係となりますし、ロシアと仲良くしている日本は・・・

そして共和党のライアン下院議長が税制改革について、
これまたやはりな展開と言うか、オバマケア代替法案なんかよりも、
税制改革の方が難しいでっせと言っております。
税制改革は野党の協力も得られるので簡単だとは言っておりましたが、
身内からの反対とか利害とか合理性を超えた反トランプ行動ならば
他の政策も同様に陥りそうであり、
依然としてトランプマンの政策実行力に対する疑念は晴れぬままです。

ということで、昨夜の市場を見ると米株は薄商いでの小幅反発、
需給面でのガス抜きが不十分なだけでなく割高でもある米株は、
税制改革での減税による業績の嵩増し期待すらも剥げつつあるので、
再来週から発表が本格化する米企業決算頼みとも言えます・・・

米債券とドルについては、米債券高(米金利低下)、ドル高とチグハグ・・
原油は続伸、金は反落、VIXは低下と緊張感はなく、
米株も含めると需給環境通りの動きとも言えますが、
チグハグな動きや米株の薄商いからもアテにはならない動きでおます。

英国は株安(商い増)債券安、欧州は株高(商い減)債券マチマチとなり
欧州市場は相変わらず政治リスクは感じられませんが
一方で英国はジワジワと怪しい動きも感じられなくもないです。

我が国としては昨日が先取りのように大幅安となったことに加え、
主役の米国市場がチグハグな動きながらも多少はドル高円安となったので
シカゴ日経平均先物は反発して帰って来ておりますが、
昨日が押し目だったとは言い難いです。

以上の通り、あくまでざっと見た限り、
海の向こうも明確な方向感は見えないですが、
トランプラリーの巻き戻しの動きが止まったとは言えないです。

そして次の大きなヤマ場は4月中旬から5月までと見ておりますが、
一応、今夜はキングオブ経済指標でもある雇用統計が発表され、
トランプマンの看板政策でありスローガンは「雇用創出」でもあり、
何よりイエレンおばさん率いるFRBが金融政策を決める上で、
物価、住宅と並んで最も重視する指標ではあります。

低調な結果となれば、利上げペースの鈍化観測を招き、
足元で続いている米債券高(米金利低下)が継続することでドル安も続き、
需給的にもガス抜きが不十分で割高感も指摘されている米株は、
来週末のグッドフライデーでの休場と再来週からの米企業決算本格化、
(米金融機関の決算は13日から)
これらを控えているのも相まって米株安となり、
いわゆるトランプラリーの巻き戻し(我が国は円高株安の加速)が、
加速する可能性が高いでしょう。

堅調な結果となれば、現状の利上げペースは年3回という観測は維持され
足元で続いていた米債券高(米金利低下)ドル安が反転し、
米債券安(米金利上昇)ドル高となり、
米景気は利上げが出来る程に堅調という理由で米株が買われ、
いわゆるトランプラリーの再開(我が国は円安株高ラリーの再開)
となる可能性もありますが・・・
米株のガス抜きが不十分で割高であることに変わりは無く、
再来週からの米企業決算発表本格化を控え、
そもそもトランプマンの政策実行力に対する疑念も晴れていなければ、
今夜の動きだけではアテにならんと言わざるを得ないです。
せめて需給と割高感を呑み込むようなゴリ商いにならないと・・・

そして今夜は米中首脳会談の二日目を控えており、
日本にとっては通商問題への飛び火と北の戦火の行方が心配な一方、
米国にとっては意外と何事なく通過しそうですけど、
さすがに会談が険悪に終わると、市場にとってはよろしくないでしょう。
会談の結果は明朝になるでしょうから、
結果次第では雇用統計後の動きも帳消し・上書きされることになります。

まさか九州滞在中に北のカリアゲ有事が起きないことを願いますが・・・
個人的にはというか世界的には、サリンを使ったとされるシリアの方が
ニュースとして大きく扱われており、冒頭でも書いた通り、
シリア巡る動きがキナ臭くなっております。

トランプマンとしても攻撃する大義はシリアの方が成立しそうですが
前政権との違いを強調したいトランプマンにとっては、
米中首脳会談もあるので、北のカリアゲに目が向いてそうであり、
北のカリアゲにとっても11日に最高人民会議、15日に金日成誕生日、
5月9日には韓国大統領選も控える時期だけに、強硬姿勢を続けそうです。
中東がザワつくとミサイルの売上も上がるでしょうしね・・・

そんな北朝鮮関連イベントだけでなく、
先に述べた通り4月中旬から5月までは、ヤマ場と言えるイベントが続くので
今夜の雇用統計と米中首脳会談を経て、市場がどちらに動こうとも、
ヤマ場までの短期的なものだと見ておいた方がいいでしょう。

ちなみに4月中旬から5月までのヤマ場イベントは、
来週の経済指標等も含めると以下の通りです。

10日 黒田日銀総裁講演、3月景気ウォッチャー調査、小売等の決算
    米3月労働市場情勢指数、米3年債入札、G7外相会合

11日 東芝の決算を含む「四半期報告書」の提出期限、小売等の決算
    北朝鮮最高人民会議、G7外相会合、米10年債入札

12日 小売等の決算、
    中国3月消費者物価&生産者物価
    トランプ大統領とNATO事務総長の会談、米30年債入札

13日 ユニクロ始め小売等の決算、30年債入札
    中国3月貿易収支
    JPモルガン、シティグループ、ウェルズ・ファーゴの決算

14日 SQ、小売企業決算一巡
    グッドフライデーで米、英、欧等の各市場が休場
    米3月小売売上高、米3月消費者物価

15日 米個人確定申告期限、米予算決議期限(もはや意味なしですけど)
    金日成誕生日

中旬  米財務省半期為替報告書

16日 トルコ国民投票

17日 米企業決算本格化

18日 日米経済対話

20日 安川電機決算

21日 米SQ、IMF・世界銀行春季総会(21-23日)

22日 IMF・世界銀行春季総会(21-23日)

23日 仏大統領選第一回投票、IMF・世界銀行春季総会(21-23日)

25日 日本電産決算(国内企業決算本格化)
    朝鮮人民軍創設記念日

27日 日銀金融政策決定会合2日目、日露首脳会談(安倍首相が訪露)
    ECB理事会

28日 国内企業決算1発目のピーク、
    米主要企業決算が概ね一巡(翌週も続く)、米17年度暫定予算期限

29日 日本はGW入り(7日まで)
    英国のEU離脱に関する臨時EU首脳会議

30日 トランプ大統領のハネムーン期間終了

5月中 具体的な米予算教書提出(予定)
    トランプ政権が1兆ドル規模のインフラ整備計画関連法案提出

 3日 FOMC2日目

 7日 仏大統領選決選投票、独シュレスビヒ・ホルシュタイン州議会選挙

 9日 韓国大統領選

12日 SQ

15日 国内企業決算一巡、45日前ルール該当日

土星逆行(4月7日ー8月25日)、水星逆行(4月10日ー5月4日)
満月(4月11日)、金星逆行終了(4月15日)、
冥王星逆行(4月21日ー9月29日)、新月(4月26日)
満月(5月11日)

以上の通りなので、繰り返しになりますが、
今夜の雇用統計と米中首脳会談を経て、市場がどちらに動こうとも、
中旬からのヤマ場までの短期的なものだと見ておいた方がいいでしょう。

そして私としては、中旬からのヤマ場までは、
ガス抜きモードが続くと見ておりますが、
本日の我が国、今夜から週末までの海の向こう、週明けの我が国
これらを受けた市場の動きを見た上で、改めて週明けに記事を書きます。

それでは良い週末をお過ごしください。

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