不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今夜からの海の向こう次第ながら、国内では・・・
こんばんはです。

アベノミクス相場が始まって以来、新年度初日は下がっておりましたが
本日は上昇して終えており、素直に喜ぶべきなのか・・・
それともアベノミクス相場に異変が起きていると捉えるべきなのか・・・

そういえば、本日のお気楽上昇とは異なりますが、
韓国とのこじれた慰安婦問題が解決してないのにも関わらず、
安倍ちゃんマンは召還していた韓国大使を戻すようです・・・

何やら北の狂人(カリアゲ)はあえて偵察衛星に見えつけるかのように、
露骨に大規模な核実験をやらかす素振りを見せており、
6-7日の米中首脳会談と11日の北朝鮮最高人民会議を前に
またしても「9」の日である4月5日にやらかすとの噂も・・・

先週はトランプマンが、中国はアテにならんので、
単独で北のカリアゲにヤキを入れるのも辞さないとほのめかしており、
先月はティラーソン国務長官の日中韓行脚(先週はNATO外相理事会出席)
4月末まで続く米韓合同軍事演習、6-7日の米中首脳会談、
そして謎とも言える我が国の韓国大使の召還解除・・・

まさかトランプマンは米中首脳会談を前にカリアゲにヤキを・・・
それとも米中首脳会談でガキデカ(習近平)に対し、
北のカリアゲにヤキを入れる断りを入れて・・・いやいや、
北のカリアゲを何とかしないとワシらでヤキを入れるぞと強硬に迫り、
色よい返事を貰えないと、それを口実にヤキを入れるつもりなのか・・・
それに備えて韓国大使を戻しているのか・・・

まさかとは思うのですが、繰り返し書いている通り、
トランプマンの支持率低下が続いており、
米国では支持率回復のためのベタな手法である強さのアピールとして
軍事行動に踏み切ることはよくあることであり、
かつてのように米韓軍事演習がそのまま有事へというのもあるだけに、
中東も含めて何だかキナ臭いオイニーが漂っております。

安倍ちゃんマンにとっても森友学園問題やテロ等準備罪から目を逸らせるし
最大目標である憲法改正に向けては、皮肉にも有事は追い風になりますので、
あくまでカリアゲの反撃が日本に降り注がないことを前提とするならば、
不謹慎ながら日米双方にとっては都合の良い有事と言えなくもないです・・

そんなキナ臭さも漂う中で本日の日本株は上昇していたので、
ありがちな「有事のドル買い」とか「有事には買い向かえ」なのか・・(笑)
さすがに北朝鮮有事はそうとも言ってられないと思うのですが・・・

くれぐれも単なる韓国大統領選を牽制するための大使の召還解除であり、
実際に有事が起きないことを願うばかりですが、
本日は先週後半のような後場から崩れる展開とは逆に、
後場から盛り返す動きとなりましたが、売買代金は2.2兆円と薄商い・・
値幅も含め本気の買いとは言えない非力であり、
買戻しレベルと言わざるを得ないです。

そして本日は以上の様な推測も多分に含まれるキナ臭いシナリオではなく
企業の実態というかマインド部分である3月調査の日銀短観が発表され
市場ではよくありがちな無視される展開ではありましたが、
意外と決算発表との整合性は高く、中長期的には重要と言えます。
(下旬からは国内企業決算シーズンも控えてますので)

中身を見ると、メインである業況判断DIは、
先行きがイマイチながらも(いわゆる保守的な見方になりがち)、
足元を含めてそれなりに堅調なマインドを維持しており、
設備投資計画もそれなりに堅調なのですが・・・

市場では来期業績見通しが2桁増益の観測が蔓延しているからこそ、
日本株が割高感ではないとの裏付けになっているのですが、
本日の日銀短観の2017年度の売上・収益計画では・・・

製造業  売上1.4%増、経常0.3減、純利益1.7%減
非製造業 売上1.4%増、経常0.1減、純利益3.0%増
全産業  売上1.4%増、経常1.1減、純利益0.7%増

見ての通り、保守的だったとしても、ムムム・・・という感じでおます。

2017年度の想定為替レート(1ドル)についても、
通期108.43(上期108.45円 下期108.42円)なので
現状の為替水準と比べると保守的に設定しており、
製造業の業績見通しには上振れ余地があるとも言えますが、
さすがに2桁増益というのは無理があります。

従って17年期見通しを含む企業決算と企業想定為替レートは、
4月下旬からの決算ラッシュで発表されますが、
それまでは業績への影響の基準となるのは短観の1ドル108.43円であり
業績見通しも短観の見通しが目安にはなります。

以上の通り、国内環境としては、需給環境だけは過熱に程遠い状況ですが、
政治は安定しているものの、キナ臭さが漂っていたり、
マクロ環境(経済指標)は欧米諸国に比べると見劣りしており、
本日の日銀短観でミクロ環境(企業業績)にもややケチが付いたことで、
日本株のバリュー面での優位性にもケチが付いているので、
国内独自の材料だけでは需給環境を活かし切れず、世界の景気敏感株通り、
日本株は海の向こう次第という状況が続いていると言えます。

そして海の向こうでは欧州の政治リスクが燻っており、
英国市場はリアルブレグジットになりそうなオイニー漂う動きもありますが
仏等の欧州は政治リスクどころか財政リスクすらもシカトする動きなので
やはり主役はトランプマン率いる米国と言わざるを得ず、
特に需給面でのガス抜きが不十分な米株が市場の鍵を握っていると言えます。

そんな米株の動きを決めるのは、トランプマンの政策動向が第一ですが、
冒頭で書いた支持率低下と共に議会で法案を通過させる力も削がれつつあり
議会を通さない強権・・・いや大統領令には司法の横槍が入っており、
トランプマンの政策実行力に対する疑念が高まっているとしか見えませんが
市場では減税策(税制改革)への期待と楽観見通しがあるのも事実なので、
トランプマンの政策実行力に対する疑念は差し引きゼロだったとしても、
米株にとって第二の材料はFRBの金融政策となります。

御存知の通り、現状は市場にとって負荷にもなる利上げ路線に入っており、
年三回の利上げまでが見込まれておりますが、
そんな負荷(利上げ)に耐え得る裏付けとなるのは、
堅調な米国のマクロ・ミクロ環境ですから
今週は今夜のISM製造業や週末の雇用統計を始め、
月初恒例の重要な米経済指標(マクロ指標)の発表が控えており、
来週からはミクロ面である米企業決算シーズンが開幕するので・・・

これらが利上げに耐え得ることを裏付ける堅調結果となれば、
トランプマンの政策実行力に対する疑念さえ晴れると、
米国市場は米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高(油高も)
というトランプラリーが再開する可能性もありますが、
米株はガス抜きが不十分なので、商いを伴うことが必須でおます。

一方、これらが低調な結果になると、
トランプマンの政策実行力に対する疑念やガス抜き不十分な米株とも相まって
トランプラリーの巻き戻しだけでなく、
商いの伴ったリスクオフとなる可能性が高くなります。

今週としては、トランプマンの政策実行力に対する疑念が、
晴れるきっかけとなるようなイベントはこれといって見当たらず、
米中首脳会談もリスク要素の方が強いので
(日本にとって米中関係がどちらに転んでもリスクとなる可能性が高いかも)
まずは今夜のISM製造業を始めとする米経済指標が、
米金融政策の利上げ路線に耐え得る堅調な結果になるのか
それとも火に油となる低調な結果になるのか・・・の確認からとなります。

私としては、少なくともガス抜きモードは続くと見ております。
本日の日本株は上昇したので説得力にやや欠けますけどね(笑)

ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、
以上の通り、危うい米株を含む今夜の米国市場を経て、
商いの伴った米株高、米債券安(米金利上昇)ドル高、原油高
というトランプラリー&油高ラリー再開となり、
我が国も商いの伴った円安株高ラリー再開となれば、
割り切って勝負するのもアリですが、今週は米経済指標テンコ盛りなので
まずは継続は力なりということで、明晩も米国市場が継続するかどうか・・
を見極めてから勝負するのが無難でおます。
当然ながら今夜の米国市場を経て、
トランプラリーの巻き戻しとなっていれば(我が国は円高株安)
トランプマンの政策実行力に対する疑念でも晴れない限り、
その日限りの勝負に留めておきましょう。

ちなみに今夜から明後日の寄り前までという超目先の重要イベントとしては
今夜は欧州議会本会議(3-6日)、米エジプト首脳会談
米3月ISM製造業、米3月新車販売、
投票権を有するNY連銀総裁とフィラデルフィア連銀総裁講演
明日は日銀短観の企業物価見通し、10年債入札、中国清明節で休場、
ユニクロ3月月次売上高、小売企業決算&3月月次売上高、
明晩はドラギECB総裁講演、米2月貿易収支、米2月製造業受注、
明後日の寄り前は特に無いので、ISM製造業、ユニクロの月次、
ドラギ講演、米貿易収支が特に重要でおます。

腰を据えて構えている方については、
現状は商いの伴ったトランプラリー&油高ラリーの巻き戻しでもなく、
かといって明確なガス抜きモードとなっている程でもないので、
国内外共に明確な動きが「継続」するまでは、
ひとまず王者の風格で構えておけばいいでしょう。
ただし余程の商いを伴ったトランプラリーの巻き戻し(日本は円高株安)
とれば、一旦は撤退するのもありです。。

腰を据えて新たに参戦する方についても、腰を据えるのであればこそ、
明確な動きが「継続」するのを見極めてから判断した方がいいので、
明日については新たな参戦は控えておくのが無難でおます。
割安中小型で腰を据える方も同様です。

新興市場については、値動きとしては反発が始まった様にも見えますが、
商いを見ると、下落局面で商いが膨らみ、上昇局面では商いが減少
という下げゴリ(資金流出)モードが継続中と言わざるを得ず、
本日も商いを伴った反落ですから(JQは商い減での反落)
商いを伴う続伸となった2部はともかくとして、
マザとJQはシンプルに商いの伴った上昇が継続するまでは、
値動きを把握している個別銘柄以外は、警戒モードを維持しておきましょう

ちなみに新興市場を取り巻く環境としては、国会は停滞中ですが、
政策やテーマに絡む官民イベントは今週も含めて今後も盛り沢山なので、
少なくとも決算シーズンまでは好環境が続いていると見ておりますが、
現状は海の向こうと主力大型株が商いの伴うリスクオフとなると
新興市場も避けられないので、米国と主力大型株の方向感が明確になるまでは
慎重に構えておいた方がいいでしょう。

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