不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
ドキドキ感はないものの巻き巻きとリスクは継続中
こんばんはです。

本日も変わらず巻き巻き相場が継続しております。
私事ながら明日は朝から用事で九州に行くので、ドキドキな巻き巻き相場は
リアルタイムで見れる来週からの方がありがたいのですが、
本日は商いが伴わずドキドキ感の乏しい単なる巻き巻き相場だったからこそ
週末でもある明日がドキドキ巻き巻き相場になる可能性もあるだけに、
明日をリアルタイムで見れないのが残念ではあります・・・

そんな私事はともかくとして昨夜の米国市場は、
一時的にナスダックが史上最高値を更新すると共に
ダウは約200ドル高となる場面もありましたが、終わって見れば・・・
ダウはピークから約240ドル下げての安値引けとなり(41ドル安)
米株主要3指数は反落で終えることに・・・

動くきっかけとしては、
寄り前に発表された堅調なADP雇用が受けて快調に始まったものの、
ISM非製造業が市場予想を下回ったことでやや足踏みの動きとなり、
さらに原油在庫をきっかけに油が垂れたことでも足を引っ張られ、
最後に薬抜き観測の高まるFOMC議事要旨が発表されたのをきっかけに
米株は冒頭で書いたように転落したという感じです。

米債券とドルについても同様のきっかけで動くことになり、
米債券高(米金利低下)ドル安に転じて終えており、
いわゆるトランプラリー&油高ラリーが全て反転する動きに・・・

そして本日の日本株は親分米国に忠誠を尽くすかのように、
持ち前の子分肌を発揮して過度に忖度したのか、
世界の景気敏感株として世界のリスクを一手に受け止めたからなのか、
それとも国内独自のリスクを抱えているのか、
とにかく米株の崩れた流れを受け継いだだけでなく、
世界でも際立つ弱さを見せつけての大幅安で引けており、
日経、TOPIX共に1月安値を割っております。

本日は空売り比率も45.3%と過去2番目&今年最高の水準となり、
3月29日から7日連続で40%を超えており、27日の41.2%、
28日の39.1%も含めると、ほぼ9日連続とも言えるので、
好意的に見ると、買戻しの燃料はタップリであり、
他の過熱とは言えない国内の需給環境等も含めると
本日が底打ちなのか・・・という感じにも見えますが、
いかんせん国内だけでなく海の向こうも商いが膨らんでおらず、
セリクラ感は皆無であり、悲観ムードも乏しいですから、
(米株の需給的なガス抜きが不十分なのも変わりない)
昨年11月から始まったトランプラリーの局面では、
空売り比率が40%を超えたところが押し目という規則性もありましたが、
現状は単に旺盛な売りが続いていると捉えていた方がいいでしょう。

以上はあくまで昨夜の動きときっかけと需給面だけの話なので、
当然ながら背景にあるトランプマンの政策実行力に対する疑念は晴れておらず
昨夜は狂人と言われていた側近のバノンを更迭したりと、
共和党内の対立だけでなく、チームトランプマン内でもゴタ付いているので
政策による米景気拡大や企業業績拡大期待が萎みつつあり、
企業決算の本格化も再来週からなので、足元のマクロ環境が堅調という以外は
割高な米株を正当化するほどの状況ではないと言えます。
(米株は需給面でもガス抜きが不十分です)

FRBの薬抜き姿勢や利上げ姿勢が一定とならない日替わり定食な観測も、
市場に直結するリスクではあります。

そして欧州の政治リスクについても、市場は未だシカト状態に近いとは言え、
英国はリアルなブレグジットに陥る流れになりつつあり、
EU離脱ドミノを招く可能性のある仏大統領選も23日に控え、
どちらも結果的に平和に終わったとしても、
イベントが近づくに連れて市場を動かす口実として騒ぐでしょうから、
これから徐々に欧州政治リスクへの警戒感が高まっていきそうです。

地政学リスクについても、サリンを使用したシリアに対して、
トランプマンだけでなく国連も動きつつあり、
我が国としては挑発行動を続ける北のカリアゲリスクも高まっております。

まさかカリアゲマンが米国と戦争なんて・・・と思いますが、
未だ情報化とは隔絶された得体の知れない国でもあり、
国民が本気かどうかはともかく、表面的には狂信的な独裁国家であり、
兵糧攻め(経済制裁)で疲弊した国でもあるわけですから
かつて疲弊して狂信的に米国を相手にケンカを売った日本のように、
国益や利害、合理性などは関係なく行動を起こすのか・・・とも思うだけに、
米国が先制攻撃に動かずとも、意外にカリアゲマンから動く可能性も・・・

今夜からはトランプマンとガキデカの会談(米中首脳会談)が開催され
カリアゲマン騒動が議題となるようですから、
ガキデカがトランプマンの先制攻撃を容認することはないでしょうけど、
物別れに終わるようだとトランプマンが独断で動く可能性もあるだけに、
ほんまに有事が起きるとなると、日本はほぼ当事国とも言えますから、
これまでのように有事には買い向かえとまでは言えないですからね・・・

市場にとってはガキデカがカリアゲの首根っこを抑えることを約束することが
最も平和な結果と言えますが・・・
他にも今回の会談で通商問題が議題に上がらなかったとしても、
会談が険悪な結果で終わると、いずれは通商問題に飛び火するとの思惑が走り
トランプマンの外交政策への疑念も高まるので
米中首脳会談をきっかけに市場が動揺する可能性はありますからね・・・

そして国内に目を向けても、北のカリアゲマンリスクや対米通商政策リスク
国内政治リスクもスクールウォーズ騒動が多少は尾を引いており、
企業業績についても、先日の日銀短観での業績見通しは、
市場で蔓延している来期2桁増益ではなく減益となっているので、
再来週末から本格化する国内企業決算を確認しないことには
日本株が割安とは言えなくなりつつあります。
当然ながらトランプラリーの巻き戻しが続くとドル安円高も続きますし、
以上の様なリスクが燻っているだけでなく大きくなると、
リスク回避の円買いの動きも加速するので、国内企業業績への重石となります

以上の通り、市場の動きやきっかけ、需給環境に合わせるかのように、
後付けであろうと国内外のリスクが日増しに意識(口実)されつつあるので、
トランプマンの政策実行力に対する疑念が晴れることを始め、
これらの国内外のリスクが鎮静化するか、需給面でのガス抜きが終わるまで
現状の巻き戻しモードは続くことになるでしょう。

ということで、明日のスタンスについては・・・

週跨ぎでの持ち越し短期勝負の方については、小難しい背景もありますが
とにかく商いの伴った米株高、米債券安(米金利上昇)ドル高、原油高
というトランプラリー&油高ラリー再開となり、
我が国も薄商いでのショートカバーではなく、
商いの伴った円安株高ラリー再開というように空気が一変しているならば、
割り切って勝負するのもアリですが・・・
以上の通り、明晩の雇用統計と米中首脳会談を含めイベントはテンコ盛であり
そもそもトランプマンの政策実行力に対する疑念は何ら晴れておらず、
地政学リスクも燻ったままであり、米株の割高&ガス抜き不十分も変わらず、
現状の商いを伴わない動きでは明確な方向感も見えないので、
明晩が商いの伴った動きとなるかを見極めてから勝負するのが無難です。
当然ながら現状の巻き戻しモードが継続していれば(我が国は円高株安)
主役材料であるトランプマンの政策実行力に対する疑念でも晴れない限り、
良からぬ流れは続くでしょうから、その日限りの勝負に留めておきましょう。

腰を据えて構えている方については、
国内外共に商いの伴った明確な動きが「継続」するまでは、
まだ余裕もあるでしょうから、ひとまず王者の風格で構えておけばいいですが
明日が商いを伴ったリスクオフ(円高株安)となれば、
次のヤマ場である4月中旬から5月まで深い調整もあり得るでしょうし、
万が一(何チャラショック)というのもありますので
明日で一旦は撤退するというのも選択肢ではあります。

腰を据えて新たに参戦する方についても、腰を据えるのであればこそ、
商いの伴った明確な動きが「継続」するのを見極めてから動くべきなので
明晩の海の向こうと週明けの動きを見極めてから動くのが無難でおます。
割安中小型で腰を据える方も同様です。

新興市場については、もはやつべこべ言わず、
シンプルに現状は下落局面で商いが膨らみ、上昇局面では商いが減少
という下げゴリモードが継続中と言えますので、
ここまでの下落局面を上回る商いを伴った上昇が「継続」するまでは、
値動きを把握している個別銘柄以外は、警戒モードを維持しておきましょう。
テーマや政策関連の環境としては好環境が続いているのですが、
今はシンプルに動きましょう。

お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。


スポンサーサイト

コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2017 不沈艦日記. all rights reserved.